ちゃんと（？）暗躍しています！

まだ読み途中ですがレビューします。
陰に隠れる系のお話は、表にでないだけで主人公が割と直接的に手を下してる作品が多いですが、この作品は違います。

　ご両親も子供たちも偉い人達も各々の考えと見識を持って積極的に動いているので、主人公は裏に回らざるをえません。どちらかというと主人公の存在を軸に人が集まり大きな流れができていくようなイメージの方が近いかもしれません。

　それだけ魅力的なキャラが多いということでもあるのだと思います。一つの顛末にしても関わる人それぞれの思いをもとに導かれるので、展開が読めない部分もあり非常に面白かったです。