ゴブリンリーダー討伐戦1
目線の少し先で、二人がゴブリン達と切り結んでいます。襲撃者である彼らはその戦力差に怯えているのか逃げ腰で、徐々に、徐々に後退し、やや背後で待機している私と距離を開けていきます。
「……スト……ルツ……ス……ロス……」
ぶつぶつと、小声で口の中で唱える私。
……完成。待機状態で保持……来た!
「『ヴァイス・フィールド』!!」
背後から飛び掛かってきた小さな人影に、今し方完成させた魔法を叩きつけます。
効果範囲の奥深くまで入り込んでいた彼らは、ひとたまりもなく地に落ち、声もあげれぬまま苦痛と不快感にのたうち回ります。
「任せた、逃がすなよ!」
「当然!」
すかさず、先程最前線で剣を振るっていたはずのレイジさんが私と彼ら……ゴブリンの間に滑り込み、次々と屠っていきます。同時に、奇襲が失敗したのを確認後即座に反転し逃げる今まで戦っていた彼らをソール兄様が猛追し、時に拘束魔法を飛ばしつつ一体残らず切り裂いていきます。
取り逃がすわけにはいきません。私たちが、彼らの目的……私という『雌』を狙い、孤立させ攫おうとしている事を逆手に取っていることを伝えられるわけにはいかないから。
故に、私を囮にし、あえて隙を作り誘われて出てきた彼らを各個殲滅する。私たちの取った作戦は功を奏し、私たちは着実に戦果を伸ばしつつありました。
――事は、1刻程前。
「「ダメだ!」」
二人が、綺麗にはもって私の提案を拒否します。
「で、ですが、これが多分彼らを見つけるのに……」
「それは認めるが、君が危険すぎる」
「同感だ、俺もそういうのは嫌だ」
私が提案したのは、つまり……私を囮にするのはどうか、ということでした。
ここまでの交戦で分かったのですが、彼らはどうにも私を狙っている……というより、女性を、でしょうか。狙っている節を感じました……その理由は考えたくないですけども。
元々傭兵団ということで男所帯であり、見かけた女性はフィリアスさんしかいません。そしてゴブリン達は優れた統率の下、巧妙に姿を隠し奇襲を仕掛けてきており、このままでは疲労の蓄積を免れ得ないと思うのです。そうなってくると、仕掛けられる側である私たちの方が長引けば長引くほど不利でしょう。何より今はじりじりと日も落ち、夕刻……もう少しで彼らの活発になる時間帯になってしまうと、そう思い提案したのですが……
二人の強硬な反対に逢い、今に至ります。
「有効なのは認めよう、だけどこれは……」
「そうだ、これだとお前が怖い思いを……」
「いいえ、大丈夫です」
そう、今は、驚くほど不安を感じておりません。なぜなら。
「レイジさんとソール兄様を、信じてますから」
今やすっかり本調子を取り戻している二人に、私は疑いようのない信頼とともに微笑んだのでした。
「……ついうっかりOK出してしまったけど、私はまだ認めてないからな」
ふてくされたままの兄様が、紙に何かを書き足しながらぼやきます。
「安心しろよ俺もだ……しかし、効果があったことは疑いようがねぇのが悔しいな」
その書き足された部分を難しい顔で眺めながら、レイジさん。私たちが眺めているのは、町長さんより借り受けたこの周辺の地図の写しです。
「ここと、ここ、それとここが交戦した場所で……」
「奴らが逃げたのは、この方向か」
今まで幾度かの結果を書き記した地図には、交戦した場所と、ゴブリン達が奇襲に失敗した後に逃げようとした方向をその都度書き示しています。幾度かを繰り返し情報の集まった私たちは、その方向を確認していました。
「……ここだな」
「ああ、私もそう思う」
「はい。おそらく」
