第11話これまでの話 & 霊能と神々の想い
これまでの、お話を俺シヴァから
少し。
俺は、ひかりって言う女性の今生、
つまり、生まれた時から、ずっと、、
いや、正確には生まれるよりも、遥か昔、過去世でも、こちらのご霊界からの繋がりで、彼女の側にいる神なんだ。
シヴァと言っても、元々のヒンズー教のシヴァ神は俺の国に居て、父親にあたる。
そんな俺はひかりの側で彼女を守るよう、中筒男命に命じられている。
今生、ひかりは人生の途中から、霊能を開いたのだが、、、
初めは、怖がり、ヒィ~っ!! とか
言っていたが、俺が、
お化けじゃない。と説明し、納得した。
俺の姿、声だけ視え、聴こえるように、上から、中筒男命が、
ひかりの霊能をコントロールしている。
上には、中筒男命の他にも沢山の
神々がおり、人生の途中、途中で、
ひかりの生きる方向などが話し合
われている。
この神仏の話し合いは、ひかりに限った事ではなく、どんな人にも行われている。
詳しくは、これまでの話を読んでもらえたらと思う。
では、続きをどうぞ。。。
底筒「ひかりはシヴァに少し
慣れてきたね。
怖がらなくなったし。」
中筒「そうであるな。。
まだ、シヴァしか関わらせて
おらぬゆえ。。。」
中筒(そうなのだ。。
ひかりの霊能をコントロールし、
今はまだ、シヴァしか視えぬよう
しておるゆえ。。
これから、能力をもう少し
開かねば、何も始まらぬ。。。 )
ひかり「ねぇ、シヴァ神様。。
《シヴァ神様》って言い
にくいから、《シヴァ様》
って呼んでもいい?」
シヴァ「別に構わないが。。」
ひかりは仕事の途中でも、独りになると、俺に話かけてくるまでになった。
ひかりは保育士を仕事としており、
主に小さい子供、赤ちゃんだったりと
世話をしていた。
中筒「シヴァ、そろそろ、霊能を
もう少し、開こうと思う
のだが。。。どうだ?」
シヴァ「お不動様にも相談して
みよう。。」
お不動様「良いかと。。。
その前にシヴァ、
予め、ひかりについて、
説明をしたほうがいい。」
シヴァ「わかった。。。」
俺はひかりに、説明する事に。
ひかりは、落ち着いて聞いてくれた。
シヴァ「ひかり、前に、なんで
俺の事だけ視え、話せる
のかって尋ねたよな。」
ひかり「そうなんよ、
なんで?、、、
シヴァ様だけなの?」
シヴァ「ちゃんと話すから、聞いて
ほしい。」
ひかり「うん。。。」
シヴァ「ひかりは、巫女だと俺、
言ったよな。
巫女はな、神々の声を聴く
その、ひかりの神々は、
俺だけではないんだ。」
ひかり「どういう事?」
シヴァ「ひかりはな、《中筒男命》
って言う、神に育てて
もらってて、
その神がひかりの霊能を
コントロールしているんだ
そして、
その他に沢山の神々が
ひかりにはついている。
一番近い所で、俺と
不動明王様がついている
んだ。」
ひかりは、真剣な表情だ。
ひかり「その、、、なんだっけ?
なん、、とかの、、?ん?」
シヴァ「なかつつのみこと。」
ひかり「難しくて、言いにくいわ。
その、中筒様が、シヴァ様
だけ視えるようにしてくれ
ているの?」
シヴァ「そうた。その中筒様が、
ひかりの
その能力をもう少し、
開きたいとな。
言っているんだ。」
ひかり「うん。。。
私、何かするんでしょ。」
俺も、中筒達も息をのむ。。
なぜ、わかるんだ?
ひかり「だって、巫女なんでしょ、
神様のお遣いするの位
理解できる。
だって、お婆ちゃんを
見てきたんだもん。。
お婆ちゃんだって、
きっと、神様からの
お仕事しているんでしょ。」
上の神々は、
ひかりの、巫女としての血を改めて
感じた。
そして、俺も、お不動様も。。。
そうして、ひかりの巫女としての
神々からのお遣いが始まるのだ。。。
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