第117話 人生と言う道
人生『オギャー!』と泣いた時から既に始まっている。
この時点で、勝ち組や負け組が決定してしまっているが、今回はその部分には触れない。
順調良く行けば、幼稚園や小学校で友達ができ、楽しい学校生活を楽しみながら、思春期には恋人も出来て、更なる楽しい学校生活をしながら、大人に成長していく……
けど……これは、全てが順調に言った場合で有る。
これを幸せルートと名付けよう。
絶不調な人生を歩む羽目に成ると、子ども時代に友達には恵まれず、運が悪いと苛めを受けて、容姿の関係で恋人も作れず・出来ず、頭脳で挽回しようとも、頭脳が優秀では無いので、学校の成績も中の下以下と言う、悲惨な学校生活をしながら大人に成って行く羽目に成る!?
これをダメダメルートと名付ける。
幸せルートやダメダメルートでも、余程のことが無い限り、道が途中で途絶えることは無い。
幸せルートはそのまま最後まで順調行ければ、悔いを感じること無く、人生の最後を迎えられるだろう……
ダメダメルートは……詰まらない人生で終わりを迎えるぐらいなら、早めに見切りを付けたがる人も居る!?
希望の職種に就けず、結婚も出来たは良いが、外れを引いてしまったり、結婚の
時々、神様の悪戯でダメダメルートがマシに成ったり、有り得ない転機が訪れる事が有るが、それは本当に神様の悪戯だと私は思う……
私の人生は、言うに及ばすの後者のルートで有る。
ダメダメルートを、苦虫を噛み潰しながら進んでいる……
健康なのが不幸中の幸いだ。これで大病でも患っていたら、ダメダメルートどころでは無く、人生終了ルートで有る!?
こんな道を進みたくは無いが、この道に交差点が一向に現れない!!
果てしなく……一本道が続いている。
こんな人生と言う道でも、転機と言う交差点が有れば、まだ別のルートに向かえるかも知れないのに……
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