「僕」を使うのはやめるよう言われたことをキッカケに、学校に行くことができなくなってしまった主人公のみどり。
彼女はとっても真面目で普通の子にならなきゃと思っています。
でもそれが出来なくて、彼女は悩みます。
そんな彼女はある日、駅の広場である人に出会って……
駅の広場で主人公がある人とかわす言葉が秀逸です。
学校に行けなくて悩む子供の視点だけでなく、子どもに対する親の視点も間接的に垣間見えました。
それをキッカケに、この問題は当人である子どもだけでなく、親、ひいては周りの人たちの意識の問題が大きそうだと気付かされました。
なかなか気づけない視点をくれる物語で、オススメです☆