第3話

俺の部屋に何かいる...?


まさかな。


そんなことある訳ないだろ。


俺は階段をだらだらと一歩ずつ上がり、

部屋のドアノブに手をかけた。


別に何にもいない。


な、そうだろ...?


部屋を開けると、俺は、

マジか...!?と思った、


「え、何これ...?」


「おかしくね!?」


「てか、これ、俺の部屋か!?」


机の上はおかしなことが起きてた。


更に更に、


ドアを閉めて、

すぐ横を見ると、ベッドの下に隠してた大事な本が、てか、俺にとっては宝物クラスの雑誌が白いビニール紐で十文字に束ねられていた。


待て待て待て!


やりたくもない家の草むしりとか親の買い物の手伝いをして、おつりはあげるよとかそんなこと言われて、まぁ、貧乏な家庭に生まれてしまった俺は、ほかの金持ちな家の奴らと違って

何をするでもなく、ほいほいとお小遣いをもらえるやつとは一線を画してるからして、な。


少額なお金をコツコツと貯めて、

コンビニで買ったり、あとはまぁ、

心優しき、俺の親友のユーマとかが、

「見飽きたから、おまえにやる!!」


と言って恵んでくれた

大事な本が、なんか知らんが綺麗にまとめられていた。


明日は資源ゴミの日、、、!


もしかして、母さんのやつ、

捨てるつもりじゃ...!!




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