ディアマントバレー防衛戦線2
――あの後、魔法の打ち合いによる相手の損害はおよそ三割ほど。
現代戦であれば多大な戦果だったかもしれません。しかし相手は補給も自身の命も省みない死人の兵も同然の集団で、この数字は戦果としては、はっきり言って心許ないです。
更に途中、事前に用意していた落とし穴の地帯で向こうが手をこまねいている間に、追加で損害を与える事は出来たものの……死体を足場にして真っ直ぐ突撃して来た敵によって想定以上の速さで突破され、私達の前衛部隊と直接交戦に入ってすでに半刻が経過していました。
一心不乱に前進してくる敵が自陣奥深くまで浸透している現状では、もはや味方を巻き込まずに大規模な魔法の行使は不可能。
もう、こうなってしまえば、大規模魔法は迂闊に撃つわけには行かず、周囲は瞬く間に乱戦の様相を呈していました――……
「が、ぁっ!?」
衛兵隊の人がひとり、敵の巨大な爪を受けて宙を舞うのが見えた。夥しい量の血をまき散らし逆袈裟に引き裂かれた体が、私達の居る門に向けて飛んで来る。
普通なら致命傷、元の世界であれば私だって諦めたはずのその無残な有様ですが、それでも、強化された反応速度で辛うじて即死を避け、硬度を増している鎧がわずかにだが体を切り裂かれるのを遅らせたため、まだ間に合う……!
「――『アレス・ヒール』!」
あの出血量ではただの『ヒール』では傷を治してもすぐに立ち上がれない、そう判断し使用魔法を切り替える。
吹き飛ばされた兵士を眩い治癒魔法の光が包み込む。数回地面を転がって、ようやく止まった時にはすでにその傷が綺麗さっぱり消え去っており、狐に摘ままれたような顔でそれでも立ち上がった……ところで立ちくらみを起こしたようにふらつくのが見えました。
「傷は治っても、まだ失血の影響はあるはずです、下がって!」
「あ、ああ……」
不調なまま前線にいたら、今度こそ致命的な一撃を受けかねない。必死に呼びかけると、一時的な眩暈の状態にある彼が門まで後退し、その開いた空隙はすぐに騎士の一人が代わりに埋めました。
彼が後退した門の前では、全体の指揮を取るために門前に陣取っているアシュレイ様が居ます。
いまはまだ少ないですが、防衛線を突破している者は存在しました。しかし、そうした敵は全てアシュレイ様が瞬く間に斬り捨ててくださっているため、今の所は幸いにも町に侵入した敵は存在していません。
――そして、予想外の幸いだったのが、アシュレイ様が治癒術を使えたという事です。
重傷を受け、傷は治癒したものの、まだ不調を引きずっている兵達はアシュレイ様と共に門前を守って居ますが、その体は淡い治癒魔法の光に包まれています。
アシュレイ様が言うには『護法陣』と言う技らしい、ずっと自らを中心に発生しているその魔法が、一時退避した兵達の回復を早めていました。
私の物ほどの即効性があるわけではないそうですが、それでもその存在はとてもありがたいです。
しかし、このまま続けば、すぐに治せる細かな傷では済まない負傷者は加速度的に増えていく。前線を支えている兵達が減れば、後ろへ抜けてくる敵もどんどん増える。どれだけ一人突出した戦力を示しているあの方でもやがては対処しきれなくなる時が来ます。
視線の先には、必死に異形の敵に食い下がっている人達。
――膨れ上がった豪腕で繰り出される巨大な爪を、数人で必死に捌いている人達が居ます。
――人や亜人とはまるで違う機動性を持つ四つ足の個体を、どうにか取り付いて抑え込もうとしている人達が居ます。
――多腕から繰り出される武器を、カバーし合いながら必死に防ぎ続けている人達だって居ます。
