第45話 交流戦当日
ついに交流戦当日の朝になった
「しゅうと、おはよ」
「おう、おはよ〜」
「あーまじ緊張するわ…」
「大丈夫だっての〜いつも通り本気で行こうぜ!」
「あぁ!!俺らの力見せてやろう!!」
そして俺らは着替えて準備を整え、集まった
「みんなおはよう!ついに当日だね!頑張ろ!」
「おー!!」
「みんな、おはよう。私達も頑張りましょう!」
「ふん」
「おー!」
俺達はバトルフィールドへ向かった
外野には観客がたくさんいた
「こんな感じなのか…尚更頑張らなきゃだな!」
「しゅうとー!頑張れ!」
「あ!エンマ様とレジンさん!!」
「うおー!!がんばるぞー!!!」
俺達は初期位置に着いた
「みんな、心の準備はいい?」
「いつでもOKっす!!」
「あなた達、行くわよ」
「あぁ、勝つぞ」
交流戦が今始まる
「それでは…交流戦…」
開始!!!!
交流戦が始まった
「りゅうき!やっちゃっていいよ!」
「りょーかーい!!」
先生は盾ちゃんで俺らを守り、りゅうきは周り一体に炎を吐いた
周りに煙がまっている
「りゅうきやりすぎ〜!」
「すまん!こんなんなる予定ではなかった…!」
俺らが周りを探っているといきなり
盾ちゃんが倒れた
「グァァァ」
「盾ちゃん!?どうしたの!?」
「首が切られている…私治します!!」
「量の多い煙…狙われたのは盾ちゃんの首…確実に仕留められる場所…!相手は御魂紫苑だ!」
「盾ちゃんをやらないと攻撃が入らないって分かっての行動か!みんな気をつけて!」
「どこだ…煙でわかんねぇ!」
「ヘブンスコール!かまたん!風で煙消して!」
「クゥゥゥン」
辺りの煙は消えた
それと同時に御魂が盾ちゃんを回復しているひめのへ思い切り飛びかかろうしていた
「やらせねぇっての!!」
りゅうきが足を龍にし、思い切り体をぶつけてなんとかひめのへの攻撃を防いだ
そう思った時だった
「やばい!炎が!!」
「りゅうきぃ!!俺が相手だァ!!!!」
「ちっ、炎治か!」
大量の炎の中から1人出てきた
「今日もお前に勝つ!!」
「ふざけんな!前回勝ったのは俺だ!!みんな、炎治は俺がやる!散らばれ!」
「絶対勝てよ!!」
「当たり前だ!」
俺らは4方向に散らばった
りゅうきや他のみんなは大丈夫だろうか
「くっそ、気にしてられない。りゅうきなら大丈夫だ!」
俺はそう自分に言い聞かせ、相手を探した
「らいらちゃんに武器はもらってるけど…私大丈夫かな…」
「あら、またお会いしましたね、ひめのさん」
「…!!御魂紫苑さん…」
「しおんちゃんって呼んでください。さっきやりのがしたので、ここで取ります!」
「…私だって、やってやる!!」
「ひめのと相手のしおんちゃんって子が当たった!大丈夫かな…って私も誰か探さないと…!」
私の持ち霊の一体、化け狸のぽんぽんをバッジに化けさせてみんなに取り付けておいた。
私の霊の魂は繋がっているため、お互いの視界を共有させる事が出来る。
「あ、ここも当たったの…!?らいらと…ライアー君か」
「お姉ちゃん、相手してよ」
「…キョウコ」
「…………」
数十秒沈黙が続いた
「キョウコ〜!!成長したね!!嬉しいよぉ!」
「私もよ、また会えて嬉しいわ。ただらいらちゃんは大丈夫かしら?」
「私の生徒を舐められても困りますぞ〜?らいらだってやる時はやるの!負けても勝ってもらいらの成長に繋がるし!手出ししちゃいけないよ」
「流石ねお姉ちゃん。じゃ、私たちはのんびりやりましょ!!」
「受けて立つ!!」
「みんな大丈夫なのか…いや、信じよう!!俺は俺のやる事をする!」
「あ…雨宮…!?!?」
「お、鶴井!!ここで会ったからにはやらなきゃだよな!!」
「ヤらなきゃ…!?」
「俺が相手だ!!」
「そんな、大胆な…」
そして、らいらは
「みん…な…ごめん…」
「ヘブンスタニアの奴らはこんなにももろいのか」
「は…?」
「なんだ?何か間違いはあったか?」
「みんな最強だっての…1番強いっての!!」
「ふん、そりゃ楽しみだな」
各々の戦いが今、始まる
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