ありのまま、本音で生きることは醜い。いや、醜く“見える”。そういう醜さを直視せず、認めず、当たり障りのない綺麗さで取り繕って生きていく、集団としての人間へのアンチテーゼ。綺麗な眼をした、いたみ。その、芯の部分の美しさが私は好きだ。