三人の指が同じ一点を指さします。彼らの逃走経路の先にあるのは……今は住人が居なくなり廃村となった、この周辺の開拓村の一つでした。なんでもすぐに枯れてしまったものの鉱石が一時採掘できたというそこには、小規模ながら鉱山跡もあり、隠れる場所には困らないはずです。
「クッソ! ゴブ風情が……がぁ!?」
目的の場所へ向かう途中、風に乗って、人の怒声が流れてきます。同時に、何か硬い物がぶつかり合う音と、争うような騒音。
「……聞こえたか、今の」
「ああ、すでに交戦状態にあるようだ……それも、大分不利な」
……本来であれば、向こうの本陣を偵察し、他の団員の到着するまで待機する予定でしたが、これでだいぶ事情が変わってきました。駆け足……足の遅い私をソール兄様が抱えて駆け足で向かった先、廃村では、すでに戦端が開かれていました。
交戦中の彼らに気取られぬよう、木の陰に身を潜める私達。視線の先では、怪我を負った仲間を庇っているらしい、弓を携えた傭兵の一人と、剣持ちの二人。
「……見覚えのあるやつだな」
不機嫌に呟くソール兄様。そう、その庇っている一人、アッシュグレーの髪色の弓使いは、私の胸倉をつかんできた、食堂で絡んできた彼らのリーダー格だった男でした。そして彼らの先に居るのは、屋根の上に陣取っている弓を携えたゴブリン達、それと……
「なんてこった……ハイゴブリンか、ありゃあ」
「ああ、それもリーダー個体だ……」
彼らの相手取っていたのはただのゴブリンではありませんでした。呪術により強化された、上位種……全身の血のように赤い隈取と、鋼色の筋骨隆々の体をした、おそらくレイジさんより大きな個体でした。
――どうする? そう二人が目で私に問いかけてきます。
……正直、朝の件で彼らに良い感情があるとはとても言えません。ですが、その背に仲間を庇い必死に矢を番えて交戦しているその姿を見ると……
「助けましょう。今は、仲間です」
迷いなく、言い切りました。
「……よし、それじゃどうする?」
きっと私がそう答えるのに疑念を持っていなかったのでしょう、すぐに方針の相談に入ります。
「屋根の上の弓兵は、私がやろう」
「何か、良い手があるのか?」
「いや、そんな大層な物じゃないさ」
にやりと、ソール兄様が不敵な顔で笑います。しゃん、と鞘を払い抜刀すると、背中の翼をはためかせて重力の軛から解き放たれていきます。
「もう、慣れた。システムアシスト有りとはいえ散々動かした体だからね。コツを掴めばなんてことはない。それじゃ、あのハイゴブリンは任せた」
やれるか、とは聞きませんでした。その背の翼を一振りすると、みるみる空高くへと舞い上がっていきます。
「……毎度毎度、あいつは驚かせるな……よし、俺らもいくぞイリス。背中は任せた」
「はい、任されました!」
私たちも、隠れていた木の陰から飛び出します。途轍もない速度でみるみる先行するレイジさん。そしてソール兄様はすでに最初の建物の上に到達していました。
……凄い。以前のあの夜の私はただ浮いていただけでしたが、ソール兄様のそれは全く別、自在に空を駆けて屋根の上の彼らに襲い掛かります。突然の予想外の方向からの強襲に、用意の整っていないゴブリン達は対処の間もなく蹴散らされ、どんどん屋根から地面へと力なく落下していきます。
視線を下に戻すと、その時既にレイジさんはハイゴブリンの異様な姿の下にたどり着き、交戦を開始していました。
今まさに振り下ろされようとしていたハイゴブリンリーダーの大剣が、ギリギリで間に合ったレイジさんの剣に弾かれ、その速度の乗った一撃にたまらず弾かれ本来の軌道を反れ、傍らの何もない地面に叩きつけられます。
「!?!?!?!?!」
突如現れたかのようなレイジさんの存在に、リーダーが目を白黒させています。
