第29話 どこにでもいる害虫より質が悪い奴らのこと

どこにでもいる害虫より質が悪い奴らのこと








「いい天気だなあ・・・今日も。梅雨は一体どこへ行ったのやら」




流れていく雲をぼんやり見つめながら、俺はトラックの荷台で紫煙を吐く。


背中に伝わる振動が心地よ・・・くないよくない!?


何これ今ダートでも走ってんのォ!?


ちょちょちょ落ちる落ちる落ちちゃう!!




「先輩!後藤倫先輩!!ちゃんと運転してください!!」




荷台にしがみつきながら運転席に怒鳴る。




「神田川の話が面白くてつい」




「わた、私は神崎ですっ!!」




開いた窓の隙間から漏れ聞こえる楽しそうな声に脱力しつつも、荷台の縁だけは必死に掴む。




まったくもう、愉快な人だよ。


あといい加減に名前を覚えてあげてください。


俺は田中で固定されているだけマシなのかもしれない。




今日は硲谷のホームセンターに行く予定で、現在はその途中である。


メンバーは俺、神崎さん、後藤倫先輩だ。


七塚原先輩はお留守番である。


今頃巴さんとイチャイチャしていることだろう。


璃子ちゃんが口から砂糖を吐いていないか心配ではある。




それにしても畜生・・・運転手の人選を間違えた・・・!!


帰りは俺が絶対に運転するぞ・・・!!!








あの後も蛇行運転やら狭い道での高速走行やらで精神をすり減らすこと数十分。


詩谷にもある全国チェーンのホームセンターの駐車場に俺達はいる。


見るからに能天気で、表情に知性が感じられないデフォルメされた不死鳥がマスコットの『キョーナン』だ。




「先輩、本当に免許持ってるんですか・・・?」




何故か満ち足りた顔で運転席から降りてくる先輩に、俺はそうこぼした。


神崎さんは何があったのか真っ赤な顔をしている。


・・・可哀そうに、よっぽど先輩の運転が怖かったんだな。




「馬鹿にしてる?ちゃんと持ってる、大型」




「大型『二輪』免許じゃないでしょうねぇ・・・それ?」




「・・・タイヤがちょっと多いだけで変わりはないと思う」




「大間違いだと思いますけどね、俺は」




案の定だった。


そういえば前からバイクに乗ってるところしか見たことないぞ。




「田中、細かい。そんなんだと禿げる」




「はぁ~?禿げませんよ父方母方双方の爺さんがフッサフサですから~?」




「突然変異で禿げる」




やめてくれませんかそういう怖いこと言うの!!




「あ、あの・・・大丈夫ですよ田中野さん!禿げても田中野さんは大丈夫です!!」




「禿げることを前提に話を進めないでいただけませんか!?」




優しさという名の弾丸が胸を貫通して行ったでござる・・・




「ほら、神無月もそう言ってる」




「神崎ですっ!!」




賑やかなことである。


しかしまあ・・・見事にゾンビの姿がない。


俺達が漫才めいたやり取りをできるのも、これが原因である。




だだっ広い駐車場には例の如く放置車両が大量にあるが、それだけである。


ゾンビの呻き声も、鳥の声すらない。


まるで、この地区に俺達だけしかいないように錯覚してしまう。




「静か・・・静か、すぎる」




先程までの薄笑いを消し、先輩が呟いた。


今回はしっかりと持ってきた長巻を、肩に乗せている。


見れば見る程綺麗な刃だなぁ、おっちゃんのとっておきかな?


よく切れそうだ。




「ま、何が起こっても大丈夫なように準備しておきますか」




各種装備の状態を確認する。


今日は兜割と脇差、それに手裏剣をちょこっとと拳銃を用意した。


最近刀の出番が少ないのが残念である・・・いや別に残念ではないな?


平和が一番でござる、うん。




「今回はどう動きますか?」




拳銃をチェックしている神崎さんが俺に聞く。


例によってライフルは背中のバックパックに収納しているらしい。




「うーん・・・このまま入ってもいいですけど、なーんか気になるんで・・・」




トラックの荷台に積んでいた『あるもの』を取り出す。




「用心は・・・しときましょっか」




2人に見せた俺の顔は、たぶんゲスい笑顔だったと思う。


あ、先輩なんですかその顔は。


やめてくださいそんな目で俺を見るのは。






放置車両に隠れながら、ホームセンターに近付く。


入り口まであと30メートルくらいの所で止まる。


壊れたファミリーカーの残骸の影に隠れ、前方を確認。




ガラス越しに店内を観察する。


電気が切れているので奥は確認できないが・・・




「・・・商品が揃いすぎてるなあ」




見た所、略奪の跡があまりないように見える。


ここがド田舎にポツンとある店なら変ではないが、一応ここは街中だ。


幹線道路沿いの大型店舗が荒らされていないのは、さすがに違和感がある。




「誰かが住んでいるのでしょうか?」




小声で神崎さんが呟く。




「私たちのトラックの音を聞いていたなら、『普通の』生存者は見に来ると思う」




しゃがんだ俺のヘルメットに、後ろから頭を乗せながら先輩が返す。


振動が気になるからやめてくれませんかね?




