129話 徒党を組んでも雑魚は雑魚のこと 後編

徒党を組んでも雑魚は雑魚のこと 後編








七塚原先輩と門の前で合流し、2人そろって外へ出る。




「真っ直ぐこちらへ来よるのう」




「目立つ建物ここくらいですもんね、小学校は燃えたし」




先輩の言葉通り、いくつものエンジン音が近付いてくる。


一瞬で目をつけられたかあ。




屋上を振り返ると、神崎さんが手だけ出して道の方を指し示している。


こっちに来てる、って合図だな。


それに軽く手を振り返し、肩を回す。


足首も軽く柔軟。


痛めたらことだからな。




「田中ぁ」




門の内側から後藤倫先輩の声がする。




「始まったら混ざるから、煽りまくって手を出させて。たぶん相手すっごい馬鹿だから余裕」




「アイアイサー」




「サーじゃない」




「・・・アイアイマム」




「きっしょ」




ひでえや。


何だこの人。




「喧嘩を売るんはおまーが一番うまいけえな。任せるわ」




七塚原先輩の変な信頼が突き刺さる。




「師匠には負けますよ」




「口八丁手八丁の権化じゃな、先生は。相手を馬鹿にする才能も天下一品じゃ」




酷い誉め言葉だがそれには同意する。


毎度毎度喧嘩売るのが上手いんだよなあ・・・師匠は。


いつだったかウチの中学の空手部の顧問、煽りまくって手を出させてボッコボコにしたことがあったっけか。


『老人に殴り掛かるなんて!!』って校長が激怒していたけど、師匠はそのジャンルにいないと思うの。


懐かしいなあ・・・




在りし日の師匠を思い出していると、さらに音が近付いてきた。


もうすぐ見えるはずだ・・・あ、見えた。




ゴテゴテと飾り立てた大型バイクを先頭にして、奴らの一団が姿を現した。


なんだあのだっせえバイクは。


元の車両に土下座して謝れよ。


それにクッソ燃費悪そう。




「斥候、もしくは鉄砲玉っちゅう雰囲気じゃないのう、先頭は。あいつがまとめ役かのう」




「リーダーじゃなくても下っ端ってことはないでしょうな。屋上から見てる時に後続車両に指示してましたもん」




ヘルメットで顔はわからんが、体つきはそれなりに筋肉質だな。


痛んだ革のジャケットを着ている。




俺たちが集団を視認してからしばらく。


先頭の男もこっちに気付いた。


口元に手を添えて何かを怒鳴っている。


・・・無線機かなにかかな?




奴らは少しだけ速度を落とし・・・こちらへ近付いてきた。


門から10メートルほどの位置に、まずバイクが停車。


後続車もそれに続く。


さて、どう出るか。




ぬ。


水路から音がする。


大木くんが下りたのかな?


俺たちにだけ見える角度で、もはや見慣れつつあるパイプ爆弾がにょっきり突き出された。


大木くんだな。


あっちもスタンバったようだ。




バイクの男がまた何事か指示すると、後ろのマイクロバスから男が一人おりてこちらへ向かってきた。


年のころは俺より少し年上に見える。


そこそこ筋肉質の体で・・・うん、銭湯に入れない塗り絵が目立つ。


それになにより、威嚇のつもりか青龍刀を持っている。


映画以外で実物はじめて見た。


結構迫力あるなあ。


先輩の八尺棒には負けるけど。




「おい、アンタらはここの住人か?」




俺の前で足を止めた男が口を開いた。


酒焼けのためだろう、ひどいしゃがれ声だな。




「ああ、そうだ」




先輩は何も話さない。


喋るのは俺に任せるようだ。




「いるのはアンタたち2人か?」




「いや、後は子供が10人だ」




息をするように嘘をつく。


身内以外には全く罪悪感がない。


バレることはないだろう。




男の口がわずかに緩む。


戦力からして大したことがないと思ったんだろう。


俺が言うのもなんだが、顔に出過ぎだぜ。




「そうか。俺たちは龍宮から避難してきたんだ・・・住んでた所がゾンビに襲われてな」




「へえ、そいつは大変だな」




嘘つけ。


避難所襲って威嚇射撃で逃げた腰抜けの癖に。




「この面積でそれくらいの人数なら、まだ空きがあるだろう?物は相談なんだが・・・」




「断る」




ぴしゃりの奴の話を遮った。


男は面食らった顔をしている。




「いや・・・」




「ここに住まわせてほしいって話だろう?他を当たってもらおうか。十分な食料もないんでね」




嘘です向こう半年は楽勝でござる。


野菜もすくすく育っているでござる。


種もたんまりあるでござる。




「それに・・・ここらにはそれこそ空き家が多い。詩谷方面でもそうだ、もっとも避難所は満杯だがな。俺たちも避難所に入れないからここにいるんだ」




住むだけならここにこだわる必要もなかろう。


畑でも耕してまっとうに生きていけばいいのだ。




「・・・おい、兄ちゃん」




おっと、もうメッキが剥がれてきたか。


男はいら立ちを隠そうともせずに続ける。




「後ろにいる仲間、見えるよな?俺が優しく話しているうちにもう少し素直になった方がいいぜ?」




「あいにくだが俺の両眼は2、0だ。初めから素直に断るって言ってるだろう?」




男が握る青龍刀が震える。


もう少し内面を隠す努力をしろってんだ。




「ウチには育ち盛りの子供がいるんだよ。アンタらは大人なんだから自分の食い扶持くらい自分でなんとかしな」




「わかんねえ野郎だな・・・!」




男の声に異変を察してか、停車した車から男たちがワラワラ出てきた。


さっと確認するが・・・飛び道具を持った奴はいないな。


相手が2人だから車内に置いてるのかもしれないが。




「なあおい?見た所アンタたちもそれなりに腕は立つんだろうが、人数を考えなよ。言うことを聞いてくれりゃあ悪いようにはしねえから」




「だったらさっさとケツまくってお帰り願おう。威嚇して脅すような奴らに食わす飯も、住まわせる場所もない」




男の顔は収穫間近のトマトめいて赤い。


交渉役?を任せられるだけあって忍耐力はそれなりにあるようだ。




「おいおい、穏やかじゃねえな」




リーダーっぽい男がバイクを下りてこちらへ向かってきた。




「ゴウタぁ、どうなってんだよ」




「リョウマさん、それが・・・」




リーダー・・・革ジャン野郎が青龍刀の男の肩を叩き、何事か話し込んでいる。


む。


革ジャンの下のふくらみ・・・拳銃を持ってるな。


やっぱりただの下っ端ってことはなさそうだ。




―――かた。




『魂喰』の鍔が小さく音を立てた。


びっくりするからやめていただきたい。




「兄さんたちよぉ」




革ジャンが俺たちに近付いてくる。




「そんだけ強気ってことはさぞ腕っぷしもいいんだろう?俺らのファミリーにならないか?」




嫌だよそんな汗臭そうな家族は。




「これだけ数がいりゃあなんでもし放題だぜ?ここを提供してくれたら幹部にしてやる・・・美味しい思いもさせてやるよぉ」




「断る。アンタらのやりたいことは、恐らく俺のやりたくないことだ。子供たちの教育上悪いしな、とっとと帰れ」




そう答えると革ジャンは芝居がかった仕草で大きく天を仰いだ。




「ふー・・・一度しか言わねえからよく聞けよ」




革ジャンは目に怒りを滲ませて、吐き捨てるように喋る。


おっと、部下に似てメッキが剥がれるのが早いなあ。




「すぐにここを明け渡せ。今なら命だけは勘弁してやる・・・断るならてめえらの前で子供を1人ずついたぶって殺す」




―――かた、かた。




鞘に添えた左手に伝わる振動。




「無駄飯喰らいの餓鬼がなんだってんだ?ええおい・・・利口になれよ?この状況じゃ糞餓鬼なんて何の役にも立たねえだろうが」




―――かた、かたかたかた。




おかしいなー刀だけ地震にあってるのかなー。




俺の後ろから、凄まじい勢いで殺気が放出される。


先輩、抑えて抑えて。




「おい、これがわかるか?いくらてめえらが腕が立つってよ・・・銃に勝てるわきゃねえだろうが!!」




革ジャンがズボンからオートマチック拳銃を抜き、俺達に見せつけるように持つ。




馬鹿が。


抜いたら即構えろ、それに・・・


そこはもう、俺の間合いだ。




「・・・あくまでも帰る気はないってこったな?」




「すかしてんじゃねえっ!!いいか!今すぐ!門を!!開け―――」






鯉口を切り、柄に手を滑らせる。


腰を回しながら、右手を前へ。


ぬるりと光を反射しながら、刀身が射出された。




―――びゅおう。




今まで何度繰り返してもついぞ出なかった豪快な風鳴りとともに、『魂喰』が空気を切り裂いた。






「・・・はぇ?」




革ジャンの間の抜けた声が響く。




血振りをすると、路上にびしゃりと血が音を立てた。




「えっ・・・えっ・・・?」




青龍刀の男が声を出す。




「にゃに・・・しやが・・・るぅう・・・」




拳銃の持ち手を両断され、反転した刃で頸動脈を切断された革ジャンが血を噴き出しながら前のめりに倒れた。


何事かを不明瞭な声で呟きながら、奴は血だまりの中で細かい痙攣を繰り返している。




『魂喰』の刀身を見る。


・・・恐ろしいほどの切れ味だ。


重く鋭い刀身と言えども、あの威力はそこらの刀では出せない。


俺としては手首を斬り付けて拳銃を使えなくし、その後首を斬るつもりだった。


だったが、コイツは太い手首を両断して見せた。


それを可能にしたあの剣速は、俺だけの力ではないという確信があった。




まるで、『早く斬らせよ』とばかりに刀が鞘から飛び出したように。




「りょ、りょりょりょ・・・リョウマ、リョウマさ・・・」




現実を受け止められないでいる青龍刀の男。


そこへ、先輩が踏み込んだ。




「っじゃあああああああああああっ!!!!!!!」




「ぃひ!?ひぃひひ!?」




咄嗟に上段への防御体勢を取ったことだけは褒めてやろう。


相手が八尺棒じゃなければ・・・だが。




風を纏った八尺棒が、青龍刀に激突。




分厚い刀身をひん曲げながら、八尺棒が男の脳天にほぼ速度を落とすことなく炸裂した。




「ぎゃん!?」




頭蓋骨を陥没させてもなおその勢いは衰えず。


べきべきと嫌な音を立てながら、男はカエルのように路上へ叩きつけられた。


即死・・・だろうな。






仲間が瞬殺されるのを見て、後方の集団は頭が空白になってしまったようだ。


逃げるでもなく、反撃するでもなく。


ただただ口を開けたまま、停止している。




今まで奪われる側に回ったことはないんだろう。


混乱してるよな、まあ同情はする。


たまたま襲った先に俺達みたいなのがいたんだもんな。


RPGで旅立つ村の周辺に魔王がいるみたいなもんだ、理不尽だろう。




が、ここで全員死んでもらう。




好き勝手やろうとしたんだ。


好き勝手されても文句は言えないよなあ?






俺たちが集団へ体を向けると、やっと奴らは動き出した。




手に武器を持ってこちらへ向かおうとするもの。


訳もわからずただ絶叫するもの。


そして、若干冷静な何人かが車に乗り込もうとしている。




その瞬間だった。




最後尾に停まっていた軽自動車が、逃げようとした運転手を乗せたまま爆発。


それとほぼ同時に、屋上に潜んでいた3人の狙撃手による射撃が開始された。




もう奴らは大パニックである。




それを見つつ、俺達は集団へ向けて一気に走り出した。






「がああ!!こ、この野郎ぅあ!!!」




迫る俺に向け、青龍刀が唸りを上げる。


・・・流行ってんのかそれ?


大陸系マフィアかこいつら?




荒事に馴れているであろう男の振り下ろしは、体重が乗ったそれなりの勢いだった。




「っふ!」




半身になってそれを避けつつ、がら空きになった首を薙ぐ。


何の抵抗も感じずに、切っ先がするりと首に滑り込んだ。


いささかも速度を緩めることなく、刀は男の首を4分の1ほど切り裂いて抜ける。




「ぁはぁ~!!!ああがっ!?が!?」




首を抑えて出血を止めようとする男を蹴り倒し、次の敵へ向かう。


俺の少し先には、七塚原先輩がいる。




「来るな!来るなぁ!!」




「ぬぅんっ!!」




出鱈目に振り回される鉄の棒を弾き、反転した八尺棒が轟音と共に男の胴体にめり込み・・・豪快に吹き飛ばした。


口から大量の血を吐きながらくの字に折れ曲がったそいつは、マイクロバスの側面に音を立てて激突。


ずるりと地面に倒れたその背後では、人の形にバスの装甲がへこんでいた。


・・・あっちは任せておこう。




「ひいいあ!!あああああっ!!ああああああ!!!!!」




仲間たちの惨状を見て叫ぶ男が、踵を返して走って逃げる。


惜しいな。


もっと早くにそうしていれば、死なずに済んだんだがな。




手裏剣を投げようとして、やめる。




男の逃走経路には、いつの間にか後藤倫先輩が回り込んでいた。


大魔王からは逃げられない。




「どけえええ!!殺すぞ!!殺すぞ!!!!」




大型のナイフを振り回しながら男が叫ぶ。


女だからと甘く見たのだろう。




「どけって言ってんだああああ!?あああああ!?!?!」




横薙ぎの軌道で振るわれたナイフを、後藤倫先輩は地面すれすれへしゃがむことで回避。


それと同時に低く踏み込み、男の足首に手をかけて引く。




「っは!!」




バランスを崩され、前のめりに倒れる男の顔面に左拳が突き刺さった。


カウンターの形で炸裂した拳は、反動で男の首をその可動域を大きく越えて後方へ倒す。


即死した男を一瞥もせず、先輩は新たな標的へ走り出した。


・・・あっち方面は後藤倫先輩担当だな。




「うわああ!わああああああっ!!!」




逃げる方向を見失った男が、水路の方面へ。


あ、そっちは・・・




「たすけ!たすけt」




ぼん、という音と共に男の上半身がほぼ吹き飛んだ。


残った体にも、微細な金属片が突き刺さっている。


大木クレイモアの威力・・・すっげ。


アレを盾に張り付けといたら役に立つんじゃないかな。




「あああ!!!うわっ!!うわあああああ!!!!!!」




スプラッタな光景に我を失った男が、こちらへ走ってくる。


地雷よりはまだ俺の方が生き残る確率が高いと思ったのか。


見くびられたもんだなあ。




「あああああああああああああ!!!!」




喚きながら鉄パイプを振り回し、俺へ迫る男。


迎撃をするべく、後方に重心を乗せて脇構え。




「いぎゅん!?」




が、男は頭を撃ち抜かれてくたりと倒れた。


側頭部から入った銃弾が反対側から抜けていったんだろう。


その頭は半分ほどがえらいことになっていた。




屋上を見ると、璃子ちゃんだろう影が俺に向かってガッツポーズ。


・・・逞しくなったなあ、本当に。




「ふざけやがって!ふざけやがってええええええっ!!!!!」




マイクロバスから叫びながら男が出てくる。


筋骨隆々、まるでボディビルダーだ。


手に持っているのは・・・なんだアレ、槍?薙刀?


