第77話 スッキリ大木くんとまたもや新種?のこと

スッキリ大木くんとまたもや新種?のこと








「ぐつぐつー」




「そうだな、でっかい鍋があってよかったなあ・・・危ないからサクラはこっち来るなよ」




「はふ・・・」




俺は蕎麦を茹でている。




さっき突然やって来た大木くんが持ってきた『引っ越し蕎麦』である。


こっちに子供が多いのは承知しているからか、なんと20人分以上あった。


炊き出し用みたいなでかい鍋が何故かあったので、二回に分けて茹でよう。


先に子供の分、大人は後だ。




葵ちゃんは大量の蕎麦が珍しいのか、興味津々である。


サクラは鼻をすんすんさせながら、その足元をウロウロ。


お利巧さんだなあ。




「もうちょいでできるから、みんなで箸とかの準備しといてくれない?」




「うん!サクラちゃん、あっちいこー」




「わふ!」




てててと走って行く葵ちゃんと、嬉しそうについて行くサクラ。


サクラはどこに行ってもお兄ちゃんお姉ちゃんがいるから幸せそうだ。


子供たちもサクラが癒しになっているだろうし、win=winってやつだな、これは。




「すいません、茹でてもらっちゃって・・・僕の分まで」




「1人も2人も変わんないから心配すんな」




入れ替わりに大木くんがこっちへ来た。




「ま、色々あったんだろうけどとりあえず飯だな。事情は後で聞くよ」




「了解でーす・・・ツユ作っときましょうか?」




「私がやりますので、お気になさらず」




「うお!?いたんですか神崎さん・・・」




いつの間に!


軽く引いている様子の大木くんを見ながら、俺は苦笑いした。








「ふいー・・・茹ですぎたかな、ちょっと」




「井戸水使うと冷えて美味しいんですねえ・・・氷もいらないなんて」




楽しい食事が終わり、俺と大木くんは屋上で寝転がっている。


サクラは食後の運動に勤しんでいるようだ。


下からわふわふと楽しそうな声が聞こえる。




「七塚原さん・・・でしたっけ?あの人むっちゃ食うんですね、体も凄いですけど」




「あの人の胃袋は多分無限大だし、食ったら食っただけ筋肉になる特異体質なんだろ・・・たぶん」




「ヒエエ・・・」




七塚原先輩は、この生活が始まってからさらに体を鍛えまくってるし。


『巴と子供らぁを守らにゃあ、いけん』と言って。


・・・先輩も、ふれあいセンターの件はショックだったんだろうな。




「で、今更だけど家が吹き飛んだってのは・・・?」




そう聞く。


さっきは周りに子供がいたからな、あまりグロイ話とかは聞かせたくない。


爆発・・・爆弾絡みだろうから大変なことになってそう。


丁度ここには俺たちしかいないし、いいだろう。




「んあー・・・そうそう聞いてくださいよォ」




大木くんは大きく伸びをして、うんざりした様子で話し始めた。








あの大学での一件の後、大木くんは持ち帰った3Dプリンターの化け物を早速地下に設置した。


なんでも動画編集とかも全て地下で行っているらしい。


ウッキウキで制作活動に没頭し、昼夜の概念がバグり始めたころ・・・食料の調達に行くことにしたらしい。


大木くん宅には備蓄食料は潤沢にあるが、もしもの時に備えて動けるときは動くようにしているとのこと。


俺とは大違いだなあ・・・立派である。




まあそんなこんなで大木くんは外出したわけだが、徹夜続きの弊害かミスをしてしまった。


いつもならヘルメットとマスクで完全に顔を隠しているのに、うっかりヘルメットだけをかぶってしまったのだ。




悪いことは続くもので、いつもは行かないスーパー跡地にいった所、先客がいた。


10名ほどの薄汚れた男女の集団、その中の1人が大木くんを見て声を上げた。




その先客というのが・・・大木くんがこの世で一番会いたくない、そう、あの元婚約者だった。




「政宗くん!」




「人違いですけど死ね!!!!!!!!!!!!」




そう叫ばれた瞬間に、大木くんは咄嗟に懐の新型爆弾を集団に向けて投擲。


アルミの粉末をなんちゃらかんちゃらした閃光手りゅう弾もどき・・・らしい。


そして大木くんは、集団が右往左往するその隙に逃げ出した。




が、悪いことは続くもの。




大木くんに一体何の恨みがあるのか、奴らは必死に追ってくる。


彼がバイクに乗って逃げだせば、その後ろを3台の車で追ってくる気合の入れようだったらしい。


このまま迂回をしまくって振り切ってやろうか・・・そう彼は考えた。




しかしその瞬間、大木くんに電流走る。




なんで自分が逃げなければいけないんだ・・・?


