第十七話:悪魔祓い
マリアーナやみんなの様子がおかしかったのはマリアーナに悪魔が取り付いたからだとあのあ女神は言う。
「だからマリアーナの態度がおかしかったのですわ! 彼女は私のマブダチ、いえ、恋人ですわ! 絶対に救い出して見せますわ!!」
とは言え、私の使える魔術何てたかが知れている。
マリアーナの様に上級魔術何てまだまだ使えない。
だから私は有る事を考えた。
そう前世での悪魔退治の方法を!
「と言う訳でマリアーナ! あなたにとりついている悪魔を払ってさし上げますわ!!」
びしっ!
教室に着くなりマリアーナを中心に取り囲んでいるみんな共々指さす。
「リリアーヌ様‥‥‥ やはり、気付いたか‥‥‥ この中で、この世界でお前だけは私の支配が効かない‥‥‥ 許せない、そんな事は許せない!!」
ぶわっ!
途端にマリアーナから真っ黒な霧が噴き出る。
それは一瞬でこの教室を包む。
「リリアーヌ、お前を取り込んで私の世界を成就する。この世界は私の予定通りでなければいけないんだ!!」
「マリアーナ! 目を覚ましてですわ!!」
マリアーナの周りにいたみんながまるでゾンビの様にこちらに向かって動き出す。
「くっ! こうなったらですわ!!」
私は向かい来るそれらに奥の手を使うのだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます