ディクテーション、暗誦、苦行みたいな勉強法はもうやめよう

音読、暗誦、シャドーイング、ディクテーション、苦行みたいな勉強をまだ続けているの!?

まず注意事項として、この記事の前半部分はTOEIC500点代以上、英検2級レベル以上の方に向けています。


それ以下の英語力の方はこのとおりではないので気を付けてください。


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英語勉強の落とし穴

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TOEIC高得点を夢見て勉強を続けている方には、下記のような勉強をしたことがある、もしくはしているよ、という方が結構いらっしゃると思います。


●ディクテーション

英文を聞いて書き取る勉強法ですね。

聞き取れなかったら何度も何度も音声を繰り返します。

私もカセットテープの時代からやっていました。


●暗誦

テキストの英文を丸暗記します。

暗誦もやっている人は多いですよね。

まる暗記してしまうのですから確実に効果はあります。

中高生なら教科書を丸暗記すれば、英語の試験は100点でしょう。


●音読

英文を何度も何度も繰り返し読む勉強法。

これもとてもポピュラーですね。


●シャドーイング

音声を聞きながらまるで影のようについていき英語を口ずさみます。

もともとは同時通訳の練習メソッドだったとか。


これらの英語勉強法、私も一通りやりました。


それなりに効果はあると思いますが、皆さんがこれからやるのはあまりおススメしません。


やっていいと思うのは英語初心者(英検2級レベル以下)の方か、ほかの勉強法をメインで勉強している人が補助的に使う場合のみです。


というのはこれらの勉強はとても大変なので、勉強した気になるのには最高なのですが、そのわりには所要時間対効果、あるいは労力対効果が非常に悪いからです。


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どうしてディクテーション、暗誦、音読、シャドーイングはダメなの?

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ディクテーション、暗誦、音読、シャドーイングはどれもとてもポピュラーで、一般的に効果があると言われている勉強法です。


突然これらがすべてダメと言われても、ちょっと信じがたいですよね。


では一つ一つ、各勉強法のどこがダメなのか見ていきましょう。


●ディクテーション

聞き取れなかったら何度も何度も音声を繰り返さないといけません。


非常に骨の折れる勉強法です。


何度聞いても英文を完成させられないこともしょっちゅう。


達成感をなかなか得られない勉強法です。


場合によっては一文に一時間近くかかってしまいます。


この勉強法でダメなところは時間をかけたのに、わずかな英語にしか触れることができないという点です。


英語初心者を過ぎたら、たくさんの英語に触れない限り英語力はUPしません。


一時間かけて数センテンスほどの英語にしか触れられないのなら英語力UPには何百年もかかってしまいます。


●暗誦

記憶力の特別にいい人を除けば、暗誦もものすごく時間がかかる勉強法です。


時間をかけたのにもかかわらず、わずかな英語に触れることしかできない→大量の英語に触れることができない→結果英語が上達しない、という結果になります。


●音読

何度も何度も繰り返し読まないといけないので、声がかれます。


あまり長時間は続けられない勉強ですね。


なんども言っているように大量の英語に触れないと英語力はUPしないのですから、長時間続けられないような勉強法は避けるべきです。


●シャドーイング

これも喉がつかれますね。


よっておススメしない理由は音読と同じです。



ディクテーション、暗誦、音読、シャドーイング、どれも非常にスタンダードな勉強法ですね。


これらの勉強法が全部ダメなら、いったいどんな勉強法をすればいいの?と言いたくなる方も多いでしょう?


続きは次のページを読んでね (^▽^)/

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