8月(2021年) 漫画類

 先月は『よふかしのうた』、『葬送のフリーレン』、『兄の嫁と暮らしています』など盛りだくさんだったのですが、今月はやや少なめです。



①比村奇石『月曜日のたわわ』2(ヤンマガKC)

 色々とすごい漫画です。何がって、絵が。1巻は発売一カ月で25万部いったそうです。多分ほとんど男なんだろうなあ。


②水あさと『阿波連あわれんさんははかれない』12(ジャンプコミックスプラス)

 アニメ化するそうです。おめでとうございます。

 ライドウくんと阿波連さんは、付き合っても何も変わらないみたいですね。ほほえましい。佐藤さんと石川君ってなんかあったんだっけ。後で確認しないと。

 漸進的ではありますが、ストーリーが動いている感覚があります。高校卒業後、二人はどうなるんでしょう。


③空えぐみ『沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる』3(BUNCH COMICS)


 第7回沖縄書店大賞で準大賞を獲得したという漫画です。ストーリーはタイトルの通りです。

 私の本棚のご当地もの漫画には、「福岡県」のものとして『博多弁の女の子はかわいいと思いませんか?』(新島秋一、チャンピオンREDコミックス)が、「埼玉県」のものとして『埼玉の女子高生ってどう思いますか?』(渡邉ポポ、コミックスパンチ)があるのですが、つい先日「沖縄県」のものとしてこちらの作品が加わりました。

 わたし自身は沖縄には行ったことはないですが、なかなか面白いです。同時に沖縄県民の感想を聞きたいところではあります。比嘉さんかわいい。

 

④原作/西尾維新 漫画/大暮維人『化物語』14(マガジンKCDX)


 原作小説は読んだことはありません。さすが、難易度が高いと感じています。かつての『うみねこ』ほどではないにしろ、『新世界より』(漫画)と同じくらいでしょうか。どこかのタイミングで、一階通しで読む必要があるなと思っているこの頃です。

 委員長の名前いっつも忘れる。


⑤原作/謙虚なサークル キャラクター原案/メル。 作画/石沢庸介

『転生したら第七王子だったので気ままに魔術を極めます』2、3、4

 今年の初め頃、1巻を買ったのですが、2巻、3巻が出ていたのに気づかなかったという。コロナ禍で本屋に行く機会が減ってから、度々起こるようになりました。大変遺憾です。


 さて、基本的に私は転生ものは読みません。同時に、「私の読書文化史」で述べた如く、ラノベも読みません。そのときにここまで言ったかどうか定かではありませんが、そもそも長めのタイトルがあまり好きではないというのもあります(漫画では多少緩和されますが)。そんな、私の本棚で唯一の転生ものがこの作品です。主人公が最強だと逆に面白いですね。あと作画がかなり好きです。

 こちらも原作(ラノベ)は未読ですが、漫画の方で追っていきたいと思う次第です。



⑥赤坂アカ『かぐや様は告らせたい』23(ヤングジャンプコミックス)

 今月最後の漫画は言わずと知れた名作でした。映画化もされてますね。思えば大学の初めの頃、当時発売されていた9巻までを一気買いしてからもう3年が経ちます。今では本棚占有率も他を圧倒するほどの作品になりました。

 というわけで、1巻からずっと追っているわけではないのですが、今回の表紙と1巻の表紙を比べると、かぐやの表情の変化がみられて感慨深いですね。内容と併せて、かぐやと白銀のストーリーは最後にして最大の問題を残して一段落したと言っていいのだと思います。

 


 来月は、『探偵』の最新刊が月末に出ます。それを楽しみに頑張りたいです。

 

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