風呂
「ただいま〜」
「お帰りなさい。お母さん」
ナギはニトがすごく可愛く思えた。
もともと一人暮らしだったのが、誰かいる事での安心感でナギは何かくるものがあったのだろう。
「ご飯にしようか」
「はい!」
今日はマグロが安かったのでそれを刺身にして食べようと思う。ナギは米と合うのが醤油でつけた刺身が1番だと思っている。
「じゃあ…ご飯は炊けてるので…かき混ぜてそれをこれによそってください」
「分かりました!美味しそう…」
ニトは初めて見る魚に興味津々だ。
ナギはテキパキとマグロを切っていく。
そうして…
「「いただきます」」
ニトは少し困っていた。
どうやら醤油は何に使うのか分からなさそうだった。
「これはこれにつけて食べます。あっ、つけすぎるとしょっぱいので注意してください。つけすぎたのなら…ご飯にこうしたらちょうど良くなります」
ナギは醤油をつけすぎたマグロをご飯につけて食べた。ニトはそれを真似してパクッと食べた。
「美味しいです!」
満面の笑みだった。ナギはそれを見て意識が飛びそうになるがそこは堪えた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「「ごちそうさま」」
「ニト、風呂入ろうか?」
唐突の話でニトは固まった。
「えっいや…でも…」
「いいから。いいから」
「は、はい…」
湯を予め夕食の前に入れておいたので、丁度良くなっているはず。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ふぅ〜いい湯ですね〜」
「そ、そうですね…」
何かニトはもじもじしていた。
「何かありました?」
「い、いや…女性と入ったの初めてで…しかも…」
「しかも?」
「スタイル良いなって…」
確かにナギは暗殺している身なので、しっかり鍛えているのだ。なので体のラインが出ているところは出ているのでニトから見ると慣れていないのだ。
「大丈夫ですよ。貴方も私のようになれますから」
「そ、そうでしょうか?」
「まだ、子供なんだから先はまだ良いの。いい?」
ニトに向かって体を近づけた。
「は、はい〜」
ニトはたわわが目の前にあるので顔が真っ赤になっていた。
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ニト…そこ変われ…
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