新たな刃

 ――いつも助けてくれているレイジさん達のために、自分にできる事であれば何でもやります。


 先程そう答えた覚悟は本物で、決心はしていたはずでした。が。


「……やっぱり、撤回できないでしょうか」

「まだ言ってるのかにゃ……」


 着替えを手伝ってくれていたミリィさんが、今日何度目かの私の弱音にため息をつく。

 そうこうしているうちに……時間切れを告げるように皆の待っているドアの前に到着してしまう。


 もうこうなっては退路はありません。覚悟を決めて、ドアを開く。


「えぇと……着替えました、けど……ひっ!?」


 着替えを済ませ、部屋のドアを開いた瞬間……待っていましたとばかりに中に居る皆の視線が全て突き刺さるのを感じ、ビクッと体が震え、思わず一歩下がってしまう。


「へぇ……良いじゃないか。この水着の見立てはミリアムが?」

「んーにゃ、元々そこのおっちゃんがイリスちゃんが来た時のために用意してたっていう奴にゃ」


 真っ先に口を開いたのは、少し前に外から戻って来ていた兄様。その問いに、そう答えるミリィさん。


 私の為にと周到にも用意されていたのは、所々青系統のリボンなどで装飾を施された、薄く透けるベビードール風の飾りのついた可愛らしい水着でした。


 ――そう、確かに可愛いのです。その点で不満は全くありません、私自身、鏡の前でちょっとはしゃいでいたくらいなのですから。


 ですが、問題はこの肌の露出の多さなのです。まさかのビキニタイプであったその水着の布地は胸と腰、大事な場所を僅かに覆うだけで、なだらかに膨らみ始めている胸元や、普段外気に晒す事はないへそ、付け根まで剥き出しになった脚などが、普段と比べあまりにも頼りない。

 大事な部分の生地の質感と厚みはしっかりとしています。ですが身に着けた感触としては下着姿と大差ない。そんな姿を皆に見られているみたいで……


「うぅ……っ、落ち着きません……」


 特に最近はお姫様としての教育を受けさせられ、みだりに人前で素肌を晒してはならない等の事を口を酸っぱくして言われ続けていたために、凄まじい抵抗感があります。


「大丈夫、大丈夫。すっごく可愛いから、ね?」


 後ろに居たミリィさんに、グイグイと背中を押されて部屋の中心へと押し出されてしまう。


「ほら、見てもらいたい人も居るんじゃないかにゃ?」

「見て貰いたい……人……」


 決して今言われた事に関係がある目的があっての事では無いのですが……なんとなしに、視線を彷徨わせる。


 ……あれ?


 一人、居るはずの人が見当たらない。どうしたんだろうと、その姿を探して周囲を見まわしていると――……





 ◇


 ――考えが甘かった。


 水着姿を見られるらしい、ラッキー。そんな内心で呑気に喜んでいた数分前の自分を呪うくらいに。


 生まれてからの年数と同じだけ女っ気の無い人生を送り、七年間初恋を拗らせ、今はそんな初恋の少女が容赦なく身を寄せ、接触してくるたびに否応なく感じるその柔らかな感触から生じる悶々とした想いを心の奥底に沈めて来た。


 ……思えば、良く耐えていると思う。褒められても良いのではなかろうか。


 そんな身に、いざ実際に目にする少女の水着姿という艶姿は、あまりにも刺激が強すぎた。

 大袈裟過ぎるだろうこのDTと思われるかもしれないが、ちょっと待って欲しい。




 ――イリスは普段、肌を異性に晒す事はまず無いのだ。




 この島に来てからは夏の装いのおかげで比較的薄着で居るのを拝めたが、普段はこれだけ身近に居る俺でさえ、せいぜいが時々太ももちらっと拝める程度というくらいにガードが堅いのだ。

 そんな少女が、今は惜しげもなくその白い肌を晒している。羞恥によって顔どころかその華奢な肢体までうっすらと朱に染まり、少しでも皆の視線から隠れようと身を縮め、目に涙を浮かべて所在なさげに佇むその姿は……本人にはそのような意図は全くなかろうが、そんな姿はひどく背徳的で扇情的だった。


 そもそも……イリス本人は、自分の身体について貧相とよく卑下するが、実際にはどうか。


 確かに、全体的に幼い雰囲気はある。

 しかし、その胸は小ぶりながらも形の良い、柔らかそうな膨らみがしっかりと存在している。

 また、その細い腰は緩やかな曲線を描いてほっそりとくびれており、男性に比べやや広い骨盤と、ぷるんと弾力がありそうなお尻の丸みは女性らしいボディラインを形成し、おそらく本人が思っているよりも遥かに健康的な艶めかしさを発しているのだ。


 それは、紛れもなく二次性徴途中にある、少女から女へと変化していく過渡期、その危ういバランスの元に形成されたもの。

 その可憐さを讃え付けられた『宝石姫』の異名に恥じぬ、『幼げな少女』というものを最上級の造形で形作られた、稀なる生きた美術品と言っても過言ではないだろう。


 ましてや俺は、その玉体を数度……しかも一度は、イリスの意識が怪しかった時の事故とはいえ、何も遮るものなど存在しない至近距離の真正面から……直視してしまっているのだ。


 思春期を終えてまだ間もない、女性経験など無い青年の脳裏には、その姿が未だに鮮明に焼き付いており……


 今の身体のラインが全て露わになった姿を前にして、その僅かな布地の下にある白いなだらかな丘の頂点に色付いた桜色や、愛し合ったもの以外決して目にする事はない筈だった無垢な秘所……その光景がフラッシュバックするのをいかに抑えきれようか。いや、抑え切れまい。


 ベッドに……いや、それすらまどろっこしい。今すぐそこのソファに押し倒したい。

 その震える細い肩から、僅かな布で儚く秘された場所を守るその小さな衣装、それを肢体に繋ぎ止めている肩紐を落として剥ぎ取り、生まれたままの姿を曝け出させ、今でさえ耐え難い羞恥に揺れる顔をさらに深い羞恥の色に染めたいという昏い欲望が沸々と湧き上がり、今にも理性が塗りつぶされようとしている。




 ――と、ここまで考えておよそ十秒。




 故に、俺は……俺が今やるべき事は……


 それを一秒で即決し、躊躇わずに実行に移すのだった――……






 ◇


「う……おおおぉぉおおおおおオオォォォ……ッッ!!?」


 ――ゴッ!!


 突然、部屋に咆哮が響き渡ったかと思うと、そんな鈍い音を立てて部屋が揺れました。


「……何やっているんですか、レイジさん!?」


 音がした方を見ると、何故か息を切らし、頭を血で赤く染めたレイジさんの姿。

 パラパラと壁の石膏版が砕け落ちているのを見るに、どうやらあの音の原因は、レイジさんが壁に頭突きをしたせいらしい。


 ……というか、いや、待って? 出血量がかなりヤバいんですけども!?


「……大丈夫だ。頭は冷えた」

「何が!? 冷えるどころか、倒れますよ!?」


 虚ろな目で、淡々とそう宣うレイジさんに堪らず叱りつける。

 ぼたぼたと流れ落ちる真っ赤な鮮血は、出血量が多くなりがちな頭の怪我というのを差し引いても洒落にならない程で。


「問題ない、俺は冷静だ」

「そんな事言ってる場合ですか!? ああ、もう、治療するからじっとしていてください!」


 慌ててレイジさんを屈ませてその頭を胸の前の高さに下げさせて、傷口を改めた後に『ピュリフィケーション』で清め、手を翳して傷口を塞ぐ。


「……隙間……谷間……いや、俺は何も見ない、俺なら出来る、クールになれ……っ!」


 何やらとても小さな声でブツブツ呟いていますが、やはり頭を強く打った影響が……?

