第20話 実戦開始

「いくらあいついるからって…」


「大丈夫!!盾ちゃんの防御性能は凄いんだから!」


「んまぁそこは否定しないけどさ…」


盾ちゃんって何?みんななんの話をしているんだ…?


「あ、あの、しゅうと君の気持ちが第1優先じゃないでしょうか…?」


「確かに…」


「しゅうと君!やってみない?」


「俺はいいですけど…」


まぁ習うより慣れろか…?


「てかその前に!盾ちゃんってなんですか?」


「あ、そうだ、言ってなかったね!私のヘブンタクティクス!ヘブンスコールって言って、自分の魂に少量の魂をいっぱい蓄える事ができるの!それで悪霊を成仏させた時に出る魂の5分の1を自分の魂に蓄えることでその魂を使役する事が出来るの!」


「それで盾ちゃんってのは盾に籠った悪霊を払った時にGETした盾の幽霊!通称盾ちゃんなの!盾ちゃんは見えない盾を好きな場所に好きな枚数貼れるの!だからいつも実習をする時は盾ちゃんの力を借りてるんだ!」


「なるほど…まぁとりあえずやります!」


「よし!じゃあ今回は3回勝負!2人組に分かられてを2回と最後は私VS君達!!」


「え、まって天木先生ってそんな強いの…?」


「本気出せばまじやばい…出さなくても相当強いぞ!出てくる魂も強いし…ぶっちゃけプロのヘブングライダーの中でもめちゃくちゃ上の方なんだ!」


「すげぇな…結構おっちょこちょいなイメージあったからなぁ」


チーム分けは以下の通りになった

1回戦 俺 姫乃VS龍輝 來良

2回戦 俺 來良VS龍輝 姫乃


「しゅうとは始めてだろうけど手加減はなしだ!」


「りゅうき諸共ぶっとばしてやるんだから!」


「なんで俺も!?」


「しゅうと君よ、よろしく!」


「あ〜まじ不安だけど…やるしかねぇわ!ひめの頑張ろ!」


「それでは位置について〜!」


実戦演習がついにはじまる


「よーいドン!!」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る