被害者のはずの自分が何故、奴に気を遣って身を潜めなければならんのだ・・・?




そう思った瞬間、腹の底から活力が出てきた。




大木くんは今までの逃走ムードから一転、安全運転ギリギリの速度で走行。


つかず離れずの距離で奴らを誘導しつつ、古本屋へ。




帰宅するなり、門を開いて準備をし・・・奴らを迎えた。




俺たちも入ったことのある2階の部分に大量の爆弾を用意し・・・


奴らが車を停め、全員車から降りたのを見計らって・・・全力の投擲を開始した。




「政宗くん!話を聞いて!!」




「うるせええええええええええええええええええええええ!!!!!よくものうのうと顔を出せたもんだよ!死ね!死に腐れ〇ッチ!!!」




元婚約者の言葉に、そう叫びながら。




悲鳴はすぐに爆発音にかき消されるも、気にせず投擲。




元婚約者は咄嗟に周囲の男を盾にするというファインプレーに出たが、数の暴力には勝てず。


大木くん曰く、「欠片も残さず」消えたらしい。




テンションの上がりきった大木くんが気付いた時には、もはや駐車場には人間の残骸と車の残骸しか存在せず。


やりすぎたなーと少し反省するのもつかの間。




大量のゾンビが襲撃してきた。


・・・まあ、そんだけ爆音を響かせていれば当然ではある。




しかも爆弾の威力が高すぎて、あの厳重な門も粉々だったらしいのでゾンビフリー状態だ。


大木くんはしばし応戦したが、爆弾というものの関係上投げれば投げる程ゾンビのおかわりが来る。




そこで彼はふと考えた。




門は壊れたし、ゾンビはわんさか。


1体ずつ弓で処理するのも面倒くさい。




あれ・・・ここに住み続けるメリット、ある?




彼の深層心理の出した答えはノーだった。




考えを切り替えた大木くんは、地下ブロックに大事なものを片っ端から避難。


古本屋との出入り口を厳重に封鎖し、別の出口から荷物を抱えて脱出。


緊急避難用のトラックに物資を詰め込んだ。




準備をすっかり完了させた大木くんは、見晴らしのいい場所に立ち。




「たーーーーまやあああああああああ!!!!!」




そうシャウトしながら、爆破スイッチを入れたのであった。








「いやーはっはっは!まさか古本屋どころか近所中吹き飛ぶとは!!はっはっは!!」




言い終えた大木くんは大層楽しそうである。




「あ、もちろん近所に人間がいないことはチェック済みです」




しっかりしていらっしゃるわぁ・・・




「離れた所にいなかったら死ぬとこでしたわ!!威力が高すぎましたねえ!!」




ほんっとうに大変に楽しそうである。




ともあれ、これで彼の過去は名実ともにクリーンになったわけだ。


抱えた闇も、少しずつ消えていく・・・のかなあ?


ま、これからは面白おかしく生きていってほしいと切に願う。




「というわけで・・・こっから近い家に拠点を設けますから、これからよろしくです!」




ここに住んでもいいけど・・・彼はやはり1人がいいようだ。




「田中野さんの家も、1週間毎に見に行きますんで!」




「いやいやいや、いいよそんなの・・・」




「いいんですよお、川釣り動画のついでですから・・・爆弾仕掛けときましょうか?」




「有難いけどそれだけはやめてください」




帰ったら近所丸ごと吹き飛んでそう。




「かつてない自由感・・・いや、全能感ですよこれは!今なら何でもできそうですよ~!」




今日の空よりも晴れ渡った顔をした大木くんである。


うん、元気になってよかった。




「ははは、まあ無理だけはしないようにね」




「合点承知!ですよ!・・・あ、そうだお土産にソーラーパネル持ってきたんで後で倉庫の屋根にでも取り付けましょうよ!」




マジか。


つくづく有能な男である。




「有難いけど・・・いいの?」




「無人の施設から引っぺがしてきたんで、お気になさらず!」




こうまでよくしてもらって、悪いなあ。


俺、ここまでされるようなことしたっけ?




「僕、田中野さんたちに教えてもらいましたよ・・・大事なのは暴力!暴力!暴力だって!」




「人をそんなレイダーみたいに言うのやめてくんない???」




俺はそんなに・・・そんなに・・・そんな、うん。


言い訳できねえわ。


初手で襲わない以外は完全に暴虐ムーブしてたわ。


・・・いや、仕方がない。


今は悪魔が微笑む時代なんだぁ~!!