 そんな焦りの中で治療を終え、再度『ピュリフィケーション』で血糊を消して……ようやく人心地ついて、座り込む。


 なんだかドッと疲れました……


「はぁ……はぁ……本当に、何をやっているんですか……っ!」

「わ、悪い……」


 今度こそ冷静になったようですが、頑なに横を向いたまま目を合わせようとしないレイジさん。

 そんな様子に肩を竦めて、立ち上がり顔を上げると……何故か、皆が生暖かい目でこちらを見つめており、首を傾げます。


「な、何でしょう……?」

「いや……姫様も罪な女ねって」

「……??」


 何故か呆れたようにそう言う桜花さんと、その隣でコクコクと頷いているキルシェさんに……釈然としない物を感じながら首を捻るのでした。






 そんなひと悶着も終わり、周囲から降り注ぐ「かわいい」の声に、私は……


「……もう、無理……」


 いたたまれなさに耐えかねて、腕で胸を覆い隠し、皆の視線から逃げるようにソファの背もたれの陰にしゃがみ込む。できる事ならば、このまま小さくなって隠れてしまいたい。


「あはは……イリスちゃんは普段から滅多に肌を出さないから、耐性が無いからにゃあ」

「そうは言っても……」


 男だった……「柳」という男性だった頃は上半身裸になろうが気にしていなかったはずなのに。

 今は胸が覆われている分、男性用水着より露出は少ないはずなのに、肌を見られるだけで無性に恥ずかしい。


「しょうがないにゃあ……はい、これ羽織れば少しはマシかにゃ」

「はい……ありがとうございます……」


 そう言ってミリィさんに渡されたパーカーを、ソファの陰でもぞもぞと着込む。

 撮影したいだろうからとジッパーはお臍の上あたりまで軽く上げて……裾に水着の下がほとんど隠れたのを確認し、人心地ついてソファの陰から出て行く。



「……中途半端に隠れている水着がパーカーの裾からチラチラ見えて、これはこれで余計に……って、気づいてないんだろうなぁ」

「……レイジ、その感想、黙っといてろよ?」



 何やらレイジさんと兄様がヒソヒソと声を潜めて話している事に、首を傾げるのでした。





 とはいえ、しばらくすればある程度は慣れて来るもので。

 時折ポーズを求められてはそれに答えつつ、周囲の皆が労いと共に用意してくれるお茶を飲みつつ、のんびりとした時間が流れて半刻ほど。


「んー……」

「ミリィさん、どうかしたんですか?」


 難しい顔をしてカメラの魔導器を覗き込み、そこに写っている画像を睨むミリィさん。その真剣な様子に、私もそこに写っている画像を覗き込む。


 そこには……たしか、グラスに注がれたお茶を飲もうとストローに口を付けようとした瞬間に後ろから呼ばれ、振り返ったところを撮られた時の写真。


「……何か違うんだよにゃぁ……」


 首を捻るミリィさんですが……自画自賛になりますが、たしかこの時は突然呼ばれ振り返ったため、顔はきょとんとこちらを見ており、幼さが協調された可愛らしい写真になっていると思います。ただ……


「……背景、じゃないですか?」


 水着という開放的な衣装に対し、洞窟内、薄暗い室内というシチュエーションが致命的にマッチしていない。


「そう、それにゃ! イリスちゃん、外に出て撮影しない!?」

「そ、それはちょっと……」

「まだ朝の件で野次馬に来た一般人がうろついていたからな、やめておいた方が良いだろう」

「そ、そっか……なら仕方ないにゃ……」


 そう助け船をくれたのは、つい先程まで外に出ていた兄様。その言葉に、流石に渋々といった様子でミリィさんが引き下がる。


『ふぅむ……お主らは、闘技場内の貴賓室に寝泊まりしているのだったな?』

「はい。それがどうかなさいましたか?」

『聞いた話では、宿泊の来賓向けのプライベートビーチが中の一角にあるらしいぞ? その水着はそのまま譲渡するので、そちらで撮影すれば良いだろう』

「そ、それは良い事を聞いたにゃ! 戻ったら速攻で行くにゃ、イリスちゃん!」

「え、えぇ……?」


『ただし……後で我にも画像をくれんか?』


 そう、強面をデレっとした表情に崩したネフリム師に、皆の白い視線が刺さる。


「任せるにゃ、最高の一枚を絶対にゲットして進呈するにゃ、同士ネフリム!」


 ……訂正。ミリィさんを除く皆、でした。




『さて……もっと堪能していたかったが、今日はあまり時間がないのだったな。そろそろ本題に移るとしよう』

「……今更真面目な顔でそう言われても」

『本題に移るとしよう』


 思わず口をついた私のツッコミをさらっとスルーして、威厳ある声で話を勧めるネフリム師。

 普段からきちんとこの威厳を保ってくれていれば、文句なしに尊敬できる刀匠なんですけども。


『まずは……イリス嬢の依頼のこれだな。過去の習作だが、お主は魔力は有り余っているのだから、ある程度の頑丈さと軽さ優先の方が良かろう』


 そう言って、傍に用意してあった包みを卓に置くネフリム師。


「そういえば……イリスちゃんは平気なの? その、私に結構な量の魔力をくれたのに……」

「あ、はい。この位ならば、全然問題ないですよ」


 心配そうに尋ねてくるキルシェさんに、安心させるように笑いかけながら答えます。


 ……実際、私の魔力はこの一月で驚くほどに伸びました。その魔力量は、決して少なくない魔力量を有しているであろう後衛三次転生職であるキルシェさんを、魔力枯渇しかけた状態から「マナ・トランスファー」の魔法によって魔力を譲渡し復帰させても尚、余裕がある程です。


 と、そんな話をしているうちに、包装が解かれました。

 中に入っていたのは、私の身の丈以上はある、先端に輪っかと十字架を組み合わせたような意匠を持つ錫杖でした。


『重さはどうだ? きちんと持てるか?』

「あ、はい……問題なさそうです。以前の杖よりも軽いくらいで」


 数度軽く振ってみて、率直に感想を述べます。


「……あれ? これは……ただの杖ではないですよね?」


 ふと気になったのが、先端の輪状のパーツ内部にある十字架のモチーフの先にある何かの発振器らしき物と、輪の側面から迫り出した小さな翼のような突起の下に開いている、何かの排出口みたいなスリット。これは……


『ああ、それは……我は根っからの武器職人だからな、ついこのようなものを作ってしまいたくなるのだが、気になるのであれば別の物を用意するか?』

「いえ、問題ありません。いざという時に、こういう物が手元にあれば心強いですし……」

『ならば良かった。だが、決して過信するでないぞ。そもそも、お主がそのような物を前線で振り回すような事態なぞあってはならんのだからな』


 その言葉に、新たな杖を手にしたことで浮かれそうな気分を引き締めて、頷く。


『さて、次に……ソールとやら、待たせたな。お主の分だ、持っていくが良いぞ』


 そう言って、ネフリム師がごとりと卓に置いたのは、大小二本の包み。

 そのうち一本、大きな包みが捲られて、中から出てきたのは……黒い鞘に納められた、やや細身の長剣でした。


「……ん? この形状……」


 兄様が、その剣を見て、訝し気な声を上げる。

 その言葉によく見てみると……鍔に、何か球形の物を収めることができそうなスロットがあります。そして……それは、私達の知っている形状の物。


「これは……まさか、レイジのアルスレイや、ヴァルターさんのアルスノヴァと同じ……?」

『いや、改良型だ。その二作がやり過ぎたと反省し、力場の展開方式を変えてみた試作品だ。出力そのものは落ちるが、代わりに核となっている竜眼無しでもきちんと普通の剣として使えるようにしてある』

「普通って……いや、これ、そのままでも物凄い業物じゃないですか?」


 あっけに取られている兄様の言葉に、同調してコクコクと頷く。

 優れた刀剣は、素人目にも感じ取れる凄みのようなものがありますが、この剣のそれは、これまで見て来たものの中でも相当に上位の存在感を放っているのです。


『そりゃそうだろ。竜相手でもやり合えるのを目指したドラゴンスレイヤー、生半可ななまくらじゃ刀身が持たねぇ、相応の力に耐え得るガワが必要なんだからよ』


 なんという事もないようにさらっと述べるネフリム師に……この方が本当に世界でも最高峰の職人であると、否応なく実感します。

 とはいえレイジさんのアルスレイは、変形機構と頑丈さの両立のため鋭い刃を持たせる事はできず、未展開状態では剣の形をした鈍器ですが。


『銘を、アルスラーダと言う。持っていけ、核になる竜眼は嵌っていないが、それでもきっとお主の力になるだろう……勿論、竜眼が手に入ったなら組み込んでやるから持ってくるといい』

「……ありがとうございます。大事に使わせてもらいます」


 恭しく受け取って、そっとその剣……『アルスラーダ』の鞘を払う。

 その刀身を眺め、そっとその刃先に指を沿わせ……一枚の懐紙を取り出して刃の上に乗せたかと思うと……


「……ほぅ……これは……」


 感嘆のため息を漏らす兄様。

 直後、ひらひらと床に落下した白い物は……つい先程兄様が刃の上に乗せた、懐紙。

 こちらはアルスレイとは異なり、その細身の刀身自体が冴え冴えとした光を放つ、鋭い刃を備えているようでした。


 それを確認すると、続いてゆっくりと構えを取り、横に、縦に刀身を閃かせ、続いて私の目では追い切れない突きをたぶん数回放って……新たな武器を検分していた兄様が、満足げに顔を上げる。


「長さ、軽さ共に私には丁度いい。ありがたく使わせていただきます。それで、もう一本の包みは……」

『おぅ、構わねぇから開けてみな』

「……ん?」


 どこか愉快そうに、様子を見ているネフリム師。

 その様子を訝しみながらも、兄様がその包みを捲る。

 そこにあったものは……


「……え!?」

「ちょ、まっ……」


 私とレイジさんの口から、驚愕の声が漏れました。包みを開いた兄様も、完全に絶句し固まっています。

 何故ならば……そこにあったのは、私の手首から肘くらいまでの長さの、小型の盾のようなナックルガードを備えた、やや湾曲した形状をした漆黒のショートソード。

 しかしそれは、柄から鍔まで……おそらくは鞘の中に隠れている切っ先の尖端まで……一切継ぎ目もなくまるで一枚の黒曜石から削り出されたような形状をしていました。


「まさか……それも……」

『お、やはり嬢ちゃんには分かるか。こいつが我の元に伝わっていて、その研究ができていたからこそ、我は先程の白き剣の修繕方法を知っていたのだ。そう、これは……』


 ネフリム師が種明かしせずとも、分かる。

 私の知らない私の記憶が教えてくれる。その剣を知っていると、解る。その剣の銘は……


「……黒の極炎……『アルトリウス』……っ!?」


 それは……レイジさんのアルヴェンティアと同じ物……紛れも無い、でした――……

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