第59話 死神の鎌と聖剣と魔剣

『さぁ!殺し合いの始まりだ!』


クレハ、さっき大量に人を殺したよな?


──そうだな──


その分だけ気力やるから鎌で瞬殺だ!


──そんじゃ頂きますかね──


そう言った瞬間に体から何かが抜けるのを感じる。


『デスサイズ....』


俺はクレハを鎌に変化させる


よし、大丈夫だ自我はある。


『本性を出したな死神!』


『本性もクソもねぇよ。

んじゃ1発で死にたくないなら避けるなり耐えたり頑張れよ?勇者さん?w』


俺は煽りを含めて神室に宣言する


『俺はお前を倒して王女を手に入れるんだよ!邪魔するんじゃねぇ、無能!!』


──蹂躙しろ。見せつけろ力の差を。そして絶望を与えろ!──


お前が堕ちてどうすんだよアホが


──すまん、お前の気力が美味すぎて闇に入ってた──


何だよ闇って!と思ったが今は戦闘だ。


『我が名は神に選ばれs...』


『それウザイんだよ!!』


俺は神室の言葉を遮り仕掛ける


神喰いの鎌デスサイズ!!!!!!』


──何だよその技名?w──


は?思いつきだよ!カッコよくね?!


──まぁ事実だし別いいけどな───


俺が狙うのは神室の首、ではなく胴。


取ったッ!!!!!!












バアアアアアアアアアア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ン!!!!!!!






は?!何が起きた?!


『死神よ、お主が強いのは分かった。

だが私は現場の判断によりここは撤退するよ

国も勇者がいなくなると魔王攻略も大変なんだよ、そして私は君の評価を間違えてたようだ』


『なんですか?ゼクスさん?!』


ゼクスさんが大剣で俺の鎌を受け止めた?!

絶剣か?!


──魔剣か...しかも黒の───


魔剣?!つかなんだよ黒って!!

俺は驚きを隠して平然とした口調で話す。


『君は私と一騎をやった時は殺しを知らない強い人間だと思っていた。私は言ったろう?

強き者を尊敬するが、弱き者は嫌いだ。とね』


『それが?』


『君は ”殺し”を知って、どうするべきか考えれる力を持った。それは余り脅威でないように思え、敵に回すととても脅威になることだ。』


何が言いたいんだ?ゼクスさんは....


『要するにだ、今ここで戦っても無駄に戦力を削られるだけ。君1人で大隊1個を滅ぼせる力がある事が分かっただけ収穫はありだな』


『ゼクスさん!!コイツは俺が殺します!

邪魔しないでください!倒さないと撤退はしません!!』


神室が騒ぎだした。


『蓮殿、貴殿の眼は節穴か??

私が止めに入らなかったら死んでいたのは蓮殿の方だぞ?勇者だからといって勝てると思ったのか?今は無理だぞ。』


『なっ?!!!!』


『じゃ、停戦するって事でいいんですね?』


『あぁ、でも停戦は王が許さないだろう。

そのうち軍を率いて襲ってくるかもしれない

その時は容赦はせんぞ?』


『冗談じゃない、そんときは目的地の帝国にでも逃げ込みますよ...』


『そうか、帝国に行くのなら君は優遇されるだろうな...』


その言葉の意味は分からなかったが俺はユキと一緒にその場を離れた。




<あとがき>

プロセカのイベランキツイので1万位に入りたい....

検定頑張る....


お久しぶりです!ナツです

新作の目処が立ってきました!

多分2月頃には投稿したいと思います!

それでは失礼します!

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