気付いた頃には

俺はお前が羨ましかった。

いつも笑顔でいろんなことに挑戦するお前が。

そんなお前が俺を頼ってくれることが嬉しかった。


そんなある日......


「聞いて!彼氏ができたんだ。」

「そうか。おめでとう。」

「ありがとう!相談相手になってくれたおかげだよ。」


そうか、俺は羨ましかった訳じゃなかったんだな…。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

140文字小説 神代雪津 @setu_kamisiro

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