第6話 次は俺が

それから高校生になって


「おーい夢香〜帰るぞー...ってあれ?夢香は?」


俺は夢香の友達の飯倉に聞いた


「ごめんね...橘達に連れてかれてって...」


橘とは俺をいじめていた集団のリーダー的存在だ


「まじか...くっそどこだ!」


俺は全力で周りを探した

すると集団の中の1人である川辺が俺の所にやって来て言った


「夢香は校舎の裏にいるぜ〜返して欲しけりゃ早く来いや!」


「くっそ...今行く待ってろ!」


「夢香!おい!お前ら夢香を離せ!」


「お、来たな〜病原体さんよぉ〜ヒーロー登場ってか?おい品川、そいつ渡してやれよ」


「了解〜ほらよ〜」


「夢香!大丈夫か?何もされてないか?」


「...腕掴まれて痛いのとお腹空いた...」


「...無事そうで何よりだお前は先にかえって...うっ...」


「修斗!ちょっとあんたら何してんの!?大丈夫?早く逃げよ!」


俺は後ろからいきなり背中に蹴りをくらった


「大丈夫先に帰っててくれ...ちょっとあいつら許せねぇ」


俺は過去最大に怒っていた


「俺は喧嘩なんて強くねぇしそれこそ病気持ってるけどお前ら1回でも殴んねぇと気が済まねぇ」


「修斗...ダメだよそんな奴ら殴る価値ないし殴ったら修斗が罪被らされて終わり。うちは大丈夫だからもう帰ろ!」


「あぁ悪ぃ...」


俺はまた夢香に助けられたのかいつまでもだっせぇな俺って

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