応援コメント

三度目、親父が僕を救ってくれた話」への応援コメント

  • 悔しいですね。本当に悔しい。
    でも、お父さんはけーすけさんとお母さんを守れたと思っているような気がします。

    父を亡くした後、私は仕事に集中する事で考えないようにしていました。
    考えてしまうと思い出してしまうから……
    そうやって五年が過ぎた頃、夢を見たんです。
    父との楽しい夢でした。

    それから毎日思いついたら父に話しかけるようになりました。
    その日のことを話す場合もあれば、相談する事もあり、側から見れば私の独り言ではあるのですが……
    そうしたら、辛い気持ちが薄れたように思いました。
    父はいつもいてくれていると言う感覚を自分の中に持てたからだと思います。

    今は父の好きだった料理を食べる時とか「食べたいでしょう?悔しかったら出ておいでよ」と声をかけています。
    けーすけさんのお父さんはきっと二人を守れたと思ったはずです。
    そして今も近くにいてくれてるのではないかなと……。
    存在は消えません。絶対にけーすけさん家族の中に生きていますから。

    そしてこうして話してくださって、これを読んだ人たちの中にもまたお父さんが宿るような気がします。
    こうやって家族を守り戦った人がいるんだと、強く心に刻み込みました。

    作者からの返信

    森嶋あまみさん、実はあまみさんのコメントを読んだ時も泣けてきて、ちょうど仕事の直前だったので、一度読むのをやめたんです。

    帰宅後にじっくり読ませていただきました。

    あまりに同じだったので、あぁ、親を亡くしたときのこの気持ちも、他の方と共通する部分があるのだと知りました。

    他の方も書いてくださっていますが、それを知れたからこそ、僕はここから這い上がり、前に進まなければいけないのだと思えました。

    僕も父も戦ったのだけれど敗れました。敵を憎むことは容易いけれど、同じ戦いに挑まなければならなくなった方々が1人でも多く勝てたら、この手記にも意味があるのだろうと信じています。


  • 編集済

    心中お察し申し上げます。私も兵庫県神戸市に住んでいますが、幸せなことに周りの人、自分も新型コロナウイルスに感染せずに済んでいます。どこか他人事の様に感じていたこの件ですが、同じ市内、もしかしたら同じ区かもしれない場所でこの様な経験をされている方がいると知って肝が冷えました。辛い状況にも関わらず、人のために声を上げる姿勢に尊敬します。私は未成年の未熟者ですが、陰ながら応援しています

    作者からの返信

    コメント感想、ありがとうございます🙇‍♂️神戸市在住なのですね。我が家もインフルエンザになったことがない健康だけが自慢の家だったので、予防はしていたつもりですが、ある意味他人事だったかもしれません。医療崩壊を引き起こす現状は医療従事者の使命感、責任感に基づくマンパワーでなんとか成り立っています。そして長年この状態を放置した責任は、僕たち世代の責任でもあるのだと感じています。若い世代の方には申し訳ない気持ちが強いです。


  • 編集済

    いやぁ、大変だったんだろうなぁと。
    かける的確な言葉がないのですが、お疲れ様でした。
    <(_"_)>

    あとで読み返すと「お疲れ様でした」はちがうのかもしれないです。
    んー、言葉が出ない。それでも、何かコメントを残しておこうと思った次第でした。
    また、この事を世に伝えるといいましょうか、それはすごくためになりました。
    ありがとうございます。
    <(_"_)>

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    そうですね。隔離もしてもらえず、入院もすぐできず、山場を乗り越えた矢先に「もう助かりません」的な宣告を受けて、入院した後、遺体になるまで直接会うこともなく、通常の通夜も葬式もできないままお骨になるという、この2か月半、今まで経験したことのない悔しさ、悲しさを味わいました。

    ※追記
    いえ言葉は気にしておりません!大丈夫ですよ!お気持ちに感謝しています!僕自身、小説サイトで書くべきテーマなのか?と自問自答は今もしています。ただ父への思いを吐き出したいのと、行政の愚鈍なコロナ対策、特に医療崩壊が簡単に起こる現状に市民がどう立ち向かうべきなのか、という問題提起を発信したい思いとで書きなぐっているだけなので💦

    編集済
  • 何度も涙が出そうになりました。私も母を亡くして3年になりますが。葬儀中に、それまで母の介護を手伝ってくれた父ががたがたとダメになり。なんとか喪主の役目を終えて、それから父の病も落ち着いた頃。私は立ち上がる力を失くして、入院してしまいました。私もけーすけさんも物書きです。物書きは作品を書くものです。そして何方の親御さんもいつかは亡くなる。そんな時ふと思うこと。目の前にある肉親の死という大きな現実。これと自身の創作。その重さは釣合うものなのか。そうして、多くの知り合いの物書きさんが筆を折り。目の前かいなくなるのを見て来ました。私は、とにかく歩こうと思いました。母の棺の前で「充分なことしてやれなくてごめん」と詫びましたが。それでも葬儀場で親戚や家族が寝静まった中で母の棺に背中をもたれて。携帯で締め切りのあるサークルに投稿する小説を書いておりました。とんだバカ息子です。そんなもの書かなくていいのに。書いてる場合か!母にも詫びました。それでも、それが、これからも私が本当にしたいこと。それを母に知って欲しかったのです。そうして脇目もふらず、ずんずんと歩いていたら。けーすけさんという作家さんにお会い出来ました。折れずに、けれど固い鉄のようにではなく。かくも優しく、時には行政をしっかり見据え怒りながら、御家族や亡きお父様のことを書いておられる。尊敬すべき作家さんです。私は、けーすけさんのお父様はきっと、御自慢の息子さんであったと思います。出会えてよかったです。お顔も知らぬ、けーすけさんですが。御家族を思うお気持ちや、今伝えたい事、そして亡きお父様の優しいお人柄と、面影が強く胸に遺りました。とりとめのない文章で、筆が乱れてしまいました。どうかお許し下さい。年老いた父親のいる息子として、人として、深い感銘を持って拝読させて頂きました。本当にありがとうございます。そして、多くの方に届いて欲しいと、心より思います。

    作者からの返信

    六葉翼さん、お返事が遅くなりすみません。先日父の骨葬が無事終わりました。この度も心のこもった感想コメントに感謝いたします。

    同時に、翼さんの物書きとしての熱い思いや矜持が伝わってきました。僕の個人的な意見ですが、翼さんがご自身の好きなこと、したいことに取り組まれ、楽しいと感じる人生を送られていたら、ご両親はご健在の間も、亡くなった後も、きっと嬉しいとお感じだろうと思います。

    僕は厳密には教材を作成したいという思いが強く(これは長く教育業界に身を置いた結果たどり着いた僕なりの結論なのですが)金儲けなどのためにゲームや動画、アニメなどを大人が供給過多させ、子供の時間を奪う一方で、学力、ことに国語力の低下を問題視している(勉強しろと過度に叱ることも含め)その滑稽さから、何か別の視点で教材を作っていく必要性や価値を感じました。

    本作品は僕が作りたい教材の件とは無関係ではありますが、ただただ思いを書きなぐったことで、翼さんをはじめ魂を込めて創作にいそしんでおられる方々の気持ちがほんの少しだけ分かったような気もしています。これからもともに魂をこめた作品を創作できれば、と感じております!

    編集済
  • 自分も父を三年前に亡くしました。肺がんでした。発見した時は既にステージ4で、9か月でこの世を去りました。
    最後の一か月は家で過ごすことが出来ました。同居している妹がつきっきりで看病していたのですが、大好きな家で最後を迎えられたことは、父にとっては幸せだったと思います。
    父が死ぬ三日前、自分の手を握り、涙を流して「ありがとう」と何度も言ってくれました。厳格だった父のその姿を見た時、最後が近いことを感じました。
    帰り道、道行く人たちをみつめながら、あなたたちの寿命を一日ずつ父にください、そう心の中で叫びました。妹にメールで「もう一度、親父に怒られたかった」と書いている時、涙で画面が見えなくなりました。
    考えてみたら、自分が泣いたのはその時だけでした。喪主をつとめ、父の死を悲しむ余裕もなかったからなのかもしれません。
    もう三年になりますが、まだ自分の中で父の死を消化しきれていません。実家に帰って父の部屋を覗くと、まだ父がそこにいるような気がしてます。
    けーすけさんの状況とはかなり違いますが、父の死をまだ心が受け入れていない、その一点だけはお気持ち理解出来ると思います。そして残された母を大切に守っていきたい、その思いも同じです。
    お疲れ様でした。けーすけさんもどうか、お体ご自愛ください。

    作者からの返信

    栗須帳さん、読んでくださっただけでなく感想コメントまでいただき、まことにありがとうございます。
    今、ずっと「前を向かなきゃ」などと極力父のことを深く考えないようにしてきていましたが無理にそうしなくても良いのかもしれないと感じました。
    似た境遇の方がいらっしゃるという、ただそれだけでも心強く、励まされました。
    言いにくい話をしてくださった栗須さんのやさしさも伝わってきました。
    栗須さんのコメントで、僕自身、もし今後、何年も父のことを消化できなかったとしても、それで普通なんだとか、父がずっとそばにいると考えようとか、プラス思考をしていく方が良いのかもしれない、と思わせてくれました。
    今、母は空元気です。父の思いを無駄にしないためにも母を大事にしていこうと思っています。
    栗須さんも、妹さんも、お体ご自愛くださいね!