第10話 Dランク【大豚ダンジョン】
家族の死亡の真相を知った俺は今Dランク【大豚ダンジョン】に来ていた。
このダンジョンは主にオークが出現して、ボスがハイオークだ。階層は三階層しかなく、あまり大きくない。
「ソフィア、ここでいいのか?」
『はい、マスター。ここが一番今のマスターに合っています。ここに居るオークは色々な武器を持っていますから【強欲】でスキルを奪います』
Dランクダンジョンに来た理由はソフィアに効率的に強くなれるダンジョンを聞いたところここに居るオークのスキルを【強欲】で奪うのがいいと言われたからだ。
Eランクダンジョンの【小鬼ダンジョン】の方がいいと言ったがDランクダンジョンの方が俺の強さに合っているらしい。でも、一生行かないという訳でなく、いずれは行くらしい。
「はあ、じゃあ行くか」
『はいマスター』
ゲートを通ると中は洞窟型のダンジョンだ。そこから少し歩くとすぐにオークが三体現れた。現れたのは斧を持つオークが一体、槍を持つオークが一体、最後に素手のオークが一体だ。
「ブモっ?」
「ブビッ!」
「ブヒッ!」
三体が一斉に襲いかかる時俺の見ている景色はいつもと全然違った。【叡智神】の能力で知覚速度が100倍になっているからかとてもスローで見えた。そして俺は襲いかかる三体のオークを鑑定することにした。
「ソフィア、分析鑑定だ」
『了解します、マスター』
――――――――――――――――――――――――――
種族:オーク ランク:D レベル:0
個体名:――
体力:20/20 魔力:14/14
攻撃:25
耐久:23
速度:14
知性:9
精神:18
幸運:17
〈スキル〉
【身体強化レベル3】【嗅覚強化レベル2】
【斧術レベル2】【怪力レベル3】
〈装備〉
【錆びた斧】
――――――――――――――――――――――――――
種族:オーク ランク:D レベル:0
個体名:――
体力:24/24 魔力:28/28
攻撃:26
耐久:25
速度:11
知性:14
精神:16
幸運:17
〈スキル〉
【身体強化レベル3】【嗅覚強化レベル3】
【槍術レベル2】【怪力レベル2】
〈装備〉
【錆びた槍】
――――――――――――――――――――――――――
種族:オーク ランク:D レベル:0
個体名:――
体力:20/20 魔力:10/10
攻撃:24
耐久:25
速度:11
知性:9
精神:20
幸運:17
〈スキル〉
【身体強化レベル2】【嗅覚強化レベル4】
【格闘術レベル4 】【怪力レベル3】
〈装備〉
なし
――――――――――――――――――――――――――
どうやら【鑑定】が【分析鑑定】になったことで能力値を見れるようになったようだ。三体の中で素手の奴が一番強いな。
三体のオークをスローモーションの世界で分析していると、一体オークが前へ出て、槍を突き出してきた。
俺はその槍をスキルの実験の為に受けてみる事にした。
オークはそのまま俺の身体に槍を突き刺すところで俺は固有スキル【闇】の発動させた。すると、次の瞬間身体の中から大量の闇が出現して、闇が槍を弾いてオークの心臓に突き刺した。
グサッ!
闇の有能さに驚いているともう一体のオークが斧を振り上げている。
「ファイヤーボール!」
ボフンッ!
俺はオークの顔面に十五センチほどの大きさのファイヤーボールをぶつけた。あまり効果がなく、オークは怯んだだけであったが、俺にはそれで十分だ。
刀を鞘から抜き、居合の容量で槍のオークの首を断ち切り、素手のオークの手をついでに切った。
スパンッ!
そして刀を手にしたまま跳躍して、回し蹴りを顔面に叩き込んだ。
バキッ!
刀を鞘にしまうと脳内にソフィアの声が響いた。
どうやらレベルアップしたようだ。
『マスター!レベルが2上がりました!さらにスキルオークが持っているスキルも獲得しました!』
しかし、今回のレベルアップの声はソフィアなんだな。そのことを聞いてみると、
『当たり前です、マスター!私はマスターのパートーナーですから』
どうやら、そうゆうことらしい。どうゆうこと?
『マスター、ステータスを確認しますか?』
「ああ、とりあえずステータスを見てみるか」
――――――――――――――――――――――――――
時崎 空 15歳 男 レベル:12
SP:9 BP:4
体力:27/27 魔力:29/30
攻撃:32
耐久:24
速度:35
知性:32
精神:30
幸運:29
〈権能〉
【
〈固有スキル〉
【死神】【死に戻り】【剣聖】【叡智神】
【闇】【隠蔽】
〈スキル〉
【剣術レベルMAX】【恐怖耐性レベルMAX】
【火魔法レベル1】【収納レベル1】
【嗅覚強化レベル5】NEW【斧術レベル3】NEW【槍術レベル2】NEW【格闘術レベル4】NEW【怪力レベル4】NEW
〈称号〉
【回帰者】【死を恐れぬ者】【悪魔殺し《デビルキラー》】
【
〈試練〉
【七大罪の試練】
〈装備〉
【魔刀・夜切般若】
――――――――――――――――――――――――――
「……やべぇな……なあ、ソフィア」
『はい、何でしょう?』
「【強欲】強すぎないか?」
『はい!はっきり言ってチートですね』
「だよなー」
本当に【強欲】は強すぎる。倒しただけでスキルが大量に手に入るし、しかも同じスキルが手に入っても勝手に統合されて強化してあるし、もうこれチートだわ。
俺は階層を降りて行くが、階層が変わっても対して変わらなく、オークを殲滅の途中に魔法を使うやつや耐性スキル持ちが出たが瞬殺して、あっという間にボス部屋の扉にたどり着いた。
そして扉の前で休憩の合間にステータスを割り振った。
割り振ったステータスはこんな感じだ。
――――――――――――――――――――――――――
時崎 空 15歳 男 レベル:22
SP:2 BP:0
体力:43/43 魔力:50/50
攻撃:61
耐久:43
速度:72
知性:51
精神:45
幸運:43
〈権能〉
【
〈固有スキル〉
【死神】【死に戻り】【剣聖】【叡智神】
【闇】【隠蔽】
〈スキル〉
【恐怖耐性レベルMAX】【収納レベル1】
【嗅覚強化レベル8】3UP【斧術レベル5】2UP【槍術レベル5】3UP【格闘術レベル6】2UP【怪力レベル7】3UP【大盾術レベル6】NEW【弓術レベル4】NEW【土魔法レベル6】NEW
【物理耐性レベル3】NEW
【耐熱耐性レベル5】NEW
【炎魔法レベル1】NEW
〈称号〉
【回帰者】【死を恐れぬ者】【悪魔殺し《デビルキラー》】
【
〈試練〉
【七大罪の試練】
〈装備〉
【魔刀・夜切般若】
――――――――――――――――――――――――――
火魔法レベル7→火魔法レベルMAX(必要SP:27)
――――――――――――――――――――――――――
『火魔法がレベルがMAXになりました。スキル【火魔法レベルMAX】がスキル【炎魔法レベル1】に進化しました』
やばいな、結構なぶっ壊れ性能になっちゃったわ。
過去に戻って最強を目指す ハル @suzukiharuto
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