第3話 猫とお買い物

前書き


可愛い猫とお買い物♪


子供の頃の可愛いボルネオール姉妹♡


****************


今日はシルバーと一緒にお買い物です。




母様の知り合いの『猫愛好家』さんの紹介で猫グッズ専門店【キャツンロール変な名前】に来ました。

お店は、高級商業地区にあります。




お店に来たのは母様と私達姉妹。

他に執事のアレンと私付きメイドのミリアと姉付きのメイドのモリリン。




そして、執事見習いのアーク。




御者のポルトは、馬車置場で待ってます。




お店の中は、猫愛好家にとって正に天国。

猫ベッドや猫用食器など沢山の猫用品。




お店の奥には、猫耳カチューシャに尻尾付きのドレス。

猫耳付きブリムに尻尾付きのメイド服が子供用から大人用までズラっと並んでいます。

中には、数点男性用のもありましたけど……




こちらの担当店員さんは皆んな、猫耳を付けています。




私、猫は好きだけどコレにはちょっと引きました。

それと良く見たら、店員さんは猫獣人さんでしたわ。




何人かお客さんもいるみたいですけど。

どうやら猫科の獣人さん達のコミュニティも兼ねているみたいで、カフェもあります。

掲示板もありました。




猫耳カチューシャを、試着している人もいました。




あら?

あれって母様!?




み…見なかった事にしよう……。




そっとその場を離れ、キャットタワーコーナーへ向かう事にしました。




そして私は、そこでとんでもないものを、見てしまいました。

そこには、キャットタワーに登ろうとする幼女がいたのです。




姉でした。

メイドのモリリンに取り押さえられていましたけど。

確かに登ったら楽しそうですが、ここでやるのは勘弁して欲しいです。




結局、猫飼育セット1式。

キャットタワー(特注)。

猫耳カチューシャと尻尾のセット(子供用)×2。

たぶん姉の……




数日後、お屋敷でキャットタワーにシルバーと猫耳カチューシャと尻尾を付けた姉が登って遊んでいました。




私ですか?

アレを付けるのは断固拒否しましたが、一緒に遊びましたよ当然じゃないですか。




その後、【キャッツンロール】ではキャットタワー兼子供用遊具【ニャングルジム】が販売されました。





商魂たくましい、とはこの事でしょう。

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