前進するエネルギーが止まらない

この手の成り上がり系の作品は途中で保守に走った末に延々と足踏みしたり、物語を収束させるために前進を止めてコンパクトにまとめようとするけど、この作品の主人公は多少トラブルがありつつも前進が止まらない。

周囲とのバランスを重視するので物凄い派手な勢いはないけれど、常に前進し続ける感じが堪らない。途中で冷めない。ずっと読んでいたくなる。
これは良いものだ。

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