9月(2021年) 漫画類

 今月はやや少なめだったかもです。


①いみぎむる『この美術部には問題がある!』14

②矢村いち『声がだせない少女は「彼女が優しすぎる」と思っている』

③三浦糀『アオのハコ』1

④篠原健太『ウィッチウォッチ 』1、2

⑤十三木考『トラップヒロイン』4

⑥原作:ひのひまり 作画:佐倉おりこ『四つ子ぐらし』1

⑦真島ヒロ『EDENSZERO』17

⑧五十嵐正邦『まったく最近の探偵ときたら』10

⑨原作:トネ・コーケン 作画:蟹舟 『スーパーカブ』 6


 今月の目玉はなによりも⑤でしょうか。

 トラップヒロインはいわゆる「男の娘」の話ですが、3巻が出てから二年と半年を経てついに完結しました。ジェンダーものは本当に考えさせられます。興味のある方はどうぞ。


 ⑧は待望の新巻でした。ComicWalkerのほうで最新話は追っているのですが、おまけ漫画も含めて満足感があります。「まったん」って略すのは初めて知りました。ちなみに「川柳少女」とはテイストが全然違います。「まったん」のヒロイン(?)の真白は「川柳」のヒロインの七々子とそっくりですが、後者は正統派ヒロイン、前者はよくわかりません。もう一人の女の子に「かわいい」ヒロインの座は奪われていると思います。存在感は主人公を凌ぐレベルですが。まあ、読んでみればわかります。私が読んできた漫画の中で一番ギャグレベルが高いと思っています。


 そして、③④は我が家の本棚にしては珍しくジャンプ系にして、新規入荷の漫画たちです。④は「スケットダンス」の作者の新作だそうですよ。私は残念ながら「スケットダンス」は読んでいないのですが、この作品、かなり面白かったです。

 ③は、(多分)正統的な恋愛漫画です。バスケ部女子っていいですよね。


 ①の「この美」の宇佐美さんは、性格はともかく見た目はかなりかわいい部類に入ると思いますがどうでしょう。


 

 さて、つらつらと書き連ねましたが、こんなところでいいでしょう。

 今月のベストオブコミックは期待値もかけて、③「アオのハコ」といたします。勝手な印象では、あまり長編にはならなそうだと思うのですが、冊数が多くとも少なくともいい作品はいい作品だと思うので、そう気にせずに追っていきたいと思います。

 

 以上、9月の漫画編でした。


 

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