応援コメント

第69話 「鳥肌を立てろ。言葉を追え」詩人パンダが手に入れたいもの㉕」への応援コメント


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    『掴みきるまで』

    夜の闇の中で
    自らを研ぎ澄ませて

    君の
    瞳を、耳を、舌を、鼻を
    肌を
    さらに五感を越えた何かをまで
    研ぎ澄ませて

    それを掴みとれ


    君の望むものは
    その夜の中に
    光の筋のように顕れる

    その細い一筋を
    自らの手で掴みきるまで
    その儚い気配を
    形に成せるまで


    研ぎ澄ませろ
    自らを

    掴みきるまで

    研ぎ澄ませろ
    君の肌を

    掴みきるまで


    ***
    ガクくんネンくんには応援詩を書いたから、これは水ぎわさんへ。
    あれ、これ、詩を書いたことになるの?(笑)
    それと、えらくスペースとってしまった💦 すみません!

    作者からの返信

    ふゆさん

    おお、美しい詩です。ありがとうございます。
    コメ欄に置いておくのがもったいないから
    今日のパンダエッセイにのせますね。

    音の連なり方がいい。詩人だな、やっぱり。

  • それこそ鳥肌が立つような文章ですね。

    言葉のそれぞれが選び抜かれ、そこにある。そんな研ぎ澄まされた散文詩。こういうの大好きです。

    作者からの返信

    アメ
    詩は、むずかしい。というか。大変なんだね。
    いくつか書いてみて、つくづく思いました。
    まず、絞り出すまでが大変。頭を韻文に切り替えるのに体力がいる。
    そして書いたものを直すのが、メチャクチャ大変。
    詩人は。
    すごいな!

  • いい!!
    創作の歓び・苦しみが凄く現れてるよ!

    パンダの詩の中でもピカイチやね!♡

    『書く』を生業にしている者としては、毎日が産みの苦しみだよね。
    でも、それすらパンダは芸術に押し上げる。

    さすがだよパンダ!

    作者からの返信

    無雲ちゃん
    パンダ、もう力尽きそうです(笑)
    詩を書くって、こんなに大変なんだね!
    25編書いて。もう限界かも(笑)。

    今日はネンネタを書いて、ちょっと楽しようと思います(笑)
    ほんと。
    詩人ってすげえ