1.犬と肉と泉の女神 後編

「あんたねぇ、あんたが肉をおとさないといつまでたっても私が出てこられないじゃない!仕事奪うな!私はこれで生計立ててんのよ!」

キレ気味の女性が急に川から現れました。そうです。出張で川に来ている泉の女神です。

わんわんわんこんなのきちゃった

わんわんどうすんだよこいつ

「言っておくけど、私犬語分かりますからね」

ギク!となる二匹。

わんわんわんわん元はと言えばわんわんわんわんわんわんわわんこいつが肉を渡せば済んだ話だったんだ!」

わん何だとわんわんお前こそ!!ぐるるるぐるるる

責任転嫁が始まりました。泉の女神も、意味がわかるだけにどうしたらいいかわからず焦っています。

「ぐるる」

「ぐるるるる」

流石にここで喧嘩をされると話が何が何だかわからなくなる気がしたので、止めに入ることにしました。

「ちょっとやめなよ」

がおがおがおうるせえなあ!!ぐるるがおがおわおんわおんお前だけ違う物語が原典なんだからさっさと帰れ!」

わおんわんわんわん本当は思ってないと思うんですけど、わわんわんわんわんわんわんわおんわおんわんわんわわんあなた人の斧勝手に選別して、本人の意見聞かないの、神の器じゃないからって言いたい話だと思います

「「いぬぬわんすいません」」

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