第10話
「真崎君ってサッカーしてるって本当?」
と、誰に聞いたのか知らないが恭平が聞いてきたので
「あぁ、そうだけどどうして?」
「ぼくも、サッカーやってるから仲良くできたらいいなぁーと思って」
「そうゆうことか、だったらこれからよろしく」
と、恭平は小学生によくある圧倒的コミュ力で真崎と仲良くなろうとし、
それとは逆に、真崎は前世からの気持ちがあるせいで恭平の事が信じられないでいた
しかし、この真崎と恭平の出会いこそ、のちの世界サッカー界の根底も覆す出来事だと知る人物は今の段階ではまだいない。
それから、放課後まで恭平は転校生ということもあり休み時間のたびに質問されていて疲れたのか6限終了とSHR(ショートホームルーム)机にぐったりしていた。
しかし、俺が見ていることに気づいたのか一瞬こちらを見た後急に
「真崎、今日はサッカーするのか?」
と、言ってきたので俺は少しびっくりしながら
「あぁ、俺地元のサッカークラブに参加しているから今日も練習しに行くつもりだけど。もし良かったら、恭平君も一緒に行く?」
「本当にいいの、行きたい。」
と、言われたので恭平もつれていく事になった。
ここで、俺が参加しているサッカークラブの事について少し解説をしていこう、
少年・少女サッカークラブ通称SSS
地元のサッカークラブの中でも大所帯なことが有名で、下は幼稚園児から上は中学生までと幅広く教えている。
県内のクラブでも1・2を争うクラブとして多くの人に応援されている。
卒業生には、多くの日本代表や世界で活躍する選手がいることが有名で全国各地のスカウトや偵察が来るがあまり気にしていない。
有名人が多いこともあり寄付金も多い。そのおかげで、現在3面の天然芝の外コートと2面の天然芝の室内コートが完備されている。
そのため、クラブ生であれば空いていたらコートを使うことが出来る。
そんな、クラブに俺は以前まで週3日で通っていたが、今の俺は練習したくてしょうがないので予定では週5日行くつもりでいる。
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