第23話 すべての物語は、誰かのためにある。小さなエールエッセイ、水ぎわより。

さてさて。今日はちょっと、ブレイクエッセイをひとつ書かせていただきましょうか。


先週、土曜日から始めた『疾走パンダ イベント』。

予想外に多くの方にご参加いただき、いまえーと14本かな? の傑作をいただきました。イベント終了後に改めてご紹介しますが、とりあえず。

途中ということで、感謝の気持ちをお伝えします。


そしてね。

ちょっとだけ、水ぎわの中身をご紹介(笑)。

あ、いや、なかみって言っても、体脂肪率ってことじゃないんです。

今回、怒涛のような傑作の数々を読み、ずっとね、かけない理由をね、ちょっと考えてみたのです。


ひとつには、時間の問題があります。

水ぎわパンダ、こう見えてもWebライターでして。

おそろしいことに、このご時世でも仕事がある。いや、ありがたいことでございます。

そしてカクヨムの皆様ならお判りでしょうが。

仕事を持ち、家族があり、維持せねばならぬ家がある。

時間が、取られるのです。

とはいえ、それでもかけないことはない。

これまでは書いていた。

じゃあ、なにが違う?と思ったとき。

水ぎわが気づいたことがあります。


子供との時間を。多くとってきました。



とくにガク15歳、もうじき16歳は、この冬が受験でしたのでね。

親子ともに消耗するほどの二人三脚(笑)

一緒に中学受験をしたネンのこともあり、とにかく、これほど濃密な時間を子供と過ごしのは、数年ぶり、というほどに。

一緒にいました。


これはありがたい時間でした。

おそらくこのさき、あれほど一緒に過ごすことはなかろう、と思います。当然、時間が足りなく(笑)、かけなくなりましたが。

これについては、後悔はありません。

家族で過ごせる時間、というのは決まっています。永遠に一緒にいられるわけではない。

だから。

あの時、かかない判断をしたのは間違いではなかった、と今でも思っています。



誤算だったのは。

書かなくなったら、仕事が増えたこと(笑)。

いやついね、カクヨムをお休みさせてもらっているから引き受けちゃってもいい、と思ったわけです。


ダメでしたね(笑)

どうしても体に無理がかかる。で、メニエールになりました(笑)

なんか。コレ書いているうちにどんどん自分のあほさが分かってきました。


ともあれ。

みなさまのお書きになったものを読ませていただくうちに。

水ぎわは、物語の持つ力、みたいなものに気が付きました。

物語そのものが持つ力。

面白さ、テンポ、プロットを超えたところにしかない、もの。

そのお話が、この世に出てくる理由。

それは、癒しであり、いたわりであり、力づけるものであり。

最終的にはなんだなと。


その「誰か」に届けるために。

書くのです。

すくなくとも。

水ぎわはそう思います。


今。

水ぎわには、エールを届けたい人がいます。

小さな、小さなエールではありますが。

書けばきっと、届くと信じています。


今がどんな局面であっても。

たたかうあなたとご家族にとって、一滴の癒しとなりますように。

水ぎわと同じく、あなたも一人ではない。

だから。

明日もお会いしましょう。


では今日はこれで。

おやすみなさい、みなさま。



……って、まだ疾走パンダイベント、終わらないからねっ(笑)!?

次におかきの方、どうぞ、寝たままのパンダを起こして、疾走させてくださいね(笑)!

よろしくどうぞ、です。じゃ、恒例の!


「愛してんぜっ!(ペコ“ピンポン”より)


ぺこり!


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