正神教が、大陸の経済流通と教育倫理に食い込み、恩恵を受ける国地域が多数あるために、ゼンバガンズ地方のみでは正面きっての対立は不可能なところが大きい、という設定になっております。
敵対的な拒否をすると大陸の商圏から切り離されてしまってよほどの地力が無いと潰れてしまうため、対外的に問題のない拒否理由が必要となります。

また教会側としては「魔王討伐」を題目に自身の、事によって教会内の発案者の栄達が目的であることが示唆されております。
なので、とにかく入り口をこじ開けようとしている段階であるわけであります。

作中、分量から省いた部分、単純に筆者の考察不足もありますが、双方の行動意図はこのような関係を想定しておりました。

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