皆が皆、自分に出来る事を必死にこなしています。これ以上の要求は酷というもの。あとはどうか、回復できないような致命傷だけは受けないで、と必死に祈りながら回復する事しかできません。
以前に開拓村で戦ったあの魔物程の強さは無く、レイジさんや兄様であれば、そこまでの強敵とは言い難い、のですが……
近くに、重たい落下音。ちらっと目を送ると、蝙蝠の翼のような物を生やし、代わりに体がどこかしら歪にゆがんだ個体が、私を睨み据えて立っていました。
狙われているのは私。そんな気はしていましたが、やはり間違いでは無かったようです。先程から幾度も治癒魔法を戦場に飛ばしているのです、きっと敵から見たらさぞ目障りに違いなく、それは当然でしょう。
が、その存在を、無理矢理に意識から外す。
「させるか……っ!!」
疾風の様に間に割り込んで来たレイジさんが、今まさに振り下ろされそうだった敵の武器……どこから拾ってきたらしき、錆びたフレイルを柄のあたりから斬り飛ばしました。
壁の上は、レイジさんが守ってくれています。だから、このくらいなら大丈夫。信じて背中を任せます。
しかし、こうした翼を生やした者、跳躍力を強化した者らが壁の上を襲撃したのは今回だけでなく、今までも断続的ながらかなりの頻度で存在しています。それ故に、レイジさんは後衛の護衛として、ここから離れることが出来ません。
兄様も、後衛の護衛と魔法部隊への指揮があるため、同様にここからは離れる事は出来ません。
……やはり、厳しい。強化魔法でその能力は跳ね上がっているとはいえ、相手の方が個々の力はずっと上で、一般の衛兵の方で三人掛かりで一体抑えられるかどうか。
騎士の方々は流石に王都の精鋭だけあって、ただ押さえておくだけなら一人一体でもなんとかできるみたいな感じですが、それでも単身で優位に戦えるのは、ヴァルターさんとゼルティスさんにフィリアスさん、それとアシュレイ様の四人くらいになってしまう。
それに……敵の最後列、今も魔法を発動させようとしている、魔法を使うタイプの頭から角のように結晶を生やした魔物を見据える。
「やはり、あれが、邪魔……っ!」
視線の先の、敵が展開中の魔法陣を睨み付ける。あの魔法のせいで、私と兄様の出来る事が制限されている。
――これまで通りなら、今回はギリギリですが兄様の『イージス』は間に合う。
しかし、詠唱時間は見てから間に合うくらいに勝っているけれど、リキャスト時間が負けている。頭の中に乱舞する無数のカウントが、ここで都合良く向こうが魔力切れでも起こさない限り、次はリキャストが間に合わないと告げている。ギリっと、爪を噛む。
しかし、無情にも、視線の先で敵の魔法が怪しく輝いた。もうすぐ、来る。
「……兄様、あと十五秒後、来ます!」
「大丈夫だ、行ける!!」
先程、先んじてかけなおしておいた『スペル・エンハンス』に包まれた手で兄様の手を取り、再度皆の周囲に『イージス』と『セイクリッド・フィールド』を解き放つ。
前線を再び二重の障壁が包み込んだ直後、衝撃と共に、あの黒い炎が前線で戦っている兵士達……否、敵を含めたすべてに襲い掛かった。
向こうは自陣の損害など気にもしていない。このように、乱戦であろうが無差別に魔法を放ってくるのもこれで二度目……だけど。
足元の、私用の儀式陣が不吉な明滅をした。兄様の物も、同様に。蓄えられていた魔力の限界が近い。
これが無くなれば、今までのような広域をカバーする事はできなくなる上に、障壁の強度が落ちてしまう。猶予はもうあまり無い、早く敵の魔法を使う者を全て倒さないと……!
