【04】第2話 : 本物の招待客〈1〉
『ぐはぁああああああああ!!』
男が
─これで、4人目かぁ…。
くそう!!
俺は、ただ見ている事しか出来ない。
「でっ! その時、パウル神父が着用していた
デスマスク
だが、事件当日の
─残すは、年配の夫人、飲んだくれのオッサンと俺を
当初から全ての招待客7人は、デスマスク
「
赤ザマス!
本当に見たザマスよ! わたくしは!! 」
お金持ち風の夫人は、必死に成って答える。
「赤…。 うぅぅん…。
正しい! 正しいですぞ!
「なっ…なら、わたくしが本当の
彼女は、
「
実に
しかし残念ながら…私が
彼は冷たく見つめ返すと、
『うぐぐぐぁぁぁぁぁぁぁぁあ!』
突然、夫人は、
「わたくしの、こ…
彼女が
唯一、一人同席する
─どう言う事なんだ…。
答えが正しくても、殺されてしまうのか!
もっとも、
この原則さえ分かれば、今、体を支配している正体も分かり、
現在、招待客の全員、何らかの原則下に置かれており、彼の
デスマスク伯爵は、殺しに慣れている。
体を支配出来る
だが、実際は舌を噛み切った所で人は死な無い。
数分で、切断面は血で固まってしまい、出血多量死は有り得ない。
そこで、
一見、地味に思えるが確実な殺害方法であり、そして何よりも
─殺しのプロのする事だ…。
チキショー。
こりゃあ…
リザ・ブーの
あの
話は、一週間前のアイアン・バージンに
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