「先輩・・・中の気配、読めます?」




「田中は?」




「もうちょい近付けば・・・」




「雑ぁ魚♪田中の雑ぁあ魚♪」




なんでそんなに嬉しそうなんだこの人は。




「・・・何人かはわからないけど、『いる』・・・ゾンビじゃない」




俺達が来るのを知っていて、なお店内に身を潜めているわけか。


敵と決まったわけじゃないが、用心はしておいたほうがいい。




「じゃあ、俺と先輩がまず入って・・・神崎さんはここで待機。何かあったら援護してください・・・あ、これは信頼してないってことじゃありませんよ?」




「・・・わかり、ました」




悔しそうな神崎さん。


遠距離への攻撃手段が乏しい俺と先輩には、何よりの助けである。




「神崎さんの援護があれば、俺達は無敵ですからね。あなたが後ろにいてくれると、安心感がすごいんですから」




「・・・っ!?」




ここで遺恨を残しても仕方がないので、しっかりと俺の考えを伝えておく。


適材適所、これが全てだ。


神崎さんは近接戦にも対応できるが、俺と先輩に遠距離戦は難しい。




「お任せくだしゃい!」




何故か噛んでしまった神崎さん。


顔が赤いのは恥ずかしいからだろう。


ここぞという時に噛んだら死ぬほど恥ずかしいもんなあ。


俺にも経験があいだぁ!?




「なんで蹴るんですか先輩・・・」




よりにもよって弁慶の泣き所さんを・・・!!




