斑猫さま
こんばんは、澤田啓です。
私自身も地方都市の片田舎に住まう人間として、『野獣』の如き若人どもの暴挙・暴走・暴虐には頭を悩ませ……かつ私の平穏な暮らしに、彼奴らの魔の手が迫ることのないよう祈るような日々を送っております。
もし私の住む街へと、迷彩柄のリュックを背負った胡散臭い若者がフラッと来てくれないものだろうか……等と考えて、ハタと冷水をぶっかけらたような心持ちになりました。
主人公の俺氏と同様に、田舎者の排他的な精神構造を小馬鹿にしていた私が……彼らの如く排他的に学名:ホモ=イナカ=ヤンキストの絶滅を、他人任せな無関心さで願うことの傲慢な恐ろしさを。
そして不法行為を働く恐れがあり、尚且つ自分が野獣どもの行為による被害者となる恐れがあると云うだけで……彼ら野獣を狩り尽くしても良いと願い、デマゴーグの流布により特定の人物や種族、それに人種を害悪として排斥することの独善的正義にも似た狂気を。
繰り返し読むと、深い思索の闇に囚われてしまいそうな……恐るべき作品でした。
2021.7.18
澤田啓 拝
作者からの返信
斑猫です。
澤田様におかれましては拙作を愛読していただき、その上でコメントまで送っていただいて誠に感謝しきりです。
怪奇・恐怖を愛する澤田様に恐怖と狂気のひとときを提供できたという事で作者としては幸いです。
ただまぁ……野獣が何者か、と考えただけで澤田先生のように深い考えの許執筆したわけではないのでちょっと申し訳ないです。
とはいえあと81話続く予定ですので、根気よく付き合って頂ければ幸いです。
ではまた。
こわっ......こわっ!
作者からの返信
斑猫です。
お久しぶりですが、怖がっていただき幸いです(笑)
ではまた。