第62話 防衛計画のこと

防衛計画のこと








大木くんは近隣の空き家にいくつか侵入し、山盛りの食料を持ち帰って来た。


空き家か・・・完全に失念してたわ。




『ここらへんは手つかずなんで、取れる時に取っといた方がいいですよ!』




とのことだが、確かにそうだな。


本来の持ち主は多分ゾンビになったか死んでるだろうし。


もしこの騒動が終わって生きていたら・・・それはその時に考えよう、うん。




そして時間は過ぎ、今は夕飯の真っ最中である。


最近人数が多くなったので、昼と夜は倉庫の中で食事をすることにしているのだ。


朝は適当にパンとかスープ的なものを食べている。




倉庫には大型のガスコンロもあるし、この会社では社員でBBQなんかをしていたのかテーブルも椅子もある。


子供たちもこの環境での食事は楽しいのか、和気あいあいとしている。


ま、それもこれも食料に不自由していないからだろうな。


自衛隊からの物資もあるし、巴さんの次に子供が好きな七塚原先輩が大量に食料を集めてくれているし。


・・・これ以上変なのに目を付けられませんように・・・




「へー!おにーさん配信者志望なんだ」




「そうなんだよー、もう毎日楽しくってさあ」




璃子ちゃんが大木くんと話している。


若い分、そういう職業には詳しいんだろう。


俺?俺は・・・なんかゲーム実況とかする動画くらいしか見たことないな。


世の中には迷惑系配信者なんていう人間の屑もいたみたいだが・・・今は絶滅していることだろうな。




「おじちゃん、どうぞー」




「む、ありがとうね葵ちゃん」




ぽけっとしていると、葵ちゃんがスープを運んできてくれた。


懐かれたのか、最近は俺の近くで食事することが多い。


子供たちの中ではお姉さんだからな、気が詰まることもあるのだろう。




「お手伝いして偉いねえ、いい子だねえ」




「えへへぇ・・・」




頭を撫でると、葵ちゃんは顔をほころばせた。


うんうん、最近笑顔が増えてきたなあ。


いいことだ。




ちなみに俺も手伝おうとしたのだが、怪我人は駄目だと斑鳩さんと神崎さんと巴さんにきつく止められてしまった。


タッグを組まれてしまったぜ。




なお、本日の夕飯はインスタントの野菜スープとアルファ米のケチャップライス、それに切干大根のサラダである。


この状況下でなんと豪華なことか。


俺たち大人はともかく、成長期の子供たちはもりもり食ってどんどん大きくなってもらわないと困るからな。


これからもちょくちょく食料を持ち帰ろう。




「田中野さん、忘れていましたが昼に叔父から連絡がありまして・・・」




隣に座っている神崎さんが話しかけてきた。


ほほう、なんじゃろな?




「『ニワトリはいりませんか?』とのことです。近隣の牧場で生き残っていたものを大量に捕獲したそうなんです」




なんじゃとて!?


やったぜ!これで卵が食べられるぞ!!うまくすれば鶏肉も!!


夢が広がるゥ!




「いりますいります!早速体が本調子になったら貰いに行きましょう!」




「ふふ、わかりました」




神崎さんははしゃぐ子供を見るように微笑んでいる。


いいじゃないですか卵だぞ卵!!




「にわとり~?」




葵ちゃんが首を傾げている。




「そうだぞ~、鶏さんをもらってくるんだよ。卵が食べられるし、ヒヨコさんもいるかもねえ」




「たまご!」




どうやら卵が好きらしい。


目がキラキラしている。




「たまご!」「わーい!」「めだまやきたべたい!」




子供たちも大喜びだ。


巴さんとハイタッチをしている子もいる。


ふふ、微笑ましい。




「あ、でもたまご食べたら、ヒヨコさんが・・・」




「ああ、大丈夫だよ葵ちゃん、食べるのはヒヨコさんにならない卵だけだから」




「そうなのー?」




「そうそう」




・・・だったよな?多分。


あやふやだがそうだったはずだ。


・・・間違っていたら黙っておこう。




「そうと決まったら小屋を作らにゃあいけんなあ。鶏糞で畑も肥えるし、一石二鳥じゃ」




「かっわいいの作りましょうね!むーさん!みんなも手伝ってね~」




「「「はーい!!!」」」




・・・DIYは先輩夫婦に任せておこうか。


材料調達くらいは手伝おう。


それにしても、巴さんは特に懐かれているなあ。


まるでお母さんだ。




「ひ~よこ~♪ひ~よこ~♪」




「ひゃん!ううぉん!」




葵ちゃんとサクラが歌っている。


かわいい。




「俺も早く体を治さんとなあ・・・」




「いやいや、気合で治癒速度は速まらないでしょ・・・いや田中野さんならいけますかね・・・?」




大木くん、人を怪物みたいに・・・




「ノーマル人間から言わせてもらうと、田中野さんはもうヒーローに片足突っ込んでるくらいのレベルですからね?」




・・・じゃあ目からビーム出すとか、皮膚が鋼鉄になったりしてえなあ。


それなら探索も戦闘もグッと楽になるというのに。




しかし卵・・・卵か。


卵かけごはんが無性に食いたい。


茹で卵なら、今なら無限に食えそうだ・・・ちなみに俺は固ゆで派である。


オムレツも・・・ああ、牛乳がない。


脱脂粉乳で代用できんものかな・・・?




「卵があればレパートリーにグッと幅ができます!栄養満点ですしね」




斑鳩さんも嬉しそうである。


やがて来るであろうヒヨコを思い浮かべながら、俺はスープを啜った。








「ふむふむ、なあるほど・・・」




夕食の片づけをし、今俺は資料室にいる。


ここで寝ることになった大木くんも一緒にだ。


俺はいつものベッド。


大木くんは倉庫から引っ張り出してきた簡易ベッドに座っている。


この会社ベッドありすぎじゃない・・・?


まあいいけどさ。




サクラ?サクラは葵ちゃんと後藤倫先輩がお風呂に入れてくれるらしい。


怪我のこともあるので助かるがちょっと寂しい。


っていうか先輩、葵ちゃん相手だとやけに優しいな・・・




「ここの防衛策ですか・・・うーん」




というわけで、時間もできたので大木くんに相談をしている。


前から考えていた個々の防衛力の向上についてだ。




「その黒ゾンビっての、僕は見たことないんですけど・・・ここのデカい門も登って来たんですよね?」




「ああ、有刺鉄線めいた棘も付けてみたんだけど、あんまり効いてないみたいでね」




あいつら、手足が傷付いたくらいじゃ全く意に介さないからなあ。


大木くんはしばらくうんうん唸った後、口を開いた。




「とりあえずは電気柵ですかね、黒ゾンビに電気が通用すればかなり安全にはなります。それと・・・門の上に鼠返しを作りましょうか」




ほうほう、鼠返しね。


確かに物理的に登れなくしてしまえば大丈夫だろう。




「ノーマルゾンビには電気が有効ですけど・・・さて、黒ゾンビに通じるかなあ」




「え?ちょっと待って普通のゾンビって電気効くの?」




聞き捨てならないことが聞こえた。




「え?ああ、効きますよ?スタンガンを押し当てたら痙攣して行動不能になってました」




・・・マジか。




「田中野さんは・・・ああ、殴れば済みますもんね。そりゃ気付きませんね」




「・・・返す言葉もない」




考えもしなかった・・・




「ちなみに、電気で痙攣って言ってたけど復帰はどれくらいかかるんだ?」




「いやあ・・・放置してたらずうっとそのまんまでしたよ?」




えっ。


じゃあ即死するってこと・・・!?




「普通のスタンガンであれでしたからね・・・害獣用の電気柵を使えばもっと楽に済むんじゃないですか?」




うーむ、新事実だ。


明日にでも神崎さんに知らせておこう。




「じゃあ大木くんの所はそれで平和なんだ」




「でも、電気柵とかで防御してると人間が寄って来るんですよ・・・入れてくれーって」




ああ、そういう弊害があんのか。


確かにそれだけ防御してれば目立つもんな。


安全な拠点だって一目瞭然になっちまうのか。




「それはそれで大変だな・・・」




「ですよー・・・大体足元に矢でも打ち込めば逃げていくんですけど、たまーに無理やり入ろうとしてくる集団がいて・・・ま、まとめて吹き飛ばしましたけどねえ」




毎度毎度掃除が大変で・・・と苦笑いの大木くん。


大規模殲滅力が過ぎる。


俺みたいな近接ブンブン丸よりは楽そうだなあ。




だがまあ、俺たちは命に対する意識が低すぎる。


ストレスは感じないが・・・感じないからこそヤバいんだろう。


完全に社会不適合者だ。


といっても、社会の方が崩壊しているのだから困らんのだが。




「とりあえず・・・ここって畑も多いんで、適当な所から電気柵を取ってきて移植しちゃいましょうか。あと、水路もスイッチで電流が流せるようにしときましょ」




「水路まで・・・なるほど、なんかの拍子にゾンビが落ちた時用か」




「いえいえ、メインは人間用ですよ人間用。濡れた状態ならあっという間に感電死させられますからね」




・・・こっわ。


スイッチの切り忘れには気を付けよう。


俺が感電死する未来が見える・・・


子供たちにも気を付けるように言っとかないとな。




まあとにかく、これで防衛の計画はなんとかなりそうだ。


大木くんの視点はおもしろいから、相談してよかったなあ。


体が治ったら早速電気柵を調達に行こう。


あと、鶏小屋の材料も探さないとな。


またホームセンターのお世話になりそうだ。


やはりホムセンはサバイバルにて最強・・・!




「やあ助かったよ・・・あ、それで俺へ何か相談があるって言ってたけど・・・?」




「んん~・・・どうしましょうかねえ・・・田中野さん今大変そうだしなあ・・・」




大木くんはベッドの上でごろごろしながら頭を抱えて唸っている。




「なんだよなんだよ水臭い。大木くんには実家の手入れとか今回のことで無茶苦茶世話になってるんだからさ、気にしないで言って言って」




むしろこの状態で放置される方が気になって夜も眠れん。


男田中野、受けた恩はキッチリ返す!




「あのーですね・・・体が治ってからでもいいんで・・・その・・・」




「ふんふん」




「一緒に・・・詩谷大学まで行ってほしいなって・・・」




「ふんふん・・・ふん?」




詩谷大学って・・・


たしか、大木くんの通ってた大学だよな。


それに・・・婚約者、いや元婚約者も。


まさか・・・




「あー!言っときますけど、あの人間の屑を探しに行くんじゃないんですからね!」




先を越された。


相変わらず俺の表情はわかりやすいらしい。




「用があるのは工学部ですよ」




工学部・・・?


そんなとこあったのか。




「色々と回収したい機械や薬品がありまして・・・誰かに取られる前に確保しときたいんです」




ほーん。




「あれ?前にあそこまで行かなくてもいいって言ってなかったっけか?」




街中で色々調達できるからイラネみたいなことを言っていたような・・・?




「へへ・・・ちょっと強力な爆弾、作りたくなって・・・それも大量に」




・・・これ以上の武力を手に入れて、大木くんはどこまで行くんだろう。




「黒ゾンビとか、詩谷まで来るようになったら困るじゃないですか?特に僕は、田中野さんみたいに近距離でポコポコゾンビを処理できるわけじゃないですし」




「・・・そんなもぐら叩きみたいに楽なわけじゃないんだが?」




「傍から見てるとそう思えるんですよ・・・田中野さん、むっちゃ笑顔だし」




マジで?


俺そんなに笑ってるのか?




「・・・その傷もあっていつもいつもすっごい迫力ですよ?」




・・・古来から、笑顔は本来威嚇であるという。


だったらいいんじゃないかな、うん。




「ふむ・・・ま、とにかく大学行きには同行しよう。いっつも世話になってるし」




「本当にいいんですか?」




「タナカノ、ウソツカナイ」




「うわ、一気に嘘くさくなった・・・でも、ありがとうございます」




いいってことよ。


存分に今までの恩を返してくれようぞ。




「・・・もし『アレ』が生きてて、絡んできたら・・・僕もう殺しちゃうかもしれません」




そして漏れる闇。


夜が一層暗くなった!




「はは、存分におやんなさい。俺は止めないから」




「・・・安心しましたよ、止められるかと思って」




俺が?


『一度は愛した女性じゃあないかー!』みたいな頭植物園の人間だと思われていたのか?


やだそんなの気持ち悪い。




「止めるもんかよ。あ、避難したい助けて!って言われても見捨てていい?」




「むしろ僕からお願いしたいくらいです!是非に!!」




力強いお返事である。




大木くんとは友達だし、これからも仲良くしたい。


その彼を裏切った女+俺に迷惑をかけたあの妹の身内・・・助ける理由がどこにもないな?


俺の優しさは無限にあるわけではないのだ。


田中野の半分は優しさでできているのかもしれないが、絶対量は少ないのだ。




「万が一を考えて僕は変装することにします。よくよく考えたら僕だと認識されるだけでも嫌なので」




「・・・それもそうか、俺もカッコいい仮面とか探してこようかな・・・」




「あ、うちにいい仮面ありますよ!今度行くときに見に来てください」




おお、そいつは丁度いい。


マスクド田中野にクラスチェンジする時が来たようだな・・・!




「ところで大木くん、まだ早いし・・・どうだいB級映画でも」




「お!いいですね!じゃあ・・・」




俺への救援物資をゴソゴソした大木くんは、とある映画を取り出した。


おお、そいつは・・・宇宙海兵隊が宇宙虫をボコボコにするアクション映画じゃないか!!


俺も久しぶりに見たい!!




「今日はSF虫退治を1から3までマラソンしましょう!!」




「よっしゃあ!!・・・飲み物とツマミ持ってくるわ!大木くんは酒飲むだろ!?ここさ、誰も飲まないから何故か大量のウイスキーがあるんだよ!」




・・・今更ながらこの会社大丈夫なのか?


ベッドといい酒といい・・・ま、いいけど!!




