第10話 第一波のこと

第一波のこと








「ね、おじさん、重くない?」




「軽すぎるよ、もっと食べなきゃダメだぞ」




「セクハラだー!」




「ええ・・・?」




だって本当に軽いんだよなあ・・・






現在俺は背中に璃子ちゃんを乗せて腕立ての最中だ。


暇なのでやっていたら璃子ちゃんが乗ってきたのだ。


猫かな?


美玖ちゃんを思い出すなあ。




しかし、美玖ちゃんとそう変わらないぞ、重さが。


美玖ちゃんが重いんじゃなくて、璃子ちゃんが軽すぎるんだよなあ。




腕立てに合わせて、見える景色が上下する。




屋上は景色がいいなあ。


晴れてるから原野が一望できるぞ。




「サクラちゃんもおーいで!」「わふ!」




「ぐお!?急はやめテ!?」




こ、腰が死んじゃう!




「微笑ましいですね」




「はい、天気もいいですし・・・」




神崎さんと斑鳩さんが楽しそうに話している。


神崎さんは、時々双眼鏡で周囲を偵察している。


斑鳩さんは洗濯物を干している。


・・・俺のパンツまでやってくれなくてもいいのになあ・・・




神崎さんが目を白黒させながら俺の下着を干している。


これ・・・セクハラで訴えられたら俺負けるんじゃ・・・






襲撃者とのファーストコンタクトからもう2日経つ。


そろそろ動きがありそうなので、こうして屋上で警戒しているというわけだ。




流石にその日には来ないだろう。


偵察に出した奴が帰ってこない場合、確かめようとするなら今日くらいに来るんじゃないかな。


洗濯物を干しているのは、囮の意味もある。


こうしていればここに来るだろうしな。




いつ襲われるかわからない状況は面倒だ。


おびき寄せて一気に殲滅したほうがいい。


・・・うーむ、我ながら物騒な考えだ。




だが知らん。


やると決めたらやらねば。


後顧の憂いは断ち切る。


放置して、後でまたどこかの避難所でも襲われたら一生後悔する。




ここで全員始末する。




「おじさーん、どうしたの?」




おっと、動きが停まっていたようだ。




「いや・・・今日の昼ごはんなにかなーって」




「あは!おじさんの食いしんぼ!」




「今日はピラフと野菜スープですよ、田中野さん」




神崎さんから声がかかる。




わーいピラフ!一朗太ピラフ大好き!!




「わ!すっごーい!おじさん力持ちだあ!」




俄然やる気がわいてきた!


腕立てノルマを2倍、いや3倍にするぞお!






「きゅん・・・」




「何も言うなサクラよ・・・調子に乗った俺が悪い・・・」




流石に3倍はキツかった・・・馬鹿じゃないの俺。


大の字に寝転がりながら後悔する。




いやーでもいい天気だ。


青空が本当に綺麗だな。




風の音。


鳥の鳴き声。


バイクの音。




・・・バイク?




「神崎さん!」




跳ね起きると、神崎さんはすでに双眼鏡で確認していた。


流石だ!




「硲谷の方角です、数はバイクが4台にトラックが1台!」




単眼鏡を取り出して俺も確認する。




・・・いた!


遠くの道を走ってくる一団がいる。


バイクにはヘルメットとツナギを着た男たちが乗っている。


この前のアホと違ってしっかり防御はしてるな。


強行偵察ってやつか?




トラックの方は運転席と助手席に1人ずつ、そして荷台に・・・たぶん4、5人ってところだな。


武器はよくわからん。


トラックの横面に、趣味の悪いステッカーが貼ってあるな。




「おじさん、貸して!」




後ろにいた璃子ちゃんに単眼鏡を渡す。




「・・・あのトラックだよ!貼ってあるステッカーが一緒だもん!」




よく覚えてるなあ、辛い記憶だろうに。




「斑鳩さん、2階の社長室に避難しててください。璃子ちゃん、サクラを頼むぞ」




「・・・はい!」




「気を付けてね、おじさん!」




「おう!おじさんこう見えても結構強いからな!」




「知ってるけどーっ!」




不安そうな顔のサクラを一撫でし、璃子ちゃんに託す。




「じゃ、やりますか神崎さん」




「くれぐれも、くれぐれもお気を付けて」




屋上への出入り口から例の機関銃を担いで出てきた神崎さんと、すれ違いながら話す。


ノリで手を出したら少し恥ずかしそうにハイタッチしてくれた。


さーて、いっちょやってやるかあ!