「うっさい」




何故かイラっとした顔の先輩は、さっさと進み始めた。


はあ、女心と山の天気と秋の空とレアドロップは読みにくい・・・






静まり返ったホームセンターの入り口。


『どうぞお入りください』と言わんばかりに開け放たれたそこを、先輩と同時にくぐる。


足を踏み入れた店内は、先程の駐車場と同じように『ほぼ』無音である。




「わかる?田中」




「・・・いますね、やっぱりゾンビじゃない」




「未熟者の田中でもさすがにわかるか、ここまで近付けば」




ぐうの音も出ない。


ただ、師匠をして『気配読みはわしの次くらいにうまい』と言わしめた先輩と比べないでいただきたいものだ。




溜息をつこうとしたその時。


奥の暗がりから物音。




それに続き、風切り音が聞こえる。




空気を切り裂いて飛んできたそれは、先輩の横を通って入り口に積まれていた段ボールに命中。






「ばっか!女の方には当てるなよ!!」




「いいじゃん当たらなかったんだからさあ!!」






奥から品性の欠片もなさそうな声が響く。




馬鹿はお前らだよ。


先輩は避けるまでもないから動かなかっただけだ。




「気配の方向」




「正面2、左右に・・・たぶん6、後方に・・・10いかないくらいですか?」




「ふん、まあまあ」




下品な声を無視しながら先輩に答える。


・・・気配の方向はとにかく、数までは無理だって。


動き出したから音でわかったけどさあ。


先輩は無音でそれがわかったんだもんなあ・・・化け物だよ。






「はーいはい!動かないでくださーい!!」




「野郎は殺すから動いていいけどな!ぎゃははは!!!」




俺より少し年下だが、精神年齢は璃子ちゃんより低そうな2人が暗がりから出てきた。


手に持ってるのは・・・ボウガンだな。


どっから見つけてきたんだか。




「あの、俺達はここで回れ右して帰るから見逃して・・・って言ったらどうする?」




俺が声をかけると、2人は満面の笑みを浮かべた。




「駄ぁ目!女を置いていくんならいいけど・・・でも殺す!!」




片方が嬉しそうに言う。




「ふうん・・・そりゃまたなんで?」




「理由なんてないよぉ!?俺たちがそうしたいだけだからさあ!!」




アホの戯言を聞き流しながら、左右の気配を探る。


近付いて来ているな・・・もうちょいってとこだな。




「お前らみたいなカスに、先輩は渡せんなあ」




「おいおいおい、この状況で勝てると思ってんの!?笑えるなあオイ!!」




ボウガンを弄びながら男が笑う。


うっわ、歯並びわっる。


あと臭そう。




勝てるというか・・・負ける理由が見つからんな。


先輩がいるんだし。




・・・うん、ここらでいいかな。


あっと、そうだ。


ついでにもう一つ聞いておこう。


俺はベストのポケットに両手を突っ込みながら話す。




「・・・タイヘイって知ってる?」




「ああ!?うちのボスの知り合いかぁ・・・!?」




「うん、昔の知り合いでねえ・・・ここにいるのかな?」




馬鹿で助かった。


情報ゲット。


こいつらはタイヘイのグループか。




「ここにはいねえ!!」




「どこにいるか教えてもらっていいか?」




そう聞くと、正面の2匹は俺に真っ直ぐボウガンを向けた。




「めんどくせえから断る!!」




「ボスの知り合いでも、死んでたらわかんねえからなあ!!」




清々しい短絡思考である。




「おい、殺す気で来るなら殺すぞ」




一応声をかけておく。




「馬ッ鹿じゃねえの!?お前は殺される側なんだよ!!」




「女は生かしてイカしてやるからさっさと死ねよ!!」




あ、先輩の気配が変わった。


これ以上は我慢してくんないな。




ま、とりあえず聞きたいことは聞けたし・・・




「先輩、どれでもいいんで1匹はギリ生かしといてくださいね」




「ん」




ご愁傷様。




先輩が脱力し、一瞬でしゃがみの体勢へ。


すぐに床を蹴り、地を這うように正面に向けて跳ぶ。


担いだ長巻が、薄暗がりにギラリと光の尾を引いた。




「は」「え」




その速度を目で追うこともできずに呆けた声を出す2匹。




それを見ながら、俺はポケットに突っ込んでいた両手を引き抜く。


ピンを抜いた手りゅう弾を、引き抜いた勢いで同時に左右に向けて投擲した。




「あがあああああああ!?」「いぎいいいいいいいいいいい!?」




俺に向けていたボウガンを撃つ間もなく、2匹は先輩が無造作に振った長巻によってそれぞれの片足首と別れを告げた。


うっはあ、よく切れるなあ。




喚きながら2匹が地面に倒れると同時に、左右から爆音と悲鳴。




さて、左に行くかな。




若干身軽になった俺は、兜割と脇差を引き抜きつつ左の集団へ走る。


耳慣れたライフルの銃声が聞こえる。


神崎さんは右の集団に向けて射撃を始めたようだ。


うんうん、さすがの判断力だ。




爆発の影響で死んだり呻いたりしていた集団に走る。




「いぎいいいい!?」「足っ!?足いいいいいいいい!?」




ほとんど床に倒れている。


戦えそうなのは・・・2匹か。


もっとも、対応できるとも思えないが。




奥が騒がしくなってきた。


合流される前に無力化しないとな。




「っしゃあ!!」




疾走の勢いを乗せ、スライディングめいた姿勢で突っ込む。


血で床が滑りやすくてよかったなあ。




「あが!?」「っぎ!?」




右、左と脇差を振る。


足首を斬り付けつつ2匹の間を抜ける。




「こ、このやろっ!?」




姿勢を崩した片方が俺にボウガンを向けようとしたが、それより早く反転して脳天に兜割を振り下ろす。




「げっぎゅ!?」




うし、無力化。


もう片方も同じようにぶん殴る。


こっちは片付いたな。




そのまま奥へ向けて走る。


奥の奴らは暗がりにいる。


俺の姿は見られていないから、今ならまだ間に合う。






「何がどうなってんだ!?」




「爆弾だよな今の!?」




「シュンジ達はどうしたんだよォ!?」




ずらりと並んだ棚の暗がりに身を潜めていると、隣の列から喚く声。


サッと確認すると、この棚は動かせそうだ。


ちょっと楽をしようか。




ジャンプして反対側の棚を蹴り付けつつ跳び、思い切り棚の最上段に体当たり。




「えっ」「なんっ」「あっ」




呆気にとられた声に続き、棚が崩れる轟音と何かが潰れるような音。


地面に倒れ、若干盛り上がった棚の上に着地。


うーん、環境利用戦法は楽でいいな。




「冷凍庫潰したら潰す」




いつの間にか後ろにいた先輩が、血まみれの長巻を担いでいる。




「老人用オムツコーナーでした」




「許す」




許された!




「まだ奥にいる、とりあえず半死半生で1匹生かしといた」




「了解、じゃあ残りは大掃除で」




「ん、そっちは任せる」




俺が答えた瞬間、先輩は倒れた棚から跳躍。


別の棚の上に音もなく着地すると、さらに暗い方向へそのまま走り出した。


・・・ニンジャってああいう感じだったのかなあ。




もう全部先輩に任せりゃいいんでないかい?


