時の流れと確認

手紙を呼んで俺は事の顛末を大体把握した。

つまり俺は魔王を命と引き換えに倒して死んだ。

そして魂を女の子の体に入れられて復活!

ってとこか…

俺女の子になったのか…俺の息子たった15年だがお世話になったな…

あいつはいいやつだった。

事の顛末が分かったので俺は次に状況を確認しようと手紙に書いてあった時計を探した。

表示は


1752年4月7日6:57


確か俺が魔王と相打ちになったのが1747年だから…


5年か…長い時間眠っていたのは手紙を、読んで分かったが5年は少し予想外だ。


だって俺以外全員酒が飲めるって事だろ!?


俺だけ大人の階段登れてないじゃねぇかぁぁぁ!!


地味に心にダメージをおったが次に確認しなきゃいけないことがあるので渋々行動に移した。

次に確認しなければならないものの為に1度小屋から出た。

周りは1面緑の森だった。

「ここなら能力の確認が出来そうだな」

そう。確認したかったのは能力だ。

変わっていないと書いてあったがほんとがどうか分からないからな。

流石に上級魔法を使うわけにはいかないのでまずは初級からだ。


「ウィンドカッター!!」


バサッ。


と木が倒れた。良かった本当に能力は変わってないみたいだ。

魔力の回り具合も良い。

あとは…テリアが戻っているかとこれからどうするかだな。

とりあえずテリアの確認をしよう。


「テリア。居るか?」


返事はない。まだ戻っていないようだ。


テリアがいつ戻ってくるかは分からないので俺はとりあえずテリアが戻ってくるまでは気ままに過ごそうと決めた。

かといって食料が無ければ何も出来ないので街を探すことに決めた。

街に行ってもお金がないから何にも食べれないけど。

「この森の中に食べられそうな物があったら取ろう」


お金が無いのなら自分で食料を探すしかない。

街を探しながら食料も探すこれが一番効率的だと思う。

俺の能力の中に鑑定というものがあるので毒が入っていないかなどはすぐにわかる。


数分後、沢山の食べられそうなものを見つけたのでアイテムボックスにしまった。

アイテムボックスは中の時間が止まっていて腐ることがないから便利だ。

そして、食べられそうなものを探している最中に屋根が見えたのでそこに目指して俺は歩き出した。



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