俺は、準備をするために1階へ向かった。








「・・・ほんとにここかよ?」




「知らねえけど屋上に洗濯物あんじゃん」




「違ってもいいだろ、ここ拠点にできそうだぜ」




頭上からIQが低そうな声ががやがやと聞こえてくる。


乗っ取ることに一切の抵抗がなさそうなのが外道クオリティ高いな。






俺が今いるのは、正門と道路をつなぐ水路にかかった橋の下だ。


水深は20センチあるかなしかなので、問題ない。


橋はトラックが通ってもびくともしない頑丈なものだ。




奴らはしばらく街を車で巡回した後、運送会社にたどり着いた。


まああ、ここ以外碌な建物ないもんな。


さっきの発言から、洗濯物に見事に釣られたようだ。




さて、どうやら上に全員集まったようだな。


俺も移動しよう。




暗がりの中を音を立てないように歩き、梯子を登る。


そろりと手鏡で確認すると、トラックの後部が見えた。


水路は道の下を通り、反対側に抜けている。




つまり今。




会社→襲撃者→道路→俺




という位置にいる。




奴らに発見されないように、手鏡を使って屋上に光を反射させる。


準備良しの合図だ。






しばらくすると、丸腰の神崎さんが拡声器を持って屋上の縁に立った。




『ここは私有地です、すぐに立ち去ってください!』




あれは会社の倉庫に有ったものだ。


電池式はこういう時に便利だよな。




奴らは突如現れた神崎さんに驚いたようだ。


しかし、神崎さんの姿をハッキリ確認したところで態度が変わる。




「おい、すっげえ美人じゃん」




「胸でっけえ!」




「俺あーゆー女好きだわ~」




口々に下品な言葉を吐く。




「おねーさーん!俺たち人捜してるんですよー!ちょっと入ってもいいですか~!?」




先頭の男が半笑いで声を出す。




『ここには私しかいません!お帰りください!!』




神崎さんがそう返すと、男たちは下品な笑い顔をさらに濃くした。




「アタリじゃんここ!」




「でっかい基地に、いい女!!」




「たまんねえなあ~」




もう勝った気でいやがる。


馬鹿ってのは人生幸せそうで羨ましい限りだよ。




「じゃあ、勝手に入りますね~!!ぎゃはははははは!!!」




男が馬鹿笑いしながら門に手をかける。


そろそろだな。




俺が路上に飛び出すのと同時に、屋上の神崎さんが影から機関銃を取り出して構えた。




「なにあれ」




男たちの誰かがそう言った瞬間、聞き馴れつつある銃声が響き渡る。




「あぎ!?」




「ぎゅっ!?」




「なんっ!?」




先頭の何人かが血煙を上げるのを見ながら、俺はトラックの助手席のドアを勢いよく開ける。




「お邪魔しまーす!!」




「へぎゅ!?」




助手席に座って目を丸くした男の首に脇差を突き刺し、抜いて引き倒しながら運転席の男の顔面を殴る。




「ぎ!?お前なんなっ!?っが!?」




何事か言おうとした口に脇差を突っ込み、キーを引き抜いてポケットへ。


よーしよし、これでトラックは無効化終了っと。




「ってめえ!なにしやがんだ!!」




荷台に乗っていた男が助手席側から怒鳴ってくる。


馬鹿が、律儀に声をかけてくるなんてな!




「あっすいません足が滑っ・・・ってえ!!」




男の顔面を予備動作なしの蹴りで思い切り蹴り飛ばし、道路に復帰。


軽く血振りして脇差を納刀。


そのまま元来た方向へ向かって走る。




「待てゴラ!!」




「この野郎!!」




後ろから2人分の足音がする。


釣れたのは2人か。


いや、荷台から飛び降りる音がした。


全員来るな、こっちに。




俺は立ち止まって左手で鯉口を切る。




右足を後ろに引きつつ、抜刀しながら横に一回転。


タイミングを合わせ、追いかけてくる先頭の男に一太刀目を浴びせた。




「っぎぃ!?」




唸りを上げて空気を切り裂いた刀身が、男の胸をも深々と切り裂く。


かなり斬り込んだ、致命傷だな。




その後方で男たちが驚愕の表情でブレーキをかける。




一瞬で状況を確認。




残り4人。


武器は・・・近接オンリー!猟銃なし!!




吶喊!!




「う、うわああああ!!!」




「ぬんっ!!」




破れかぶれで打ちかかってくる鉄パイプを躱しつつ、引きながら手首を斬る。




「あがああああああああ!!!!」




うわあ、6割ばかし斬れたぞ、手首。


頼りになるな、『松』ランク!