「ヤッフー!!今日は虫祭りダーッ!!!」




テンションの上がる大木くんを尻目に、酒とツマミを回収しに行く。


俺は煙草とペットボトルに詰めた井戸水で十分だ!


・・・ちなみにツマミとは猫用のササミジャーキーである。


あれ胡椒振って食うと意外とうまいんだよな。


酒と同じく、ここでは誰も食わない。


サクラは匂いを嗅いでプイっと横を向いたのだ。


やはり犬用と猫用には何か違いがあるらしい。




更に丁度いいことに、湯上りの葵ちゃんが今日はサクラと一緒に寝たいというので快諾しておいた。


タイミングがいいなあ。


サクラはサクラで、『まあいいか』みたいな顔をしていたしな。


ちなみに持っていたササミジャーキーが俺のおやつだと言うと、葵ちゃんはかわいそうな大人を見る目をしていた。


・・・いいんだよ美味しいんだから!




「ツマミと酒がきーたぞー!」




「ヒャア!もう我慢できねえ!再生だ!!」




というわけで、男二人の映画マラソンが始まった。








「あの、随分と盛り上がっているようですが・・・」




「「いっつぁ!ぐーっでーい、とぅ、だーい!!うぇんゆーのうざりーずん、ほわーい!!」」




そうそう、この歌だよこの歌!


正直映画内容はどうかと思うけどこのアホな歌は大好きだ!!




「あ、あの、お二人とも・・・」




大木くんと肩を組みながら歌う。


彼は恐ろしい勢いでウィスキーをがぶ飲みしている。


はー!最高!!




「「ふぉーざ!ふぇでれーしょん、あいうぃるぎぶまーい!らーいふ!!」」




・・・ふう、決まったぜ。


やっぱこの歌は歌うに限るな。




「あの」




「ぎゃあ!?・・・なんだ神崎さんか」




「なんだとはなんですか」




いつからいたのか、座って映画をみる俺たちにジト目を飛ばす神崎さんがいた。




「あ!かんじゃきしゃんじゃないれすか!どーもどーも!ケヒヒ!!」




「大木さん・・・うっ。少し、飲み過ぎでは・・・?」




確かに大木くんの目は完全に据わっている。


B級映画と飲酒の相互作用だろうか。




「たなかのしゃん!次はコレみましょ!!」




そう言って大木くんは、ロボット刑事が近未来で大暴れする名作映画を取り出す。


おお、望むところだ!


しかも1だと・・・!最高じゃないか!!




「かんじゃきさんも~ほれほれ~い」




「きゃっ!?ちょ、ちょっと、ま、待って・・・」




俺がDVDをセットしていると、何やら揉めている様子。


一体どうし・・・ふぎゅん!?




「とくとーせきで!どうじょ!!」




「あ、あの、あのあのあの・・・!」




なんだこれは!


今俺はどうなっているんだ!!


あ、そうか・・・俺の背中の上に神崎さんが乗っているんだな!なるほど!




・・・大問題じゃないか!!!




しかし丁度いい所に乗られているのでうんともすんとも動かん!


神崎さん助けて!!




「ひゃあ!う、動かないでください!!」




オゴォ!?


背中に肘が!?!?!?!?


背骨がブーメランみたいになっちゃう!!!




「みゃったく、せわがやけましゅね~!ホラホラホラホラァ!!」




大木くんが俺をずらし、神崎さんが横に座れるスペースを作ってくれた。


ありがたい・・・いや発端はキミのせいだからね!?




「お、大木くんちょっと広がって・・・」




「ホラホラホラ詰めた詰めた詰めたァ!密着しないと見れましぇえん!!」




謎の理論により、より一層俺は神崎さんと密着することになった。


くそう!横が壁だから逃げられん!!




「か、神崎さんすみません・・・」




「い、いえ!大丈夫です!ベストです!!このまま見ましょう!!」




・・・ええ?


神崎さんは気にしないにしても、俺はどうにも落ち着かんぞ・・・


うわぁ、なんかいい匂いするぅ・・・


いかんいかんいかん、映画に集中するんだ!


落ち着け田中野!お前は中学生か!!




「はじまりましゅよ~!!」




む、いかん始まる。


映画に集中しよう!!


・・それしか、ない!






そうして始まった映画はいつも通りおもしろいものであった。


あったが、横に密着する神崎さんの体温やらいい匂いやらで、ぜんっぜん集中できなかった。




俺の人生でこんなに美女と密着したことなんて・・・あれ?意外とあるような気がする!


神崎さんやら後藤倫先輩やら・・・後者は寝技と関節技だが。




まあとにかく、俺たちは更けていく夜を楽しんだ。






『・・・いい腕だ、キミ名前は?』




「「マーフィー」」




「・・・息がぴったりですね!ね!」




なんで腕を抓るんですか神崎さん。

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