第66話 「一音の違い、一音の奈落。珠玉のネンネタ」

どうも。水ぎわです。

今日はサクッとネンネタを。



先日のことです。水ぎわがポチポチ仕事をしておりましたら

ネンが来た。


「皇帝、しってる? お坊さんで本を書くっていう人もいるんだって」

(注1:水ぎわ家では、ガクおよびネンは水ぎわのことを“皇帝”とよぶ。

理由は、えらいから(笑))


「ああ、そういう人いるね。最近はすくないかな、今東光とか、玄侑宗久とかね」

「女の人もいるね。ほら、さいきん死んじゃった……」

うん、瀬戸内――と言いかけたところ、先にネンが言った。


「ガチョウさん」

「いや。ちょっと違うなあ、ネン。せとうち――」

「あっ、ダチョウ!」


そっちも違うわ―――!!!

パンダは、もはや声も出ず。

ネンはクロワッサンをかじりかじり、去っていった。


「皇帝もさー。ダチョウになればもっと儲かるのにね。あー。なんかちがうな。

……だちゅう?」



ええと。

月曜日からぐっと冷え込むらしいですよ。

みなさま。温かくなさってください。

今夜も。おやすみなさい。


またあしたね。

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