「……っ、ヴァイス、さん、いけますか!?」
「あ? ああ、けど視界が……いや、分かった」
歯を食いしばって障壁を維持しながら、ヴァイスさんに声を掛ける。一瞬、まだ吹き荒れている敵の魔法に躊躇った彼が、それでも手にした大型の魔弓……『ドレッドノート』に矢をつがえてくれました。
この日のために数本用意しておいた、魔法と親和性の高いミスリルの鏃を備えた通常よりも大きな矢。鉱山の町だったのが幸いし、町長が溜め込んでいた素材をありがたく借用して仕立てたものです。
その矢が、注ぎ込まれる彼の魔力に応えるかのように、じりじりと引かれていく。
このペースなら、放てるまでに引けるのには……あと十三秒。
――大丈夫、敵の魔法は、あと八秒でその効果を失う、
「レニィさん、もう一度、彼の矢に氷属性を!」
「え、ええ!」
私の指示を受けて、レニィさんが魔法を詠唱し始める。
「……よし、敵が見えた、いつでも行ける!」
丁度その時、敵の攻撃魔法の効果が終了し、視界が晴れる。それと同時に、レニィさんの魔法が完成しました。
「……『フリージング・エッジ』!」
「『エアスナイプアロー』! 喰らいやがれ!!」
彼女が使用したのは、氷属性の付与魔法。それが魔弓へつがえられたミスリルの矢に吸い込まれ、矢が強烈な冷気を放ち始め白い靄が漂います。
だがしかし、こうしたエンチャントの魔法は基本的には剣などに使用する為の物。剣と違い柄が無いため、矢をつがえた弓を支えるヴァイスさんの手を凍らせる……その前に、丁度引けるところまで引き切った矢から、ドン! とおおよそ弓が立てたと思えないような轟音を響かせて矢が放たれました。
「っし、ドンピシャ!」
すでに着弾前から命中を確信したヴァイスさんの言葉通り、風と氷、二種の魔力を纏った矢が、遠方、さきほど魔法を使用し終え、前進を始めていた敵の一体の胸に吸い込まれ、その体を吹き飛ばしました。
そして、その倒れた先で鏃に込められた魔力で全身を凍り付かせ、その動きを鈍らせていきます。
それでも、まだ死んでいない。凍結で自由の利かない体をどうにか起こし、他の敵たちからだいぶ遅れてでも進もうとしています。
……だけど、それで十分。歩みを遅らせられたのなら十分です。
チキチキと、時計の秒針のような音が幻聴で聞こえる。目に見える光景以外に、脳裏に無数の時計の幻影が見える。そして、その中の一つが、狙い通りの時間を差した…ような気がしました。
次の瞬間、一体だけ後方に分断されたその敵の背後に小さな影が躍りました。それは、一閃の閃光を引いてその結晶の体を貫くと、またすぐに姿を綺麗さっぱり消し去りました。
閃光……一人隠密行動で遊撃中のハヤト君の『アサシネイト』は、凍った体を粉々に打ち砕いて、今度こそ完全にその生命活動を根絶させました。
全てのタイミングを、ハヤト君の『アサシネイト』と『クローキング』に合わせた一連の行動は成功です。
もう、この工程も何度か繰り返していますが、前進する事しか頭にない敵は、背後でまた一体味方が排除された事に気付いた様子は無く、ほっと一息つきます。
「……よし、これで敵の魔法を使う個体はあと三体……いえ!」
「あと二体だにゃあ!!」
胸壁の隙間から身を乗り出したミリィさんの放ったレーザー……純エネルギー属性魔法の、三次職『オーバーロード』の魔法だという、障壁貫通力と破壊力に優れた『フォトンブラスター』が、さらにもう一体の魔法を使用する敵を、周囲に固まっていた別の魔物ごと飲み込んで跡形も残さず消滅させ、彼方へと消えて行きました。
……だけど、本来は攻城用の魔法だというミリィさんのこの魔法は、リキャストが酷く長い。再使用まで……あと、十五分。
脳内で再び、周囲の人の、必要な魔法や戦技の再使用が可能になるまでの時間のカウントが始まります……次は、何事も無ければ向こうの攻撃よりも早い。だけど向こうのあの黒い炎の魔法のリキャスト、詠唱時間は、おそらく兄様よりも少し早いから……
「すみません、兄様、次は……」
「分かった。騎士の皆さんは、抵抗魔法の準備をお願いします」
攻撃の手が緩んでしまいますが、背に腹は変えられません。兄様が背後の騎士達にそう告げるのを横目に、私もまた別の魔法の詠唱を始めます。
防衛線の一点が、劣勢になってきていました。乱戦状態がひどく、負傷者が激しい。幸いまだ欠損や死亡する様な重傷は避けている様ですが、このままでは抜かれて背後を突かれかねない。
「『昏き者は拒絶され、汝ら安息の地ここに……有れ』! ――『エンゼルハイロゥ』!!」
魔法の発動した地点から、輝く幾条もの光の帯で出来た輪が爆発的に広がって、その場に居た敵のみを選別して乱戦の場から弾き出し、吹き飛ばしました。
その周囲に広がる勢いのせいで攻撃魔法並の威力は発生しますが、これはどちらかといえば結界魔法。アンデットや精神生命体などを弾き、内部には治癒力を上昇させる場を作り出す魔法です。
締め出され、前進できなくなった敵が虚しく光の輪を叩いている間に、もう一つの魔法を解き放ちます。
「――『エリアヒール』!!」
私の治癒魔法により、劣勢だった一角が、薄緑色の光に包まれます。
その間に、私の『エンゼルハイロゥ』で後方へはじき出された敵たちの集団に、劣勢を察知し駆けつけた遊撃班、ヴァルター団長の、禍々しい紅い刃を展開する戦斧『アルスノヴァ』が襲いかかり、まるで暴風が通過したかの様に血煙をあげて薙ぎ倒されていきました。取りこぼした敵は、追従した傭兵団の皆が剣を突き立て、とどめを刺していく。
一方で、発動起点から広がるこの『エンゼルハイロゥ』の性質上、どうしても乱戦を抜けかけていた何体かは門の方へ吹き飛んでしまいましたが、それは最後の砦として最後尾を守っていたアシュレイ様に、瞬く間に両断されて地に沈んだのを横目で確認しました。
これで、あそこはひとまずは大丈夫。他に負傷者の出ている場所を視線を走らせて確認し、危なそうな場所には『エリアヒール』を飛ばしていきました。
「――はぁっ……はぁっ……」
流石に、息が上がってきました。肩で息をしていると、眼前に、小瓶が差し出されます。
「大丈夫か、イリス、あまり前みたいな無理は……」
「……んくっ……んっ……だいじょう、ぶ、まだ余裕はあります……っ!」
すかさず口にあてがわれたマジックポーションのビン。貪るようにその中身を飲み尽くし、一息ついて前を見据えます。魔力よりも、渇きが辛い。喉を潤す液体自体が心地いい。
本当に、無理をしているわけではありません。まだ大丈夫、以前の戦闘での魔力枯渇により死にかけた際に拡張された私の魔力は、このくらいであればまだ余裕があります。
――いいえ、むしろ好調なくらいです。
それも……この戦闘が開始されて以降、徐々に調子は上がり続けている、どんどん背中の翼が熱を増していっている、そんな不思議な感じ。どちらかと言えば体力が続くかのほうが心配なほど。
幸い、向こうの行動自体は単調です。ただ相手を力尽くで排除する事だけを目的とした動き。
注意すべきなのは、以前坑道で遭遇したあのトロールですが、奴は……その全身を、まるで戦場に出てきた王であるかのように、甲冑のような結晶に覆われたその巨体は、何故か最後列から動こうとしていません。
初めは何か策があるのかを疑いましたが、あれは違う。ただ、王様気分で後ろで踏ん反り返っているだけ。そこに、付け入る隙はありました。
――敵が勝手に慢心しているのであれば、その間に可能な限り味方に有利な状況に持っていく……!