あ、アレだ!髭が綺麗で有名な武将が持ってた・・・えんげつ、とう?ってやつだ。




俺に近ければ撃たれることはないと思ったのか、男は姿勢を低くしながら猛然と突進。


後方に逸らした武器に突撃の勢いを乗せ、一気に薙ぐつもりのようだ。


へえ、中々腕に覚えがあると見た。




「死ねええええええっ!!!!!!!」




が、別に付き合ってやる義理もない。


腰から十字手裏剣を抜きつつ、放る。




「えぇぎ!?」




まさかそうくるとは思わなかったのか、飛来した手裏剣は男の右目に深々と突き刺さった。


それに合わせて踏み込み、上段から振り下ろす。




「ぃん!?」




涼やかな風鳴りと共に振り下ろされた切っ先が真っ直ぐ男の顔面を断ち割り、そのまま突進の勢いを乗せたままゴロゴロと地面を転がり、止まる。


ご自慢の筋肉も、目まではカバーできなかったな。




血振りをし、新たな敵を探す。


血に濡れた『魂喰』が、日光を妖しく反射している。


『もっと斬らせよ』と叫ぶかのように。




心配せんでもまだまだ屑は残っている。


好きなだけ斬らせてやるさ。






「お前で最後だ、潔く成仏するんだな」




斬りも斬ったり、というところか。


俺たちは縦横無尽に暴れ回り、敵は残すところただ一人を残すばかり。




俺と先輩方3人に囲まれ、残った男は顔を青くして立ち尽くしている。


見逃すつもりは毛頭ない。


こいつらはこっちを殺すつもりだった。


ここで逃しても、コイツはどこかで誰かを殺すだろう。


改心することなんかは考えない。


俺は仏ではないので顔は三度も残機はないのだ。




「ゆ、ゆるして」




「断る」




一思いに楽にしてやろう。


そう思い踏み出す。




「あわ!あわあ!!」




男は弾かれたように後方に跳び退き・・・水路の縁から落下した。


ばしゃん、と水音が響き・・・




「あば!?あぎゃ!?がががががががががっ!?」




男はしばらく電流で跳ねまわり、静かになった。


・・・締まらねえ。




「なんかアレですよね、こういうのって何て言うんでしたっけ・・・どっちらけ?」




ざぶざぶと水をかき分け、魚河岸仕様の大木くんが微妙な顔で近付いてきた。




「さて・・・どうだろう」




なんにせよこれで終わりか。


考えてみれば、こっちはフル装備の南雲流3人+銃装備の3人+ボマー大木くんの布陣なのだ。


そこらへん発祥の土着チンピラに負けるわけがない。




「片付けせにゃならんな。子供らぁに見られるわけにはいかんけえのう」




七塚原先輩が手ごろな死体を担ぎ、一か所に集め始めた。




「トラックに積んで一番遠い田んぼに埋めに行くか」




「そっすねえ・・・逃げないの後藤倫先輩。甘味抜きですよ」




「鬼畜、変態、禿げ」




だから禿げてないっつーの!!




水路から上がってきた大木くんと、屋上から下りてきた神崎さんを加え・・・俺たちは『清掃活動』に勤しむことにした。




「ゲームみたいに殺したら死体も消えてくれればいいんですけどねえ」




「こわ、これがゲーム脳」




ボヤく大木くんに後藤倫先輩が呟く。




「うぇえ・・・ななっち、もう少し綺麗に殺して」




「無茶言うのう・・・」




大量の虐殺をしたというのに、俺達もいい感じにネジがぶっ飛んでるな。


ま、そうでもなきゃ生きていけないなら仕方がない。


子供たちが守れるなら別に構わん。




俺は、苦笑いをしながら大木地雷で半分吹き飛んだ死体の足首を持った。


さて、これが終わればラーメンパーティだ。


気合を入れよう。

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