第2話
とういは一人暮らしをしている部屋の入口を開けるとびっくりした。
景色が変わっていて、びっくりした。
「え、ええええええええ」と目が飛び出すくらいびっくりを通り越してもはや、昨日から続く頭痛もどこかにいきそうだったが、そんな頭痛よりも今の状況を飲み込む方が必死だった。
とういは全裸入口を開けると、いろんな人種の種族が入り乱れて、ヨーロッパの街並みになっていた。
犬の姿をした二足歩行の今の自分と同い年くらいの子供が近寄ってきた。
「君は何で全裸なの。」
ただでさえびっくりしているのに、そんな事言われるとこっちもびっくりする。
とういは今の状況を理解できなかった。
ちょっとよくわからないと言おうとすると、見知らぬおばさんが近づいてきた。
「ユニカ新しいお友達かい?」
とういはこの子の親と思ったが違うみたいだ。周りにこの子以外いない。
「僕の名前とういだし。」と心の中でおもいながらこいつは誰だと思い、営業の知恵を使いながら話を合わせて話を進めて犬みたいな
子の名前も聞けてまた遊ぶ約束をしたが、全裸で話す俺は完全に不審者だと思った。
おばさんが家の中に入ってこようとする。入ってこようとするのを必死で止めた。
「勝手に入ってくるなよ 俺の家だぞ」と子供ながらに必死だった。この世界では、俺の親代わりらしい、よく見ると部屋の間取りも変わっていて、おばさんは今頃になって服を出してくれた。
この世界の俺の名前はユニカらしい。どうりで話が合わないわけだ。
そんなことを理解できないまま数日が過ぎたある日、この世界には一人6歳で能力に開花することをおばさんに教えてもらった。
この能力開花で人生が決まるらしい。自分自身初めての気分でどんな能力でもこのおばさんから逃げ出して旅しようと思っている。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます