第8話 エヘッ! 8
「いらっしゃいませ! 美味しい! 美味しい! お茶とお団子ですよ!」
おみっちゃんは茶店の看板娘として働いている。
「私に勝ったら、美味しいお茶とお団子が無料になりますよ! エヘッ!」
挑戦者の目的はお茶とお団子の無料である。
「俺が挑戦しよう!」
いつも茶店には無料サービスを求めて挑戦者がやって来る。みんな無料には目がないのだった。
「俺は勇者トロ! 美味しいものに目がないのだ。ワッハッハー!」
挑戦者が現れた。これで登場人物は毎回変えられる。
「お相手しましょう! エヘッ!」
余裕のエヘ幽霊。
「いくぞ! 勇者流奥義! 勇者斬り!」
挑戦者の攻撃。
「ギャアアアアアアー!」
おみっちゃんは倒された。
「やったー! これで無料でお茶とお団子が食べられる! わ~い!」
大喜びの挑戦者。
「良かったですね。エヘッ!」
死んだはずのエヘ幽霊が笑顔で現れる。
「ありがとう・・・・・・ギャアアアアアアー! お化け!?」
挑戦者は驚く。
「失礼な! 私はお化けではありませんよ! 可愛い幽霊です! エヘッ!」
自己主張できるエヘ幽霊。
「ふざけるな! 人をバカにするにも程があるぞ! ウオオオオオー!」
怒る挑戦者。
「まあまあ、怒ららないで下さいよ。お詫びに私が歌を歌わせてもらいます。エヘッ!」
歌うことが大好きなエヘ幽霊。
「別にいらん。」
挑戦者は歌を断る。
「まあまあ、そんな縁了しないで。1番! おみっちゃんが歌います! 曲は茶店の歌姫! ガガガガガガガガッガガガガガアッガガガガガガガガガガガガガッガガガガガガ! ガガガガガガガガッガガガガガアッガガガガガガガガガガガガガッガガガガガガ! ガガガガガガガガッガガガガガアッガガガガガガガガガガガガガッガガガガガガ!」
おみっちゃんは極度の音痴でデスボイスの持ち主であった。
「なんだ!? 頭が割れる!? 体が引き裂けそうだ!? ギャアアアアアアー!」
挑戦者は苦しんでいる。
「ガガガガガガガガッガガガガガアッガガガガガガガガガガガガガッガガガガガガ! ガガガガガガガガッガガガガガアッガガガガガガガガガガガガガッガガガガガガ! ガガガガガガガガッガガガガガアッガガガガガガガガガガガガガッガガガガガガ!」
更におみっちゃんは歌い続ける。
「ギャアアアアアアー! アベシ! ヒデブ! フンゲー!」
挑戦者はおみっちゃんの歌に耐え切れずに吹き飛んだ。
「ご清聴ありがとうございました! ああ~気持ち良かった! エヘッ!」
爽快なエヘ幽霊。
「賞品のお茶とお団子は私がまかないとしていただきます。美味しい! エヘッ!」
お団子を笑顔で食べるエヘ幽霊であった。
つづく。
「いらっしゃいませ! 美味しい! 美味しい! お茶とお団子ですよ!」
おみっちゃんは茶店の看板娘として働いている。
「私に勝ったら、美味しいお茶とお団子が無料になりますよ! エヘッ!」
挑戦者の目的はお茶とお団子の無料である。
「俺が挑戦しよう!」
いつも茶店には無料サービスを求めて挑戦者がやって来る。みんな無料には目がないのだった。
「俺は月の守り人ムーン! 美味しいものに目がないのだ。ワッハッハー!」
挑戦者が現れた。これで登場人物は毎回変えられる。
「お相手しましょう! エヘッ!」
余裕のエヘ幽霊。
「いくぞ! 月流奥義! 月斬り!」
挑戦者の攻撃。
「ギャアアアアアアー!」
おみっちゃんは倒された。
「やったー! これで無料でお茶とお団子が食べられる! わ~い!」
大喜びの挑戦者。
「良かったですね。エヘッ!」
死んだはずのエヘ幽霊が笑顔で現れる。
「ありがとう・・・・・・ギャアアアアアアー! お化け!?」
挑戦者は驚く。
「失礼な! 私はお化けではありませんよ! 可愛い幽霊です! エヘッ!」
自己主張できるエヘ幽霊。
「ふざけるな! 人をバカにするにも程があるぞ! ウオオオオオー!」
怒る挑戦者。
「まあまあ、怒ららないで下さいよ。お詫びに私が歌を歌わせてもらいます。エヘッ!」
歌うことが大好きなエヘ幽霊。
「別にいらん。」
挑戦者は歌を断る。
「まあまあ、そんな縁了しないで。1番! おみっちゃんが歌います! 曲は茶店の歌姫! ガガガガガガガガッガガガガガアッガガガガガガガガガガガガガッガガガガガガ! ガガガガガガガガッガガガガガアッガガガガガガガガガガガガガッガガガガガガ! ガガガガガガガガッガガガガガアッガガガガガガガガガガガガガッガガガガガガ!」
