2021/07/06「アップキープ」

これは戦い、真剣勝負である。

戦いの相手は、我が友の魔術師。


「セットランド」

僕が呪文を唱えると、目の前に沼が広がる。


「セットランド」

友も同様に呪文を唱えて、森を出現させる。

その森の中に、一人のエルフが見えた。

「タップ:マナをひとつ得る」


僕は、もう一度セットランドと言い、沼を広げる。

そして、呪文を唱えてクリーチャーを召喚する。

豚顔の魔物。オークという感じだろうか。

「このクリーチャーのコントローラーは、アップキープ時に、手札から呪文を1つ墓地へ置く」


友の周りに森が増えていく。

友は、エルフと共に呪文を唱え、鎧を着た戦士のエルフを召喚する。


豚顔のオークが僕の呪文書をひとつ食い破る。

だが、それによって、そのオークはいう事を聞く。

オークは友へ向かい斧を振って攻撃する。

それの攻撃は、戦士のエルフが身を挺して防いだ。

僕はクリーチャーを召喚する。先程とは別の大柄なオークだ。

「トランプル。このクリーチャーのコントローラーは、アップキープ時に、生命力を奪われる」


友はさらにエルフを召喚する。

「コントロールするエルフの数だけ、+1/+1の修正を受ける」

出てきたエルフは神々しい雰囲気を漂わせて輝いていた。


オークたちは呪文書を喰い、僕の腕をむ。

オークが喰ったのは、マッドネスの呪文だ。

喰い終わる前にその呪文を唱える。

「対象のクリーチャーを一体選び、破壊する」

友の神々しいエルフが血を吐き出し倒れる。

オークたちは、友へ攻撃する。

攻撃は直撃するが、友はまだ倒れない。

僕はもう一つ、呪文を唱える。

「場に、受けているダメージ分の数の、1/1のオークトークンを召喚する」

「対象の魔術師を選ぶ。その魔術師は、場にいる全てのオークのコントロールを得る」

僕がコントロールしていたオークが友のそばへと向かう。


アップキープ時、オークたちはコントローラーの魔術師に群がった。



……あまり、良い目覚めではなかったので、この夢日記は盛りました。

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夢物語 ほしむらぷらす @asihuzak

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