登場人物紹介 第2話EX編

倉田くらた登美子とみこ

百合の花に暮らすお婆さん。愛の祖父、源之丞の隣の家に住んでいる。彼とは幼馴染で、姉弟のような存在。

<作者のコメント>

 村の中でもかなり高齢な方で、昔からの百合の花村を知っている人物です。村で祀っている夜刀神大明神の神社を、ボランティアの仲間と掃除するのが趣味です。


立花たちばな源之丞げんのじょう

愛の祖父にして、立花一刀流の師範。76歳という高齢ながらも竹刀を振るい続けている、元気なおじいさん。

<作者のコメント>

 話の後、愛の家に引っ越ししました。家の土地は売り払い、結構いい値段で売れたとか。


霧崎きりさき夜道よみち

立花家の裏山に埋まっていた日本刀に憑りついている幽霊。夜刀神流やとがみりゅうという剣と霊力を操る技の使い手。愛の霊能力の指南役として、行動を共にする。愛に憑依することで、絶大な霊力を用い闘うことができるが、愛の身体が筋肉痛で動けなくなってしまう。

<作者のコメント>

 実は作者の創作キャラに置いて、1番の古株と言っても過言ではないです。創作当初は「夜道やどう」でしたが、すんなり読めるように「よみち」に読み方を変えました。


立花楡新右衛門たちばなにれのしんえもん

愛の先祖であり、立花一刀流開祖。

夜道に剣を習っており、夜刀神流の見た目だけの型を立花一刀流とした。

<作者のコメント>

 夜道が来る前はしがない農民でしたが、武士に憧れる少年でした。夜道の死後も修行を続け、独力で村を悪党から守るほどに成長しています。百合の花村が現存するのは、彼の功績です。


【クロム】

聖教徒の特級エクソシスト。眼鏡をかけた冷静沈着な男性。

銀の弾丸に霊力を込め、自在にコントロールする「霊流弾レイル・バレット」が得意技。

<作者のコメント>

エクソシストの中でも特級エクソシストは10人しかいません。彼らは強大な悪魔を退治すべく、世界中を飛び回っています。クロムはその特級エクソシストの中でも、最も仕事に対して真面目に取り組む人です。序列は第5位です。


ましら

人を食った猿が、食われた人間の怨念に逆に憑りつかれたことで発生するあやかし。恨みの感情のままに、破壊を繰り返す。

<作者のコメント>

 元となった人間の男は、借金苦で自殺しようとこの山に入りました。しかし崖から落ちて足を怪我して動けず、生きたままサルに食われてしまいます。その時に死にたくないという気持ち、猿への恨みから、逆に猿に憑りついたのでした。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る