「よぅ、『ゴブなんか』に随分手こずってるな、加勢するぜ」
「なっ、てめぇら、朝のガキ……っ!」
彼らも一瞬色めき立ちましたが、現在の状況を思い出したのか、怪我人を引きずって下がります。そこに、ようやく追いつきました。
「今治します、『エリアヒール』!」
とんと杖を地面に着いた瞬間、怪我をした彼らの足元から柔らかな光が包み込み、みるみる怪我を消していきます。
「これ、は……」
「すっ、げ……」
みるみる塞がっていく傷に、荒事に従事しているはずの彼らが言葉を失います……落ち着いたら、この世界の治癒術の常識を学ぶべきかと思いました。が、今はそれどころではありません。
「立ち上がれるのなら立ってください。あのリーダーはレイジさんが抑えます……私を、守ってください。お願いします」
わらわらと、周囲から敵影があふれ出してきています。ソール兄様も、レイジさんも手一杯な中、私には自衛能力はありません。なので、彼らに頼みます。素直に頭を下げられるとは思っていなかった彼らは、面食らっていますが……
「……チッ、仕事の為だ、お前の為じゃねぇぞ」
今朝の彼が、真っ先に、動きだしました。矢を番え、最も接近していた相手に放ちます。その矢がまっすぐにその眉間に突き立つのを確認もそこそこに、次の矢を番える彼。その滞りの無い所作はその腕を示しており、思わずぽかんと見つめてしまいます。
「……ありがとうございます」
「うるせぇ! 戦場で治癒術師を守るのは常識だ馬鹿ガキ!」
なんだか微笑ましい物を見るような笑顔で礼を言ってしまった私に、彼の怒声と共に放たれた矢が、再度別のゴブリンの眉間を射抜くのでした。
『パワーエンチャント』。『スピードエンチャント』。『コンセントレイト』に『リジェネレイト』。思いつくありったけの強化魔法を載せた彼らが、自身の能力の上昇具合に驚きながらも速やかに私に接近する敵を排除していきます。
そうして連続で支援を飛ばし続けたことで息の切れた私の眼前に、すっと差し出された小瓶。
「治癒術師が魔力切れ起されたら迷惑なんだよ、飲め」
ぶっきらぼうに私にそれを押し付けると、彼は素早く矢を番え、また一体のこちらに迫る影を撃ち落とします。……思ったんですが、この人たち、結構手練れです……よね? くぴくぴと魔力ポーションらしきものを飲みながらそんなことを考えていると、隣で矢を射続けている彼が口を開き出しました。
「俺らは、団の新人なんだよ」
その言葉に、少し驚きます。ヴァルターさん達の件もありましたし、このレベルで新人、というのはきっと余程な人たちなのではないでしょうか。
「俺だって、地元じゃ多少自信はあったんだ。狩りで俺にかなう奴は居ねぇ。弓ならだれにも負けねぇって。だけど、調子に乗って門を叩いたら、ここじゃ並みもいい所だった。どうにか入団試験はパスしたけど、内心ずっと腐ってたさ」
淡々と矢を放ちながら、独白を続ける彼。
「……悪かったよ、お前の仲間を悪く言って。それと、怖がらせて。男、苦手なんだろ?」
ぼそり、と彼から謝罪の言葉が出ます。ぽかんとその姿を見ていると。
「ヴァイスだ、俺の名前」
それだけ告げると、彼はすでにこちらを一顧だにせず離れていきました。
「……あ、てめぇ何一人で抜け駆けしてんだよ!?」
「うるせぇ、目の前に集中しろ!!」
騒がしく、戦列に戻る彼ら。後ろからでも分かるほどに耳まで赤く染まった様子に、ふふっ、とこんな場所にもかかわらず笑みが漏れてしまいました。何か温かい物が、私の胸を満たしていく、そんな気がしたのです。
一方のレイジさんは、というと、こちらは危なげのない戦いを見せていました。