手首を押さえて蹲る男に蹴りを入れ、地面に引き倒しつつ残りへ向かう。




「なっ・・・なんっ!なんなんだ!お前ぇ!!!」




大振りの一撃を躱し、下段の一撃で太腿をざくりと斬る。


うん、少し重いがさすがの切れ味、さすがの破壊力だ!


冥府魔道に入るぞ、大〇郎!!




「た、タイヘイのとこかよ、お前!!」




お、聞いた名前だな。


リュウジとタイヘイは敵対してんのかな?


まあいいや、後で考えよう。




「違うなあ!」




思い切り踏み込みつつ、上段に振りかぶる。




「っひ!?・・・ぎゅああああ!?」




男が思わず持つ木刀を振り上げたのを確認しつつ、力を抜き脇構えから胴体を薙ぐ。




「あっ・・・ああっ・・・!」




零れるはらわたを拾い集めようとしたまま、男は前のめりに倒れた。


・・・切れ味、すごいなあこれ。




「っひいいいああああああ!?!?」




残りの1人がトラックまで駆け戻り、荷台に上る。




「くっくるな!くるなああああ!!!」




男は必死で何かを拾い、俺にそれを向ける。


あれは・・・猟銃か!


持ってきてたのか!




「死ねぅご!?」




咄嗟に十字手裏剣を飛ばし、横に飛ぶ。


右目に深々と手裏剣を突き刺した男が、引き金を引く。


どぉん、と腹に響く音。




「っぐ!?」




左の二の腕付近に鈍い痛み。


掠ったか!畜生!!




が、左手は動く。


腕も大丈夫そうだ。




「ご・・・ごのやろ・・・」




ぼたぼたと血を流しながら、男が猟銃を持ち上げて俺を狙う。




「っしぃ!!」




同じ失敗はしない!


左手で脇差を抜刀しつつ、投げ飛ばす。




ひゅんひゅんと回転する脇差が、男の胸に深々と突き刺さった。




「が・・・お・・・」




ずるりと荷台に沿って前のめりに地面に落ちた男が、また引き金を引いたのか猟銃を発砲。


跳弾がトラックに当たって甲高い音を立てる。




駆け寄って手から猟銃を蹴り飛ばす。




・・・油断したな。


あーあ、情けない。     


師匠がいたらボコボコにされるなあ。


・・・いや、神崎さんがいたっけ。


憂鬱だ。




さてと、神崎さんの方はどうじゃろか。




「いが・・・あ・・・」




「ご・・・ぐ・・・」




血塗れになった男たちが転がっている。


死屍累々である。


バイクには大穴が空き、ほぼ廃車寸前だ。


トラックは大丈夫そうだが、各所に刻まれた弾痕が痛々しい。




・・・すげえなあ機関銃の威力は。




「や、やめて!たすけ、助けてください!!」




一番初めに門に手をかけた男が俺に土下座している。


・・・なるほど、門の影・・・死角にいたから助かったわけだな。




「リュウジのとこか?」




わかってるけど一応聞いておく。




「は、はい!そうです!そうですう!!」




「・・・」




「べ、別の場所でやられたことにしますんで!大丈夫です!!ここにはもう来ませんからぁ!!」




涙を流しながら男が懇願する。




「おねがいしまあっ!!・・・が、ぁ・・・」




「とっとと死ね、下種野郎」                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   




男が地面に擦り付けるように頭を下げた瞬間、延髄に刀を突き刺した。


生きてるだけで酸素の無駄だ、こいつらなんざ。




まだ息があった連中にトドメを刺し、一息つく。


『松』ランク、さすがの切れ味だったな・・・


さすが戦場刀よ。




煙草に火を点け、死体の処理をどうしたもんかと考える。


・・・田んぼに埋めるか。


農家の皆さん、許してください。


いやでもホラ、ゾンビと違っていつかは土に還るんで・・・






敷地内に戻り、内側から門を開けていると神崎さんが走ってきた。




「田中野さん!田中野さん!!」




いやに必死だな。


何かあったのかな?


俺以外には発砲されていないはずだが・・・?




