和風なライトノベル

今回は辛めの評価をしていただき感謝しています。これからの作風に生かすつもりです。

今回の作品ですがクオリティが高いと感じました。描写、構成、表現力どれを取ってもカクヨムの中ではレベルが高く文字数が多いにも関わらず次の話へと入ることが出来ました。これは琢磨された結果だと感じます。中高生向けの作品でありながらも深い知識から滲み出る出汁は程よく作品に入り込めて論文を読んだかのような気分に浸りました。

特に批評点が見つかりませんでしたが敢えて言うならばシナリオがつまらないこととキャラの浮き彫りがないことです。おそらくエピソードに入る前のキャラ設定を描いてしまった結果、キャラの細部の表現を怠ったのだろうと推測しました。どのキャラも「同じ」に見えてう部分が多々あり誰が話しているのか考えて読み進めないと理解できないのでそこは一考するべきかと思われます。