おみっちゃんは極度の音痴でデスボイスの持ち主であった。
「なんだ!? 頭が割れる!? 体が引き裂けそうだ!? ギャアアアアアアー!」
挑戦者は苦しんでいる。
「ガガガガガガガガッガガガガガアッガガガガガガガガガガガガガッガガガガガガ! ガガガガガガガガッガガガガガアッガガガガガガガガガガガガガッガガガガガガ! ガガガガガガガガッガガガガガアッガガガガガガガガガガガガガッガガガガガガ!」
更におみっちゃんは歌い続ける。
「ギャアアアアアアー! アベシ! ヒデブ! フンゲー!」
挑戦者はおみっちゃんの歌に耐え切れずに吹き飛んだ。
「ご清聴ありがとうございました! ああ~気持ち良かった! エヘッ!」
爽快なエヘ幽霊。
「賞品のお茶とお団子は私がまかないとしていただきます。美味しい! エヘッ!」
お団子を笑顔で食べるエヘ幽霊であった。
つづく。
「いらっしゃいませ! 美味しい! 美味しい! お茶とお団子ですよ!」
おみっちゃんは茶店の看板娘として働いている。
「私に勝ったら、美味しいお茶とお団子が無料になりますよ! エヘッ!」
挑戦者の目的はお茶とお団子の無料である。
「俺が挑戦しよう!」
いつも茶店には無料サービスを求めて挑戦者がやって来る。みんな無料には目がないのだった。
「俺は火の精霊イフリート! 美味しいものに目がないのだ。ワッハッハー!」
挑戦者が現れた。これで登場人物は毎回変えられる。
「お相手しましょう! エヘッ!」
余裕のエヘ幽霊。
「いくぞ! 火の精霊流奥義! 火炎斬り!」
挑戦者の攻撃。
「ギャアアアアアアー!」
おみっちゃんは倒された。
「やったー! これで無料でお茶とお団子が食べられる! わ~い!」
大喜びの挑戦者。
「良かったですね。エヘッ!」
死んだはずのエヘ幽霊が笑顔で現れる。
「ありがとう・・・・・・ギャアアアアアアー! お化け!?」
挑戦者は驚く。
「失礼な! 私はお化けではありませんよ! 可愛い幽霊です! エヘッ!」
自己主張できるエヘ幽霊。
「ふざけるな! 人をバカにするにも程があるぞ! ウオオオオオー!」
怒る挑戦者。
「まあまあ、怒ららないで下さいよ。お詫びに私が歌を歌わせてもらいます。エヘッ!」
歌うことが大好きなエヘ幽霊。
「別にいらん。」
挑戦者は歌を断る。
「まあまあ、そんな縁了しないで。1番! おみっちゃんが歌います! 曲は茶店の歌姫! ガガガガガガガガッガガガガガアッガガガガガガガガガガガガガッガガガガガガ! ガガガガガガガガッガガガガガアッガガガガガガガガガガガガガッガガガガガガ! ガガガガガガガガッガガガガガアッガガガガガガガガガガガガガッガガガガガガ!」
おみっちゃんは極度の音痴でデスボイスの持ち主であった。
「なんだ!? 頭が割れる!? 体が引き裂けそうだ!? ギャアアアアアアー!」
挑戦者は苦しんでいる。
「ガガガガガガガガッガガガガガアッガガガガガガガガガガガガガッガガガガガガ! ガガガガガガガガッガガガガガアッガガガガガガガガガガガガガッガガガガガガ! ガガガガガガガガッガガガガガアッガガガガガガガガガガガガガッガガガガガガ!」
更におみっちゃんは歌い続ける。
「ギャアアアアアアー! アベシ! ヒデブ! フンゲー!」
挑戦者はおみっちゃんの歌に耐え切れずに吹き飛んだ。
「ご清聴ありがとうございました! ああ~気持ち良かった! エヘッ!」
爽快なエヘ幽霊。
「賞品のお茶とお団子は私がまかないとしていただきます。美味しい! エヘッ!」
お団子を笑顔で食べるエヘ幽霊であった。
つづく。
「これをやってると茶店の歌姫1と同じクオリティー。」
まあ、これだけでも面白いとは思うけど。
ピキーン!
その時、想像力の神が舞い降りる。
「子供にしよう。それならインフレしたおみっちゃんを出さなくてすむ。」
例えるとインフレしたドラゴンボール、ナルト、メジャーの人気作は手放したくはないけど延命はしたいというやつだ。
「そして、これなら一からまた物語が始められる。」
完璧。
「おみっちゃんの子供の名前は・・・・・・こみっちゃん。」
子供だけに。可愛いとしておこう。
「お父さんはいない・・・・・・シングルマザーの想像妊娠? いや、渋い谷に捨てられていた子供ということにするか?」
まあ、何でもいい。おみっちゃんに子供ができた。
「なら、おみっちゃんは若女将? いや、おみっちゃんは永遠の看板娘だ。」
ということで、がんばれ! こみっちゃん! エヘッ!
