噂
朝起きるとニトが何かやっていた。
「おはよう御座います〜眠い…」
朝は少し弱いのでコーヒーで目を覚ます。
「おはよう御座います!お母さん?」
少し疑問系になっているがそれでも可愛い。
「お腹空いたわね。何か作る?」
「僕もお腹空きました」
「ちょっと待っててね」
私はパパッと卵とベーコンを焼いた。
「じゃあいただきます」
「いただきます」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ご馳走様でした」
「お粗末様でした。もうすぐギルドに行かないといけないから留守番しててね。出来る?」
「出来ます!お母さん」
「そう。なら頼んだわよ」
私は支度をして。家を出た。
「行ってきます」
「行ってらっしゃい」
ドアを閉めて、鍵を掛けてギルドへと向かった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「おはよう御座います〜」
「おはよう御座います」
周りの受付嬢が返事をしてきた。
「あの…」
「何かあった?」
隣の受付嬢が話してきた。
「ナギさんの家に子供が入ってくるの見たって…聞きました。本当ですか?」
私は別に手続きは済ませているから問題無いと思った。
「えぇ…本当よ」
「えぇぇぇぇぇ!」
受付嬢が凄い驚いていた。驚きすぎだと思った。
「そ、それは何故?」
「何故って言われましても…そうゆうものです」
意味に理解できなかったのでなんとか誤魔化した。
「次の方どうぞー」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
帰る間際にギルド長のタネイさんに声をかけられた。
「ナギ。子供いるって本当か?」
「えぇ、本当ですよ?」
「まじかよ…お前が…」
「これは貴方だけに話しますが…」
私は面倒くさいのは嫌なので全て話すことにした。
「なるほど。分かった。手続きはしたのか?」
「とっくにやりました」
「そうか、分かった。何かあったら言ってくれよ?」
私はギルドを出て、家に向かった。
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