身体能力、ことに力と瞬発力ではハイゴブリンのほうに分があるようですが、それに対し、レイジさんは独特の歩法を駆使し、翻弄していました。
元々剣術道場の跡取りであったレイジさん……玲史は、「全ての基本にして奥義」だと、子供時代は良く泣き言を言いに来るほどにみっちりと基礎の歩法の練習を積まされていました。日本では遠目であればなんとか目で追えるというほどであった足さばきは、こちらで「レイジ」という規格外の身体能力を有する体を経て、もはや私の目には追えないレベルの素早さ、鋭さを以て猛威を振るっています。右に飛び込んだかと思えば次の瞬間には左へ切り抜け、気が付いたら正面からぶつかり合ったはずが背後に居る、そんな彼をハイゴブリンは殆ど追えておらず、ほぼ一方的に攻撃を浴びせ続けています……が。
「くそ、やっぱ硬ぇなこいつ!」
レイジさんが毒付きます。業物とはいえ中級レベルの装備であるレイジさんの剣では、ハイゴブリンの鉄のような肌を一息に切断することは叶いません。レイジさんの持つ『崩剣アルスレイ』ならば別でしょうが、副作用の有無を疑うとおいそれと使用は躊躇われます。レイジさんは、向こうの隙を掻い潜っては『ヴァイス・ウェポン』の白い光と共に、ガァン!と激しい音を上げながら、刺突を繰り返していました。その光が煌めくたび、ハイゴブリンの大柄の体がぐらりとよろけます。
しかし、それも十数度。ついにその鉄色の体に、ぴしりと亀裂の入る音。鳩尾のあたりにひび割れができ、その隙間からごぼりと血が流れます。
レイジさんの顔に獰猛な色が浮かびました。腰だめに構え、大きく捻り引き絞った構えを取ると、冷静さを欠いて振り下ろされたそのハイゴブリンの巨大な剣の腹に、目にも止まらぬ速さの一閃を見舞います。
ガァァァアアアン!! と、一人の人の剣戟の生み出した音とは思えない大音量の金属の衝突する音と共に、ハイゴブリンの剣が跳ね上がります。それによって出来た一瞬の隙。流れるような流麗さで体に刀身を引き寄せ、片刃の大剣の峰を下にして、左手は狙いを定めるように、まるで発射台のように下に添え、右手は軽く柄頭を握ってぎりぎりと後ろに引き絞る。刺突の構えを取ったレイジさんの剣に、青白い光が灯っていきます。
が、僅かにハイゴブリンの動き出すほうがその溜めが終わるよりも早い。どうにか体勢を立て直したその剣が、大上段から降り下ろされ……
――今!
「『ソリッド・レイ』!!」
私の放った光の防壁が、その一撃を弾きます。渾身の力を込めたその振り下ろしが絶対防壁に阻まれ、跳ね上がった腕にその体は無防備な姿を晒しました。
「これで終わりだ……『閃華』ァ!!」
神速の突きが瞬き、罅割れ、鉄壁を失ったハイゴブリンの胴に、蒼く輝く闘気を纏った剣が深々と突き刺さります。刀身の膨大な闘気は余すことなくその柔らかい内側に殺到し、どれだけ表皮が硬かろうと、その内側から炸裂する爆発に抗う術はなく、びくん! とその巨体が痙攣したのち、目や鼻から血を流して、その巨体が地響きとともに地に伏せました。
その寸前、剣を引き抜き、血糊を一振りして振り払うと、丁度屋根の弓兵を全て掃討してきたソール兄様が傍らに舞い降ります。駆け寄り、両手を掲げた私の左右それぞれの手に、ぱぁん、と小気味のいい音を立てて私たちの手が重なりました。
「よし、あとは掃討だ、行くぞお前ら!」
ヴァイスさん達、新人だという彼らは、逃げた残りのゴブリンを討伐せんと、逃げる敵影を追い始めていました。そう、まだ終わっていません。私たちも、彼らの後を追い始めました。
……おかしいです。リーダーは討ったというのに、彼らの逃げ方には必死さが足りないような……まさか!