ハヤト君の『クローキング』は、再使用まであと三十六秒。
ヴァイスさんの疲労的に、次に『ドレッドノート』を引けるのは……
レニィさんの『フリージング・エッジ』は……
味方だけではなく、敵の、今までの戦闘の中で割り出した危険な攻撃の再使用までの時間も。
そうした時間が、無数の時計のイメージで脳裏に展開されている。
今必要な敵味方のリソースの管理を、必死に全て脳内で並行して行う。
不確定要素が多ければ上手くはいきませんが、今の敵は、行動パターンが非常に単純ゆえに、非常に読み易い。
考える事の多さへのストレスにぎりっと爪を噛みながら、必死に戦闘管制を続け、脳内のカウントを回し続けました。
――目の前で、誰かを死なせない、今度こそ……!
イリスを襲おうと上空から飛来して来た一体を、また一体斬り捨てた。
手にした白い剣、新しい相棒は、期待以上の切れ味を発揮していた。まるで、イリスを守りたい俺の意思に呼応するように。
そんなイリスは……と、その様子を覗きこむと……
――普段の淑やかさはどこへやら、険しい顔をしたイリスが、爪を齧りながら据わった目で前を見据えている……あー、これ、完全にスイッチ入ってるな。
「……凄いわね」
「あ? 何がだ」
「イリス様です……多分、あなたの弓を引き切る時間に、私の魔法の詠唱時間、そして向こうで単独行動しているあのハヤトっていう子供の戦技の再使用可能な時間まで、完璧に把握してる」
「……それも、自分の仕事を完璧にこなしながら、か。ガキのくせにとんでもねぇ嬢ちゃんだな、マジで」
先程までその犠牲になっていたヴァイスの奴と、イリスのメイド……レニィさんが、仕事の合間にそんな言葉を交わしていた。
俺の方も、壁上まで突っ込んできた敵の排除はひと段落して、今は周囲の警戒中。
――本当は、前線の手伝いがしたくてウズウズしているが、こちらを守る重要性は分かっているし、イリスの近くを離れるつもりも無い。だから、少しだけ会話に加わった。
「間違っちゃいねぇよ、あいつは、何も見ずに脳内だけで無数のバラバラな数字をカウントできるからな」
「それは……本当ですか、レイジ様」
普段は冷静な雰囲気のレニィさんが、驚愕を浮かべて聞き返して来るのへ向かって頷いた。
「ああ。その分突然の事態には弱ぇけど……今は相手が単調だから上手く噛み合ってるみたいだな」
――それは、ゲーム時代からのあいつの特技。
並列……いや、二つ三つどころではない多重思考。
しかもそのカウントが恐ろしく正確で、敵の行動まで読み切った際のルーチンワークにかけては精密機械のような精度を誇っている。
ある程度パターン化されたゲーム時代では、後ろを任せるにはこれ以上ないほどに頼もしかった。ただ……
「ただ……あの状態のあいつは物凄えスパルタだからな、かなりシビアなタイミングを当然のように要求してくるから気をつけろよ……っと、仕事だ」
なんせ、皆が最適な行動を取ることを前提とした指揮をしているのだ。ある意味では俺たち皆への信頼の現れだが、あれは結構大変なんだ。
苦笑しながら、新しい相棒の白い剣を構え直す。話しているうちにまた一体、空飛ぶ個体が壁の上に降りてきたのを確認し、床を蹴る。
あいつは、一人残らず生き残って欲しいと言い、今まさにその為に全力を尽くしている。だったら、俺のやる事は……
「頼むぜ、相棒」
高速で流れていく視界の中、俺の言葉を受け、純白の刀身が輝いた気がした。
【後書き】
この世界で国家間の戦争が起きた場合、まず最初に強力な魔法や兵器の撃ち合いから始まり、その時点で双方に大きな損害が出るのと、それ以前にどの国も共通の大きな脅威があるのとで、あまり大きな戦争は長い間起きてはいません。
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