第65話 「心配する倖せ、というものがある」ふっ、パンダは詩人なんだってば㉔

「恩ってのは、着せるもんじゃない。自分が着るもんだ」池波正太郎


みなさまから、多大な恩を着させてもらっている、パンダです(笑)。

さて。本日は小さな詩を。

水ぎわの大事な友人に。



★★★

「ささやかで倖せな、心配を」


大きな波が

襲いかかる気配がしている。

あなたのさとい耳は

もう気配を聞きとっている


なにができるんだろう。

どうしたらいいんだろう。

迷いのなか、

あなたの明晰な分析は

ゆくべき道を見る。


それが。

正解です。

この世には全き解など どこにもない

ただ

朝焼けのように見える夕暮れと

夕暮れのごとき朝焼けが続くのです。


あなたが見ているものは。

きっと朝焼け。

まぶしい日々につながる前の

一瞬の くらがりです。


夜は明けます。

私の夜は 明けました。

あなたのおかげで。

仲間のおかげで

朝が来ました。


だから今だけは

ほんの少しだけ

心配させてください


どうぞ。

貴女は目の前にある まだ柔らかい小さな手に

集中してください。

私はいつでもここで

お待ちしています。


朝が来るまで

あなたの言葉が 朝を連れてくるまで。


たぶん

すぐだね(笑)。



★★★

水ぎわが体調すぐれず、まともな文章すら書けなかったとき

大勢の友人に助けてもらいました。

いってみれば今の水ぎわは

友人たちに着せてもらった恩で、ミノムシのようになっているのです。


そのご恩。

少しだけ返したい。

とおくから、ささやかにあなたを心配することで

恩返しとさせてください。


今日の詩は。

万の言の葉を華麗にあやつる、文章の魔術師に(笑)


『万之葉のカクことヨムこと放浪記』

作者 万之葉 文郁

https://kakuyomu.jp/works/1177354055107721015


非常に非常に内密ではありますが。

ホーリームーン。

ガクがこっそり読んでる(笑)。ブクマしてあったよ(笑)

ないしょだよ(笑)。高校生、反抗期でうるせえから(笑)



いよいよ冬の夜になりました。

黒霧のお湯割りなどを飲んで

おやすみなさい。


また。あしたね。

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