第5話 ありがとう
「おーい!雨宮来たぞー逃げろ逃げろー!あいつに近づくと病気移るぞー!」
「うっ...ごめんなさい...」
「ちょっと!修斗の病気はうつんないわ!修斗!あんな奴に近づくのやめよ!あいつらのバカがうつっちゃう!」
「なんだとおい!お前いつもそいつと一緒でお前も同じ病気になってんじゃねーのかー?あははは!」
いじめっ子達は夢香を集中攻撃していた
何も出来ない俺のせいで夢花が攻撃されているのがとても嫌だった
俺はもう夢香に被害がいかないよう友達を辞めるという事まで考えていた
でも夢香のあの一言で俺は救われたんだ
「ごめんね夢香...俺が病気のせいで...」
「何言ってんの!うちら親友でしょ?うちは修斗が嫌だって言っても絶対に守るから、頑張って病気治そ?」
「うん...本当にありがとう...夢香もなんかあったら言ってね?」
「うん!うちらのタッグチームに勝てる奴なんていないんだから!」
あぁ...俺ってだっせぇなぁ
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