第7話

5月6日


(やはり、小学生のころのままか。まぁ昨日の白い部屋での出来事で

この世界で、もう一度やり直すことを決意したんだ。

今日から頑張ろう)


今日から、学校が始まる。

確か、前世の俺はこの頃はまだ友達とよく一緒に遊んでいたはずだ。


(小学生に戻ったのだから知識チートを噛まして人気者になってやるぜー)

と、一人心の中で叫んでいると下から声が聞こえてきた。


「真崎、紗耶香、二人とも早く起きなさい。」

と、お袋が呼んでいるので下に降りることにした。

丁度、姉さんも降りて来たらしく廊下で会った。


「お姉ちゃん、おはよう」

「えぇ、おはよう」

と、少し眠そうな声でかえってきた挨拶を無視して、居間に向かった。


「お袋、おはよう。」

「あら、1回で下まで来るなんて珍しい。お姉ちゃんは?」

「もうそろそろ来ると思うよ。」

と話していると、丁度姉さんも降りてきた。


「お母さん、おはよう」

「おほよう紗耶香。ちゃっちゃっと準備しなさい」


と、俺は朝ごはんを食べながら今日の予定を確認していた。


「真崎、あんた早くしないと遅刻するわよ」

「了解。じゃあ、そろそろ行ってくるよ。

「行ってらっしゃい」

「行ってきます」


と、お袋と少し会話をして自分の部屋にいった。


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