親父はコロナではなく医療崩壊に殺された。それでも親父は最期に僕を三度救ってくれた。

作者 けーすけ

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★★★ Excellent!!!

 このエッセイは、自身の父親が新型コロナに罹患し、悲しいことに亡くなってしまう顛末をつづったものです。
 辛かったのだと思います。感情的なこともつづられております。
 ですが、自身の感情をなるべく抑え、ありのままの事実を伝えようとしてくれています。

 巷では、新型コロナにかかっても、病自身の危なさをアピールするだけの体験談が溢れています。
 危なさが前面にでているため、実際にどんな問題がおきているのかは、言い方が悪いですけれども、隠されてしまっている。そんな感じがします。
 私たちが本当に必要なのは、ありのままに起きていることを知り、そこにある問題をどう解決するのか。そういうことかもしれません。

 このエッセイは、そうしたことを教えてくれる、とても貴重なものだと思いました。

 正しく恐れる。そうだと思います。
 そして、病で不幸になる人たちが、少しでもいなくなることを祈っています。 

★★★ Excellent!!!

ニュースや情報番組で多くのコメンテーターがあれやこれや言う中、ここに現実があります。

多くを語る必要はありません。
読んでください。
けーすけさんの家族に起こった事、これが現実なのです。
今も同じかそれ以上の逼迫感があります。
コロナという新たなウイルスに、私たちは人としてどう関わっていかなければならないのか。
私たちの住む国はこんなにも脆かった。

その現実をここで自分のことのように感じて欲しい。
これが現実なのだと、自分の中に落とし込んで欲しい。
オリンピックなどしている場合ではなかったのに……

心に深く刻みたい現実が、ここにあります。
目を逸らさず、彼と共に日本という社会性を考える必要があると思います。

辛い事をよくここまで書き、私達に知らせてくれました。
読んですぐに、どうしようもない気持ちになりレビューを書く事ができなかった。

けーすけさんとご家族に、感謝と敬意と心からのエールを送ります。
けーすけさんのお父さん、ありがとうございました。
貴方が家族を守ったのですよ。

★★★ Excellent!!!

身を削る思いで書かれたことに敬意を表します。
家庭内で感染者が出た際の注意事項、万が一の際の最後の対面方法についてなど、身近で重要な情報が、マスコミでは取り上げられず、実際に直面した際に、我々は無防備なままで、今の世の中にいると思います。
筆者様の実体験のお話は大変参考になりました。