「見せて!左腕を見せてください!!」




あっという間に俺のところまで来た神崎さんは、有無を言わさぬ様子で俺の手を取る。




「ありゃ、見られてたんですかお恥ずかしい・・・いやでも掠ったくらいなんで・・・」




「早く!!!」




「ハイ」




怖い。




「・・・ああ、これは・・・」




またもや上半身を裸にされた俺である。


神崎さんはじっと患部を見ていたが、ため息をついた。




「ね、大したことないでしょ?」




「そのまま休憩室に入っていてください、門を閉めたら私も向かいますから・・・すぐにですよ!」




「ハイ!!!!」




とても怖い。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          怖いので、おとなしく指示に従おう。


服は・・・やめとこ、このまま行くか。






「おじさん、だいじょうぶきゃああああ!!!」




休憩室に入ろうとしたところで、2階から駆け下りてきた璃子ちゃんが悲鳴を上げる。


・・・上げたいのはこっちでござる。




「なんで裸なのっ!?」




「俺にもわからん」




「なにそれえ!!」




顔を真っ赤にした璃子ちゃんが両手で顔を覆う。


・・・そこ、隙間からチラチラ見ないの。




騒ぐ璃子ちゃんをしり目に休憩室に入り、鏡を見る。




・・・お?


おお??


・・・なんか腕に穴開いてない?俺。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               


鏡の中の俺は、左腕にいくつかの小さい穴が開き、そこからとくとくと血が出ている。


・・・なんだこれは。


うわ、見てたら痛くなってきたぞ。


散弾ってやつかな?




「も~、服着てよおじさ・・・ちょっと!何それ!?」




後から入ってきた璃子ちゃんがさっきとは違った悲鳴を上げる。


気付いてなかったのか。




「あー・・・なんかちょっとやっちゃったみたいね」




「座って!早く座ってよおじさん!!」




「まあまあ、落ち着いて」




「おじさんが落ち着きすぎなのよっ!!ど、どうしようおじさんが死んじゃう・・・!!」




さすがにこれでは死なないでしょ・・・


あ、なんかどんどん痛くなってきた。


脳内麻薬が切れたのかな?




「ふい~・・・タオルタオル」




「動いちゃダメ!私がとってきてあげるから!!」




璃子ちゃんは脱衣所へとダッシュで消えていった。


おおう、素早い。




「ひゃん!きゃん!」




サクラが部屋に走り込んできて、俺の周りをグルグル回っている。


おいおい、バターになっちまうぞ。




「きゅ~ん!きゅ~ん!!」




「あっこらダメ!ばっちいから!!」




傷を舐めるんじゃないの!


心配してくれてるのかなあ。




わふわふ慌てるサクラを抱っこして物理的におとなしくさせていると、今度は斑鳩さんが入ってきた。




「すみません、サクラちゃんが急に走り出して・・・きゃっ!田中野さんどうしたんですか!?」




「おじさん!タオル持ってきたよ!タオル!!」




「うぉん!きゃぅん!!」




うーん何というカオスだ。


説明責任を放棄したい。




「田中野さん!!お待たせしました!!」




その時、救急箱のようなものを持った神崎さんが駆けこんできた。


神崎さんは急いで俺の横に座ると、急いで救急箱を開ける。




・・・なんか俺の知ってる救急箱じゃないな?


メスやら注射器やらが見えるぞ。




「まずは患部を消毒しますね」




「っ~~~~~~!?」                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       




染みる!!消毒液が!!


あっやばいすっげえ痛い!


完全に脳内麻薬が切れた!!




「斑鳩さん、このライトで患部を照らしてください」




「は、はい!」




「凛お姉さん!私は!?」




「璃子ちゃんは・・・このガーゼを持ってて。私が指示したら血を拭いて」




「うん!」




大事になってきたなあ・・・


俺は痛みに耐えつつサクラを撫でる。




「こっちは大丈夫ですね・・・こちらは、中に弾丸が残っています。田中野さん、これをしっかり噛んでくださいね」




「えっなにうもう!?」




いきなり口にガーゼをごっそり押し込まれた。




「弾丸を摘出します・・・ごめんなさい田中野さん、麻酔がないんです」




少し涙目の神崎さんがそう告げる。


ふむ、それなら仕方ないか。




「ふもももっむ(バーンとお願いしますよ)」




これじゃあ伝わらないので、ぐっと親指を立てて微笑む。




「すぐに、終わらせますから・・・!」




そう言うと、神崎さんはなにやらピンセットのようなものを持ち出した。


・・・うん、何をするかよーくわかった。


仕方あるまい、俺の招いたツケだ。


甘んじて受けよう。




男田中野一朗太、我慢はできるいい子でええええええええええええええええええ!?


いっだ!?いったああああああああああああああああああ!?!?


なにこれ拷問!?


新種の拷問か何か!?




腕の中のサクラが、俺の異変に気付いてわふわふ大暴れしている。




璃子ちゃんがもう泣きながらガーゼを動かしている。


斑鳩さんも真っ青だ。




神崎さんは真剣な顔で俺の腕に・・・うん、見るのやめとこ。




俺はガーゼをぎちぎち噛み締めながら脂汗を流しつつ、早く終わってくれとひたすら念じていた

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