「こみっちゃんも母親譲りのエヘッ! 笑い?」
そういうことにしておこう。
「こみっちゃんは音痴ではない。」
この設定で一から物語が組み立てられるぞ。やったー!
「子供に飽きたら孫だな。」
例えるとドラゴンボール。悟空、ご飯、悟天。その次はひ孫っと。永遠に続けられるな。アハッ!
「こみっちゃんの大冒険!」
やはりこみっちゃんはおみっちゃんの産んだ子供で幽霊の設定にしよう。その方が面白い。
「舞台は異世界? 人間界? 魔界? 天界? 冥界? 妖怪?」
普通に人間界でいいや。
「茶店の歌姫に拘らないで好きに冒険させよう。」
それがいいと言いました。
「は、は、腹が痛い!?」
ある日、おみっちゃんはお団子を食べ過ぎてお腹が痛くなった。
「お団子を全部食べるからだよ。意地汚いったらありゃしない。」
おみっちゃんの食い意地に呆れる女将さん。
「で、で、出る!?」
お漏らし寸前のおみっちゃん。
「汚いからトイレに行きなよ。いくら幽霊でも。」
保健所を怖がる女将さん。
「う、う、生まれる!?」
おみっちゃんの下の穴から何かが出た。
「おぎゃ! おぎゃ! おぎゃ!」
それは小さな赤ん坊だった。
「え!? 私、幽霊なので夜の営みもしていませんが子供ってできるんですね。」
おみっちゃんは処女です。
「幽霊が子供を産んだぞ! 学会で発表しなくては! これは銭になる論文だ! イヒッ!」
守銭奴な女将さん。
「私の子供だから名前はこみっちゃんにしよう。エヘッ!」
これでエヘ幽霊も立派な母親になった。
月日は流れた。
「おばちゃん、お母さん、行ってきます。」
おみっちゃんの子供のこみっちゃんは13歳の中学生になった。
「高いビルディング。これが昔は魔塔だったのね。」
こみっちゃんは渋谷育ちなので高いビルを見ても普通。もちろん歌を歌って破壊もしない。
「よし。青になったから渡ろう。」
もちろん信号無視もしません。
「キキキキキー!? ギャアアアアアアー! ぶつかる!?」
横断歩道を渡っていると信号無視の車が猛スピードで突撃してきます。
「スルー!」
こみっちゃんは極度の音痴でデスボイスの持ち主ではない。しかし幽霊の子供なので車をすり抜けることができました。
「日本国軍万歳! ヒーハー!」
通学路には当然危ないお爺さんなんかも歩いています。
「ステルス。」
こみっちゃんは姿を消すこともできます。安全に危険人物の横を姿を消して歩いていくことができます。
「先生、おはようございます。」
こうして、こみっちゃんは母親のおみっちゃんの若い頃とは違い遅刻もしません。
「結論をいうと私はかなり優秀なのです! エヘッ!」
しかし残念なことに笑い方は母親譲りのエヘ笑いでした。
つづく。
「思うよりスムーズだ。」
書いてみてビックリ。
「この調子でいくと、後は学校に他の妖怪だの人間だの竜だの子供を出せば新キャラクターには困らない。」
この時点で同じことの繰り返しの原案が見えてきた。楽勝だね。
「でも新キャラクターでしのぐとなるとアンパンマン先輩と変わらない。戦いばっかりにしてもドラゴンボールやワンピースと変わらない。探偵にしてもコナン。医術ものもブラックジャック。」
新しいカテゴリーの物語に限界を感じる。まあ、カテゴリーは変わっても過去作と同じ内容の現在放送され中の作品ばかりだ。無理やり百人一首やオーケストラとかに変えても仕方がないしね。これを言っていると最初の一作目以外の作品はパクリということになっちゃう。キリがないからやめておこう。
「ここまでで感じたのはこみっちゃんのスキル。普通の幽霊なのでスルーのすり抜けとステルスの姿を隠すしかない。」
やはりおみっちゃんの様にデスボイスは必要なのだろうか?
「新必殺技だ!」
普通の幽霊では悪者と戦えない。指でっぽう? 髪の毛ばり? 霊丸? デスボイス? 何か戦える必殺技が必要だ。
「妖気と! 霊気と! 可愛さの三位一体の攻撃!」
の必殺技の名前は何か?
「それとは別に、やはりこみっちゃんも歌が歌える方がいいな。」
だっておみっちゃんの子供だもの。ゴットボイスにしよう。PTA向け。
「妖霊丸? 妖気と霊気のツインドライブ!」
後は人気、天気、元気、魔気、邪気、冥気、これだけでもかなり戦える。
「人気! 天気! 元気!」
良いキャッチフレーズだ。アハッ!
「こらえ! この元気!」
良い感じ。
「妖気と霊気と元気で頑張るか。」
お後がよろしいようで。
つづく。
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