そんな心の声を黙殺しつつ、俺は別方向へ移動する。






「ご無事ですか」




「ええ、大丈夫ですよ」




後方から追いついてきた神崎さんと合流。


拳銃にサイレンサーを装着している。




「こいつら、『タイヘイ』のグループですよ」




「ああ、入り口に雑に止血された男がいたのはそういうことですか」




「生きてましたか?」




「片足は足首切断、残りの手足は全て骨折していましたが・・・2時間は生きているでしょう」




逃げられないようにしたな、先輩。


物理的に。




「じゃあ残りを掃除して尋問しますか、死ぬ前に」




「はい」




遠くから悲鳴が聞こえてくる。


先輩の殲滅力がエグすぎる。


勝つつもりもないけど、まあ仕事はしよう。






「っぎゅ・・・ぁ・・・」




草刈りに使うようなデカい鎌を持ち、ビクつきながら周囲を窺っていた男の喉を脇差で突く。


その後方のお仲間は、神崎さんの正確な射撃によって右目を撃ち抜かれて倒れた。




力量はカスみたいなもんである。




そりゃ当然か、数を頼みに弱い人間を痛めつけ、踏みつけ、搾取してきたようなカス共だ。


切磋琢磨も、稽古もしていないに違いない。


そんな必要もなかったのだから。




「なんっ!なんだよお前・・・なんだよお!!!」




死んだ2匹の後ろにいた高校生くらいの男が、鉄パイプを手に震えながら叫ぶ。




銃を構える神崎さんを手で制し、俺は踏み出す。




「お前と同じ人間の屑だよ・・・ちょいとベクトルは違うけどな」




兜割を腰に戻し、脇差を片手で正眼に構える。




「み・・・見逃してくれっ!!頼むよォ!!」




「そりゃ無理だ、来世はマシな・・・虫けらかなんかに生まれ変われよ?」




どうあっても俺が逃がす気はないとわかったのか、男は半狂乱で鉄パイプを振り上げて走ってくる。


俺も踏み込む。




今なら、できそうな気がする。




時間が引き延ばされたような感覚。


奴の振る鉄パイプの軌跡が、はっきりと見える。




俺は、奴の懐に最小限の回避をしながら潜り込み。


カウンターの突きを放つ。


お互いの速度を一点に集中した一撃が、するりと肋骨の隙間に滑り込んだ。




「ぎゃぎ!?」




鍔元まで胸に突き刺さった脇差を見開いた目で見た後、奴は血を吐いて死んだ。






南雲流剣術、奥伝の二『瞬またたき』


・・・できた、実戦でも。






脇差を引き抜き、床に倒れる男を見る。


それを見ながら、俺は確かな達成感を感じていた。




『飛燕』以外に、初めて実戦で奥伝が使えた。


もっとも、完全な状態とは言えないが。




鈍痛を訴える手首を意識しつつ、血振りをしてから納刀。


最後の最後で少し突きの軌道がブレた。


油断大敵だな。


ちゃんとしたやり方なら、手首を痛めることはなかったのに。




周囲にもう人の気配はない。


ここらは掃除完了かな。




「た、田中野さん・・・!」




何やら感動した様子で神崎さんが俺を見ている。




「今のは何ですか!」




「いや、ただの突きがたまたま上手くいっただけd」




「嘘ですっ!!!」




・・・目を輝かせたまま、神崎さんは即否定した。


目が肥えてる人はこれだから・・・




「奥伝の二『瞬』、だけど手首の制御が甘いから痛めた」




長巻以外に一切返り血を付けていない先輩が、頭上の棚から飛び降りてきて言う。


着地音がしないんですけど!?


くっそ、見抜かれているなあ。




「奥伝!奥伝ですか!!」




「そ。田中にしてはまあまあ」




相変わらず辛い評価ではあるが、なんとかお眼鏡には適ったようだ。




「ふふふ、俺も日々成長しているんですよ先輩。そろそろ俺を田中野って言ってもいいのでは?」




「『紫電』使えるようになってからほざけ」




ドヤ顔で言った所とんでもない返答があった。




「それ師匠でもまだ無理って言ってたやつじゃないですか!?」




稲妻と同じ速度の抜刀なんて無理でござる。


俺は〇テンミツルギスタイルの継承者じゃねえんだぞ。




「な、ななななんですそれは!そんな・・・そんな技があるんですか!?」




まるで子供の様に興奮する神崎さんである。


いつもの冷戦沈着さはどこへ行ったのやら。




「まあまあ、それより生き残りにインタビューしないと」




わちゃわちゃする神崎さんを宥める。


タイヘイがどこにいるか聞かないとな。


あいつらの様子を見るに、どう考えてもまともな集団ではない。




これからのことを考えるに、できれば潰しておきたい。




興奮する神崎さんに若干引いている先輩を横目に、俺は入口へ向けて歩き出した。

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