「待って、何かが変……!?」
ぞわりと、背筋に悪寒が奔ります。『イーグルアイ』、視力強化の魔法を自分に。
……居た。どうにか見えた遠方に、先ほどまではいなかったひときわ巨大な何か。見覚えがあります。たしか最初期のレベルキャップの時から存在した、レイドボスの……その周囲に、木の上に、崖上に、先ほどまではいなかったはずの小さな人影が蠢いている。まるでこれは……
「釣り野伏……!?」
ぽつりと、記憶の中にある、その戦術の名前が口を付きます。
「なっ!?」
「おい、お前たち下がれ……!」
その言葉に新たな敵影に気が付いた二人が焦った声を出します。
囮が相手を危地に引き込み完成する罠。まさか、このようなものまで使用してくるなど! 制止は一足遅く、後方に居る私達ですらすでに射程圏内に踏み込んでしまっています……!
「――っ!? 逃げてえええええぇぇぇぇぇ!!?」
私の叫び声がむなしく響き渡ります。ひときわ巨大な、4m以上はあろうかという巨体のゴブリン……ゲームの時はレイドボスであった『ゴブリンジェネラル』の手が、振り下ろされると同時、周囲を取り囲んだゴブリンから、ひゅん、ひゅんと無数の風切り音が放たれます。見上げた空には無数の黒い小さな影……降り注ぐ、無数の矢が、私たちに殺到していました。
瞬時に、私を抱え込み、地面に盾を突き立て姿勢を低くするソール兄様。同様に、私を隠すように大剣を盾のように突き立てるレイジさん。
……すでに数歩先へ駆け出していた、傭兵団の新人という彼らを守るものは、何もなく、ただ茫然と矢の雨にその身を晒そうとしている。
……また、目の前で命が消えようとしている。それも、今度は敵ですらない、先程ようやくまともに話もできた、人たち、の……
考えるより先に、体が、口が、動いていました。
――この戦闘中、私たちは、リキャストの長いプロテクションは私の為にだけ温存しており、ワイドプロテクションは使用しておらず、レイジさんとソール兄様は保護を抜きで戦っていた。否、戦わざるを得なかったのだ。なぜなら――
「――『全ての害意を拒絶し、我らを守護する光、有れ』……」
この世界で普段使われている体系の物とは違う、詠唱が、私の口からすらすらと流れ出る。
「……なっ!?」
「止めるんだ……『ここ』では!?」
「……『ワイドプロテクション』!」
いつもの癖で、咄嗟に使えるよう体に覚え込ませたのが仇となり、反射的に、全て完成させてしまった詠唱。直後、無数の矢の雨が私たちの頭上に降り注ぎます。普通であれば、それは人がそうそう生存できるとは思えない飽和攻撃。
――しかし、その矢の雨の止んだ時、私たちの誰一人として、怪我をしたものはいませんでした。何故ならば、私たちの全員を、白く輝く光の薄膜が覆っていたから。
世界が、輝く黄金の煌めきに包まれる。生けるものを祝福し、包み込む光に、宙に舞う無数の羽根。
――そう……羽根を出してる時にしか使用できない、光翼族の専用魔法。私にのみの使用できる魔法なのです、これは。
「なん……っ!?」
背後からの光を訝しみ、振り返った彼らの驚愕の表情と声。とうとう、人目に晒してしまった。取り返しのつかない事をしたという焦燥感。
「嘘だろ、おい……」
「光翼……族……!?」
彼らの視線の先、私のその背に、煌々と輝く翼が揺らめいていました。
【後書き】
ついに現地民に露呈。はてさて?
ヴァイスさんちょっといい人になりすぎたかも。
『魔法名』の表記の物は詠唱を省略してるのだと思ってください。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます