第2話 あの世

「ここは...どこだ...?」

俺は死んだ後目を覚ますと真っ白な世界に白い寝巻きのような服を着てぽつんと1人立っていた。

「お待ちしておりました雨宮修斗様。こちらへどうぞ。」

「うわっ!お前誰だよ!てかここはどこだ!?俺は死んだんだよ!あ、もしかしてここがあの世か...?」

「流石雨宮様感がいいですね。あなたは1日前、不治の病により他界しこの世界、私達はここをエデンと呼んでおります。エデンに運ばれてきた雨宮様はこれから獄寺エンマ様、雨宮様の世界で言う閻魔大王様に天国と地獄の判別を受けに行きます。」

「申し遅れました、私の名前はレジン・コンダートと申します。レジンとお呼びください。」

「お、おいおい全然状況把握出来ねぇよ...今からエンマ様に天国か地獄かどちらか選ばれて連れてかれて...って思ったより俺らの思ってた通りだな」

「さぁ、早速ですがこちらの扉を通ってエンマ様のいる部屋へ参りましょう。」

「え、えぇ!?もう行くの!?早くない!?俺まだ状況把握してないって...んー仕方ない!考えても埒が明かないしもう行ってやる!」

ガチャッ

俺は扉を開けてエンマ様とやらに話しに行く事になった。





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