人物紹介(6)
*ミハエル・ポートノイ服飾商会会長
王都で上級貴族や富裕層を相手に服飾関連を商っている有力商会。オーダーメイドから既製服への業種拡大を図ってシュナイダー商店と共に服飾業界で暗躍している。
*エポワス伯爵
近衛騎士団の副団長で南大隊の大隊長を兼任している北部の大貴族。近衛騎士団長のペスカトーレ子爵とは犬猿の仲で常に張り合っている。
国王派の有力貴族であるが、国王個人では無く武人としてラスカル王家に忠誠を尽くしている。
*ケルペス・モン・ドール近衛中隊長
近衛騎士団第七中隊の中隊長。モン・ドール侯爵家の三男
*アントワネット・シェブリ伯爵令嬢(部屋付きメイド:ブエナ)
セイラ達の一年上の先輩。ジョバンニ・ペスカトーレの婚約者でクロエ・カマンベールを陥れる事を画策し、自らの手を汚さずに関係する人間を操って実行している。
*リチャード・ラップランド第一王子殿下
ラスカル王国の第一王子。ただし母親が寵妃である為正式な継承権は認められず、継承順位は二位である。
国王は疎遠な王妃との子、ジョン王子よりもリチャード王子の擁立を望んでいる。
母はモン・ドール候爵の妹で、当然モン・ドール侯爵家が後ろ盾となっている。
*フルム・ダンベール聖大公
ハスラー聖公国の大公。公国と言うが、実際はラスカル王国に匹敵する領土を持つ大国。
ラスカル王国の王妃殿下の実父で、ジョン・ラップランド第二王子にとっては祖父にあたる。
*ダンベール・オーヴェルニュ商会
ハスラー大公家からその家名と家紋の一部を下賜されている御用商人。経済力で権力を維持しているハスラー聖大公の手足となって動いている。
*カロリーヌ・ポワトー伯爵令嬢
ポワトー伯爵家の令嬢。母がサン・ピエール侯爵家の令嬢であったため庶子ではあるが実質の本妻筋の令嬢。
同母姉が二人と同母兄弟がいる。腹違いの姉や妹は多いが彼女たちは娘と認知されていない。
*ノア司祭長
ポワトー伯爵家長男。庶子で母は子爵令嬢。司祭長を務めている。
王立学校生時代に枢機卿の孫である事を笠に着て好き放題をした結果、元男爵令嬢の女子生徒に平民寮の前に呼びつけられて平民女子の面前で散々にその鼻っ柱を叩き折られたため聖教会では仕事は部下に丸投げして薔薇作りに励む引きこもり司祭となった。
*ベンジャミン教区長司祭
ポワトー伯爵家次男。庶子で母は男爵令嬢。教区長を務める。
権力を笠にやりたい放題をしておりかなり評判は悪い。母親の家格が低いため継承順位は低い。
*カール・ポワトー教導騎士団小隊長
ポワトー伯爵家三男。カロリーヌの同母兄。名目上庶子ではあるが、母は侯爵令嬢であるため、実質の後継者。
自身が後継である事を憚らず、その地位を笠に学生時代からかなり強引な事をしてきた。姉や妹、母の実家に対しても傲慢に振舞っている。
*レオン・ポワトー
ポワトー伯爵家四男。カロリーヌの同母弟。洗礼式前の六歳で、実母姉の三人には可愛がられている。
*ポワトー伯爵夫人
政治的しがらみでポワトー家に嫁いだが、出自はサン・ピエール侯爵家の出身。
夫のポワトー大司祭が聖職者の為正式には愛人扱いだが、実質ポワトー伯爵家を取り仕切っている。
*サン・ピエール侯爵家
シャトラン州と州都プリーニを治める大貴族。娘の一人はポワトー大司祭の妻となっている。
教導派のやり方にも現国王の政治方針にも不満を持っている。
*ベアトリス イヴリン モード ハンス
カロリーヌ・ポワトー伯爵令嬢に付けられた使用人。
ハンスは幼い頃からの側近で忠臣。
ベアトリスはサン・ピエール侯爵家から、イブリンはポワトー伯爵家からつけられたメイドで、メイド頭のモードは兄のカールの息がかかった監視役メイド。
☆第一章 3話、133話 第二章 91話 参照
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