「ここかぁ!?」




「あーそうですそうです!そこで固定してくださぁい!」




「わしの方はどうじゃぁ!?」




「オッケーです・・・そこで、あああ七塚原さん!!あんま強く叩くと屋根が壊れちゃいますよ!!」




倉庫の屋根に上り、大木くんの指示でパネルを取り付けている。


当初は大木くんが全部やるなんて言っていたが、そこまで甘えられてはいられない。


ソフト系の方はお任せするが、ハード系は俺たちでやらないとな。




「屋根があちいなあ・・・」




「焼き肉が食いとうなるのお!田中野!」




「・・・なんで!?」






倉庫の屋根には無事にパネルが取りつけられ、大木くんの設定の結果無事に使えるようになった。


これも大木くんが持ち込んだ蓄電池に電気が溜まり、備え付けのモニタで電気残量が確認できるように。


うーん、科学の力ってすげえ。


これで晴れていさえすれば電気には困らんな。


溜めてもおけるし。


・・・あんま電気使わないけども。


っていうか梅雨だけども。


・・・まあいいか、ここらは雪降らないからソーラーパネルの効果は抜群だ。




「電気調理器ももうちょい調達するかな。それに冷蔵庫も動かせそうだ」




「ホットプレートにしよう田中」




「・・・まだ卵は産まれませんよ、後藤倫先輩」




気が早いことだ。




「ここも、随分便利になりましたね」




神崎さんが、感慨深げに屋根を見上げている。




「つっても、初手井戸完備の時点でかなり恵まれてますけどねえ」




ここの使用許可をくれた社長さんには感謝しないとなあ。


社員さんは相変わらずやってこないけども。




「田中野さん田中野さん、ちょいとお願いがあるんですけど」




倉庫を見ていると、大木くんが話しかけてきた。




「ぬ?」




「拠点予定の家見に行くんですけど・・・護衛してくれません?」




「なんだそれくらい、お安い御用だよ」




色々世話になってるしな。


これで少しは借りが返せるってもんだ。






「いい所ですよねえ、ここ」




「ああ、ゾンビ騒動が起こって土地の価値が逆転したな」




「この騒ぎが終わったら土地も家も余りまくってそうですよね、全国的に」




そこら中で死んだりゾンビになったりしてるもんな・・・




「総人口、どれっくらい減ったのかなあ、この星」




「環境汚染が減って、星自体は喜んでそうですよね」




悲しいこと言うなよ・・・




大木くんの家(予定地)は、高柳運送から目と鼻の先だった。


2階建ての、なんていうか普通の田舎の家って感じ。


周囲は小規模な堀と塀に囲まれている。


駐車場は家に脇にあって、今回乗ってきた大型トラックも楽々駐車できそうだ。


田舎の家って敷地が広いよなあ。


その大型トラックは、今は道に駐車している。




「防衛にはもってこいの立地だな」




「勿論水路には電気を流す予定ですよ!」




なるほどなあ。


よく見ている。




っていうか・・・




「持ち主帰ってきたらどうするんだ?」




ここ、今更ながら他人の家だろ。


いやまあ・・・本当に今更なんだけどさ。




「そりゃあ土下座でもして引き渡しますよ、そのためになるべく内装には手を加えない予定ですし」




「なるほど、それならいい・・・のか?」




「緊急避難ですよ緊急避難、たぶん」




・・・まあいいか。


俺も散々物資調達とかしてたし。




「さ、気を取り直して・・・ぐぎぎ、硬いですねこの門・・・ふぬぬぬ」




どうも、長い事動かしていないせいで門が錆びついているようだ。


見た目はそんなに古くも見えないが・・・空き家になって長いのかもしれんな。




「貸してみ、ふんぬぬぬ・・・!ぬううううあああああああああ!!!」




渾身の力を込めて引っ張ると、門はぎしぎしと音を立てながらゆっくり開いた。




「おおさっすが田中野さん!力こそパワーですn」




「・・・オオオオオオオオオオ・・・」




同時に動きを止める。




「今の、聞こえた・・・よな?」




「ええ、たぶん・・・家の中からですかね」




兜割を引き抜いて身構える。


大木くんは俺の後ろに下がりつつ、以前の改造型スタンバトンをわたわた引き抜いた。




「七塚原先輩が、この辺は掃除してるはずなんだがなあ」




「家の中で気付かなかったんじゃないですか?」




「まさか、あの先輩が?・・・それより冬眠でもしてたんじゃないかなあ」




「熊じゃあるまいし・・・いや、でもエネルギー消費を抑えるために疑似的な休眠状態になっていたことも・・・」




何やら考え事を呟き始めた大木くん。




「・・・オオオオオ・・・」




・・・やっぱり聞こえた。


家の中から・・・か?




敷地にゆっくりと踏み込む。


狭い所では満足に動けないので、周囲に障害物がないかしっかりとチェック。


・・・広い家で助かるなあ。




手入れが行き届かなくなって時間が経っている、雑草が生い茂る庭を歩く。


半身ゾンビが倒れている様子はない。




「俺から離れるなよ」




「言われなくても・・・」




庭の中央で動きを止め、耳を澄ます。




「・・・アアアアアア・・・」




家の方じゃないな、これは。




庭の隅に建てられている、家庭菜園用かなにかの小屋・・・というか、農機具置き場的なものを見つける。


・・・あっちか?




足元の石を拾い、その小屋の屋根に当たるように放る。


投げた石が、屋根に当たってごつんと音を立てた。




「アアア!!!ウウアアアアアアアア!!!!」




途端にエキサイトする声。




「ビンゴ!・・・じゃあやるか」




「邪魔になんないようにしてます!」




大木くんの声を背に、小屋に足を踏み出したその時。




「ギャバアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」




木製のドアを内側から粉砕しながら、作業服を着たゾンビが飛び出して来た。


耳がいいし動きが速い!


詩谷のゾンビとはやっぱ違う・・・!?




「大木くんトラックに逃げろ!!」




「はぁい!!」




小屋から飛び出してきたのは、なんというか・・・




「グルウウウアアアアアアアアアアアア!!!!」




「乳牛みたいな模様だなお前は!!」




そう、ノーマルゾンビでも黒ゾンビでもない。




まだら模様の白黒ゾンビだった。




生前は普通のオッサンだったのだろうそのゾンビは、上半身は発達した筋肉に覆われている。


だが下半身は普通の?人間サイズ。


なんともアンバランスなゾンビである。




「ガアアアアアアアアアアアア!!!!」




そんなことを考えていると、吠えながら俺に疾走してくる白黒ゾンビ。


手には、血汚れで錆びついた鉈が握られたままだ。


しかも、動きに合わせて振りかぶりながら走ってくる。




・・・こいつ、武器まで使いやがるのか!?




「アガアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」




「っしぃ!!」




俺に向かって振り下ろされる鉈を弾く。


重い。


なんて保持力だ!




が、上体はぐらりとバランスを崩す。




「ぬうん!!」




鉈を弾いた兜割を引き寄せ、一気に胸元を突く。


手が痺れる・・・!


硬さは黒ゾンビと同程度、か!




「がぁっ!!」




体重を切っ先からぶつけるように、背中に力を込めて踏み込む。


みしり、という感触。


・・・胸骨、いただき!




「ギュウウアアアアアアアアアアア!!!!」




「うるっ・・・!!!」




突いた勢いでゾンビが後ろに下がったので、そのまま振り上げ。




「せんだよォオ!!!!」




渾身の力を込めて、脳天に振り下ろした。




「ギャバ!?・・・ガ・・・ァ・・・」




割れた頭蓋の感触と共に、そいつは地面に倒れた。


念のため、後頭部も思い切りぶん殴っておく。




びくんと震えた後、ゾンビは成仏した。




・・・こいつ、なんなんだ・・・?


あの動きは、鉈という武器の『使い方』をわかっている動きだった。


きっちり刃を食い込ませるように振り下ろしたもんな。


正直腕前自体はそこらのチンピラと大差ないが・・・力が強い。


普通の人間には十分脅威になるぞ、あれ。


下手に受けたらそのまま押し切られるくらいの勢いだったしな。




「・・・おーい、もういいぞ」




「はーい!」




声をかけると、トラックの中から大木くんが出てくる。


立派な引き際だぁ・・・




「あの、見間違えじゃなかったらこいつ・・・武器使ってませんでした?」




「ああ、俺もそう思う」




「し、進化したってことですかね・・・?」




「さてな、まだこいつだけじゃなんとも・・・避難所にも注意喚起しとこうか」




もしかしたら、龍宮でもこんなのが出現してるかもしれん。


色々聞いてみないとな。




「とりあえずこれでここはカンバンだとは思う、あんだけ騒いでも他に物音一つないし・・・とにかくこいつは道に出すか。適当なとこまで持ってって、写真でも撮っておこう」




「あ、僕のデジカメ使ってください。何個もあるんで、報告用にそのまま持ってっていいっすよ」




おーありがたい。


最後にちょいと敷地内を確認して、ゾンビを運び出すか。






思った通り、あの家にいたのはあのゾンビ1体と・・・無数の元人間っぽいパーツだけだった。


あの庭の小屋、その内部はもう・・・精肉工場も真っ青の有様だった。


元は何人いたんだろうか・・・




「持ち主、多分いませんよねあの家」




引きずり出したゾンビの目の前で、思い出したように言う大木くん。




「ああうん・・・どうだろうなあ」




親戚とかいるかもしれんし・・・ま、どうでもいいが。


返せといわれりゃ返せばいいし。




「さーて、掃除と要塞化、頑張りますよお!!」




元気に空に向かって腕を振り上げる大木くん。




それを見つつ、俺は苦笑いしながら煙草に火を点けた。


やれやれ、悩みの種が増えちまったな・・・




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