拝啓、終わりなき戦いへ
無数に広がる星々の下で
過ぎた日々に想いを寄せる
戦い半ばで生き別れた人や
果たせなかった思いの数々に
結局生きるか死ぬかって言うのは刹那の話で
そして大抵の場合は望んだようにならない
だからそこに理不尽って奴が同居して
後悔って奴が「元気出せよ」と同情する
そいつらを「うるせえ黙れ」と手を払ったって
残るのはどうせ空虚だけで
それで余計にいたたまれなくなって
明かりない夜に喰われていく
「願えば叶う」って言葉は信じないぜ
願ったって運命って奴には逆らえない
だから僕はこうして明日を願うしか無いんだよ
もうすぐ終わるこの世界にさ
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